今回はセガサターンで発売された、
サタコレゲーム
について紹介していきます。
サタコレとは「サターンコレクション」の略で、過去に人気があったセガサターンゲームを激安価格で再販した、いわゆる廉価版ソフトになります。
例えばバーチャファイター2は、1995年12月1日に定価6800円で発売されましたが、2年後の1997年4月25日にサタコレ版として半額以下の2800円で再販されています。
特に売れたセガソフトは、たいてい数年後サタコレ版が発売されていましたね。
一説によると、プレステのPlayStation the Bestに対抗して出来たとも言われています。
元々人気のあるゲームしかサタコレでは発売されないので、サタコレゲームはハズレがありませんでした。
お金のない子供の頃、サタコレにはずいぶんお世話になったと言う人も多いはず。
今回は、そんなハズレ無しのサタコレゲームについて紹介していきます。
サタコレ好きの方は、是非みていってください。
ハズレ無し!セガサターンソフト サタコレゲーム特集その1
バーチャファイター2
1997/4/25
セガ
130万本も売れた言わずと知れた、大ヒットポリゴン格ゲーの2作目。
サターンなどの第5世代機になるとアーケードからの移植度も高く、ほぼゲーセンと同じように遊べます。
これがやりたくてサターンを買った人も多かったはず。
サタコレで再販されるのも納得の名作。
ドラゴンフォース
1997/4/25
セガ
こちらも知る人ぞ知る、セガサターンの名作シミュレーションゲーム。
最大100vs100の戦闘シーンは圧巻です。
そこまで複雑な設定は無く、内政などもだいぶ簡略化されています。
三国志や信長の野望などと比べるとかなり分かりやすく、シミュレーションゲームを普段あまりやらない人でも遊びやすいはず。
一度クリアした後でも何度も遊べるのが、シミュレーションゲームのいいところですよね。
DX人生ゲーム
1997/4/25
タカラ
ボードゲームの定番、人生ゲームのセガサターンソフト。
スーファミで発売された「スーパー人生ゲームⅢ」の続編でもあります。
基本的にはボードゲームと同じ設定で、最大4人プレイが可能。
みんなで遊ぶと盛り上がる作品でしたが、そこまでヒットしたという印象は無く、本作もサタコレが発売されていたとは知りませんでした。
ばくばくアニマル
1997/4/25
セガ
アーケードから移植された落ち物パズルゲーム。
動物たちと、その好きな食べ物を合わせることでブロックを消すことが出来ます。
連鎖などもあり、ぷよぷよ的な落ち物パズルゲームが好きな方にはオススメです。
レイヤーセクション
1997/4/25
タイトー
当時ゲーセンで人気だった、タイトーの縦シューティングレイフォースの移植版。
セガサターン版は、なぜかタイトルが変更されています。
当時としては珍しい縦画面モードも付いており、16:9のワイドテレビを90°回転させることで、ゲーセンのような縦画面で遊ぶ事が可能。
また、二人同時プレイも可能で、移植度もかなり高い作品。
BGMの評価もかなり高いですね。
アルバートオデッセイ外伝~LEGEND OF ELDEAN~
1997/6/20
サンソフト
ハーピーに救われた主人公が、両親を救うために戦うRPG作品。
キャラクターボイスなどは、当時としてはまだ珍しかったですね~。
スーファミ版は、シミュレーションRPG風でしたが、今作は一般的なRPGシステムとなっています。
オーソドックスな王道的RPGなので、万人受けしやすい内容ですね。
ナイツ
1997/6/20
セガ
こちらも当時大ヒットした、ソニックチームのアクションゲーム。
幻想的な世界観や軽快で爽快なシステムは、さすがソニックチーム。
各ステージのギミックも豊富で、今遊んでも普通に楽しい名作。
サタコレで再販されるのも納得。
クリスマスナイツなども話題でした。
switchなどでリメイクしても良さそうなものですが、中々リメイクされませんね。
ぷよぷよ通
1997/6/20
コンパイル
ご存じ、大人気落ち物パズルゲームの2作目。
今では当たり前の「相殺システム」が採用されたのも今作から。
様々なゲーム機に移植されるだけあって、やっぱ面白いですよね。
シリーズで最もよく遊んだのが本作と言う人も多いはず。
真・女神転生デビルサマナー
1997/6/20
アトラス
女神転生の外伝的な作品、デビルサマナーシリーズ第1作目。
悪魔を仲間にするのは本家同様ですが、忠誠度などがあるのが特徴的。
新要素も色々追加され、本家とはまた一味違った面白さがあります。
相変わらず荒廃した終末的な暗い世界観ですが、好きな人はどっぷりハマる作品でした。
セガラリー・チャンピオンシップ・プラス
1997/6/20
セガ
人気レースゲームに通信対戦機能が追加された作品。
当時としては画期的だった電話回線を使った通信対戦や、アナログスティックのマルチコントローラーにも対応。
ただし、当時の通信回線はまだまだ発展途上、
しかも、接続中は電話代が発生するので、一般家庭にはまだまだ馴染みが薄かったですね。