今回は、スーパーファミコンで発売された
名作アクションRPG
について紹介していきます。
RPGと一言で言っても、ドラクエやFFなどのテキストタイプもRPGから、
ファイアーエムブレムなどのシミュレーションRPGなど色々ありますよね。
その中から今回は、アクション要素が強いRPGの紹介です。
いくつかの作品が頭に思い浮かんだ方も多いでしょう。
スーファミの名作アクションRPGに興味のある方は、是非見ていってください。
また、この他にも、こっちもオススメ!というコメントもお待ちしております。
スーファミソフト名作アクションRPG特集
アクトレイザー
1990/12/16
エニックス
スーファミ初期に発売された、エニックスのアクションRPG。
プレイヤーは神となって地上の魔物を倒し、人々を救っていく内容。
本作には、横クロールアクションで魔物を討伐するアクションステージと、
人々を導き繁栄させていくシミュレーションゲームのような、クリエイティブステージがあります。
そして、人口が増えることで主人公のレベルが上がっていきます。
クリエイティブステージは、わりとのんびりと進んでいきますが、
アクションステージの難易度が高く、クリアには相当苦労しましたね~。
個人的にはアクションステージよりも、クリエイティブモードの方が好きでした。
そして、音楽の評価が非常に高いことでも有名で、
本作の音楽担当は、あの古代祐三氏。
後にアクトレイザー2も発売されますが、こちらは元々は海外向けに作られた作品で、
クリエイティブステージが無くなり、シンプルなアクションゲームとなっています。
2の難易度は1よりも更に高く、正直あまり評判が良くなった記憶があります。
そもそも、2なんてあったの?という方も多いでしょう。
国内ではあまり宣伝していなかったようで、知名度もかなり低いですね。
アクトレイザー1はスーファミ初期作品という事もあり40万本売り上げましたが、
2の売り上げは、欧州は4万本、北米では10万本売れましたが、
残念ながら国内では4万本しか売れなかったそうです。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
1991/11/21
任天堂
もはや説明不要のスーファミ版ゼルダの伝説。
後のシリーズにも大きな影響を与えた作品で、国内だけでなく海外でも大人気。
ダンジョンを攻略しアイテムを取って、少しずつ進める範囲が広がるのは
ドキドキワクワクしたものです。
最初は難しくも感じますが、やって行くうちに少しずつ上達していき、
ボスなども最初はどうやって倒すか分かりませんが、
弱点が分かった途端、テンションが上がりますよね。
力によるのゴリ押しだけで進めないなど、難易度も絶妙。
当時から大好きだった作品で、switchやスーファミミニで復刻する度にクリアしてきました。
個人的にも、これまで何度クリアしたか分からないくらいやり込んだものです。
現在はswitchのスーファミなどでも配信されていますので、
未プレイの方には、是非一度プレイしてもらいたいですね。
ソウルブレイダー
1992/1/31
エニックス
こちらも知る人ぞ知る!名作アクションRPG。
クインテットが開発し、エニックスから発売されています。
奪われた生物たちの魂を解放するために戦う内容で、
敵を倒していくことで村人や動物たちを、あるべき姿に戻していきます。
剣と魔法で戦うシンプルな内容で、非常に分かりやすいシステム。
当時、全く知らないタイトルでしたが、中古ショップで安く売っていたので、
あまり期待せず、ちょっと暇つぶし程度で購入したら、
これがメチャ面白くて、すぐハマったことを覚えています。
雑誌の紹介やCMなども見たこともなく、
恐らく当時の知名度は、そこまで高くはなかったはず。
しかし、やればハマる良作品。
ところどころで使われているアクトレイザーの効果音が、ちょっと気になるところですが。
アクトレイザーやゼルダと比べると、知名度は低いかもしれませんが、
本作も、かなり面白いアクションRPGでした。
初代熱血硬派くにおくん
1992/8/7
テクノスジャパン
テクノスジャパンの人気シリーズ、くにおくんのスーファミ版。
ファミコンなどでは2頭身の可愛らしいキャラでしたが、
本作は、初代を彷彿とさせるシュッとしたキャラとなっています。
今回は、大阪に修学旅行にやってきたくにおたち一行。
そこで、いきなり地元ヤンキーたちに襲われるところから始まります。
ヤンキーからおねーちゃん、阪神ファンのおっちゃんまで、
あらゆる人たちから喧嘩を売られます。
子供ながらに、大阪こえーΣ(゚Д゚)!!っと思ったものです。
しかし、向かってくる相手には容赦のないくにお、
相手が女だろうがオッサンだろうが、容赦ないのが笑えます。
今の時代だったら、きっとクレームが来るでしょうw
ベルトアクションとしても有名なシリーズですが、
本作はコンシューマー版という事もあり、やり応えのあるアクションRPGとなっています。
レベルが上がる事で様々な技を覚えていきますし、装備品もあります。
じっくりレベルアップして着実に進めて行く内容。
当時は、ろくでなしBLUESをイメージしながら遊んだものです。
他機種ではこれまで移植されませんでしたが、
2025年4月24日に発売される
テクノス ザ・ワールド
に収録されます。
これは欲しいですね!
