PCエンジンHuカードで発売された、懐かしのRPGについて紹介しています。
PCエンジン好きだった方は、是非見ていって下さい。
PCエンジンHuカードRPG特集 その1
ネクロマンサー
1988/1/22
ハドソン
PCエンジン初のコマンド選択式RPG。
リアルでグロい敵キャラ、血が噴き出る演出などには驚きましたが・・・・、
レベルが中々上がらない、敵が急激に強くなる武器の依存度が高いなど、
当時のRPGでよくありがちな内容で、ゲームバランスはお世辞にも良いとは言えません。
また、一緒に冒険する仲間の選択も非常に重要で、適当に選んで後悔した人も多かったはず。
難易度の高さや、長すぎるパスワードも相まって、途中で断念する子も多かったですね。
クソゲーとまではいかないまでも、今からやるにはかなりの忍耐力が必要。
今から遊ぶなら、どこでもセーブがある「PCエンジンミニ」がオススメです。
「夜一人では遊ばないでください」などの、怖すぎるCMも当時は話題でした。
ダンジョンエクスプローラー
1989/3/4
ハドソン
マルチタップ使用で、最大5人で遊べることが話題だったアクションRPG。
異なる種族を選び、最深部にいるボスを倒すとダンジョンクリアとなります。
自分で育てたキャラクターを持ち寄ることも可能で、協力プレイが盛り上がるゲーム。
特に友達と遊ぶと盛り上がったでしょう。
あまり知られていないかもしれませんが開発は、あの女神転生やペルソナでお馴染みのアトラス。
本作もPCエンジンミニに収録されています。
死霊戦線 WAR OF THE DEAD
1989/3/24
ビクター産業
現代劇のホラー系RPGで、元はMSXで発売された作品。
移動はトップビュー、戦闘はサイドビューで行います。
主人公が女性のRPGというのは、当時としては珍しかったですね。
ストーリーが進むにつれ、徐々に異変の謎が解き明かされていくシナリオは定評がありますが、
再開のためのパスワードが長すぎるのが難点。
7、また、文字も分かりづらく見づらくて記入ミスが続出。
当時は途中で断念する子も多かったそうですね。
凄ノ王伝説
1989/4/27
ハドソン
永井豪氏の原作漫画を題材としたRPG。
連載されていた漫画のその後が描かれています。
敵の姿が見えているエンカウント方式で、敵との距離が重要な戦闘など他のRPGとは少し異なる設定が特徴。
永井氏の独特の世界観がゲームでもしっかり味わえますが、
原作を知らないと、ちょっと分かりにくいかもしれませんね。
ダブルダンジョン
1989/9/29
メサイア
2人同時プレイ可能な3DダンジョンRPG。
画面を左右に分割し、同じダンジョンを二人で探索するという珍しい設定。
しかし、ゲーム自体はかなり単調で、RPGというよりは迷路ゲームといった印象。
2人で遊ぶと、それなりに盛り上がりそうです。
ニュートピア
1989/11/17
ハドソン
ゼルダの伝説によく似たシステムのアクションRPG。
アイテムを揃えて悪魔から姫を救い出すという、内容もそっくりです。
実際に開発者も、ゼルダの大ファンだったとか。
確かに見た目はゼルダソックリですが、こちらも面白いゲームです。
分かりやすい設定で操作性もよく、それなりに高評価を得た作品。
現在はPCエンジンミニでも復刻しています。
弁慶外伝
1989/12/22
サンソフト
本宮ひろ志氏がキャラデザインした、鎌倉初期が舞台のコマンド選択型RPG
和風世界観が特徴で、パーティーは最大4人まで組むことができます。
分かりやすい設定で、後に続編がスーファミで発売されました。
知名度はあまり高くはないかもしれませんが、一部では評価の高い作品。
桃太郎伝説ターボ
1990/7/20
ハドソン
ファミコン版、桃太郎伝説の移植作品。
いくつかの要素を変更し、より遊びやすくリメイクされています。
オーソドックスなコマンド選択式で、システムもとても分かりやすく作られています。
ドラクエのようにとても分かりやすい設定で、多くのファンを生んだ名作。
後の名作、桃太郎伝説Ⅱをやる前にも、是非ともプレイしてもらいたい作品。
ネクロスの要塞
1990/4/20
アスク講談社
当時、ロッテから発売されていた食玩が元ネタのRPG。
アニメーションを多用した迫力ある戦闘シーンなどの演出は、
当時としては、かなりハイクオリティ。
その分、モンスターの種類は少なく、色違いなどが多いですが、
当時の容量としては、仕方がありませんね。
ゲーム雑誌などでも高評価を得たのもうなずける名作。
ネクロスの要塞チョコボールみたいなお菓子も、当時は大好きでした。
シンドバッド 地底の大魔宮
1990/6/2
I.G.S
中世のアラビアが舞台のコマンド選択式RPG。
パーティーは一括してレベルが上がっていく、ちょっと変わった設定。
しかし、この時期のRPGとしては、グラフィックがちょっと古臭いのが気になるところ。
レベル上げが辛く、敵とのエンカウントも多く、昔風の忍耐力が伴うRPGですね。