聖剣伝説2
1993/8/6
スクウェア
ゲームボーイで人気だった聖剣伝説のスーファミ版。
海外でも大人気だったようで、外国のフォロワーさんも
当時ハマって遊んだ!という方が多いです。
スーファミ版は2となっており、1が意外と知られていないようですが、
実は本シリーズは、ゲームボーイから始まっています。
ゲームボーイ版には、サブタイトルとして
「ファイナルファンタジー外伝」と付いていましたが、
本作からは、FFシリーズとは独立した世界観となっています。
当時のスクウェアはFF的なテキストRPGが多かったので
アクションRPGは珍しかったですね。
キャラクターも可愛く、アクションも良好で当時から人気だったことをよく覚えています。
スーファミ世代は、ハマって遊んだ人も多いでしょう。
リングコマンドなども、遊びやすかったですね。
こちらも現在は、
聖剣伝説2 SECRET of MANA
として、PS4やSTEAMなどでリメイクされています。
ガイア幻想紀
1993/11/27
エニックス
こちらもクインテットが開発し、エニックスから発売されたアクションRPG。
ちなみにwikiによると、
北米版はIllusion of Gaia
EU版は、Illusion of Time
と、地域によってタイトルは違うようです。
バベルの塔の探検中に行方不明になった父と、その探検隊の唯一の生き残りが主人公。
ある日、国王から呼び出しの手紙を受け取ったところから物語はスタートします。
主人公は、二つの形態に変身することが出来、
それぞれの特殊能力を活用し、ダンジョンの謎を解いて行きます。
システムも分かりやすく操作性も良いですが、
特にストーリーの評価が高い作品でもあります。
初めてでも遊びやすい分かりやすい内容。
しかし、他機種では移植も復刻もされておらず、
スーファミ版しかないのが辛いとこですね。
ブレインロード
1994/1/28
エニックス
こちらもエニックスから発売されたアクションRPGで、開発はプロデュース!
主人公は、ドラゴンに乗って戦う龍の戦士の末裔。
行方不明になった父を探す旅に出ている途中、
街でドラゴンの噂を耳にしたところから物語は始まります。
剣とジャンプ、妖精の力を借りてダンジョンなどを攻略しますが、
特にダンジョンの仕掛けや謎解きは、パズル要素がかなり強いです。
好みは分かれそうですが、こちらも非常に評価の高い作品。
ファミ通クロスレビューでは、シルバー殿堂入りとなっています。
ファンからは、
『エルナード』
『ブレインロード』
『ミスティックアーク』
をアーク三部作と呼ばれています。
ブランディッシュ
1994/6/25
光栄
PCから移植されたアクションRPG。
開発はイースなどでお馴染みの日本ファルコムで、スーファミ版は光栄から発売。
巨大なダンジョンの謎を解きながら脱出する内容で、
前後左右の方向転換しながら、怪しい壁などをチェックし進んでいきます。
時間がリアルタイムに流れており、隙を見せるとモンスターに襲われるなど
リアルなシステムが本作最大の特徴。
最初はちょっと戸惑いますが、慣れると楽しくなってきます。
スーファミ以外でも、PCエンジンやPSPにも移植。
好みは分かれるかもしれませんが一部では当時から評価も高く、続編も発売されています。
天地創造
1995/10/20
エニックス
聖書の「創世記」に当たる記述、天地創造を題材としたアクションRPG。
キャラクターデザインは、
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」
などでもお馴染みの漫画家、藤原カムイ氏。
開かずの扉の最奥に封印された箱を開けたことにより、主人公の数奇な運命が始まります。
スーファミ後期作品だけに、さすがにアクションも豊富で完成度も高いです。
しかし、95年と言えばドラクエⅥやクロノトリガーなどの大作が発売された年。
当時は、そこまで注目された印象はありませんでした。
ですが、雑誌などの評価は高く、ファミ通「クロスレビュー」では
シルバー殿堂入りを獲得しています。
本作とソウルブレイダー、ガイア幻想紀を合わせてソウル三部作と呼ばれています。
当時は同じシリーズとは知りませんでしたね~。
不思議のダンジョン2 風来のシレン
1995/12/1
チュンソフト
何度でも遊べることでもお馴染み、ローグライクのダンジョン探索RPG。
入るたびに変わるダンジョンの地形、再スタートするごとにレベル1に戻る仕組みなど、
最初はちょっと戸惑いますが、システムを理解してくると途端に面白くなりますよね!
何回でも飽きずに遊べるので、かなり長い期間遊んでいた記憶があります。
ダンジョンの奥深くでアイテムをそこをつき、戻ろうかどうか迷っている時に、
運悪くモンスター部屋に入った時はビビったものです。
ゲームも人生も、欲張るとロクなことがありません( ノД`)シクシク…
前作のトルネコの大冒険も好きでしたが、
個人的にはこちらの方がハマって遊んだものです。
アクションRPGと呼んでいいのか分かりませんが、
個人的に大好きな作品なので入れておきました。