今回は、あまり復刻やリメイクもされず、他ゲーム機にも移植もされていない、
今となっては希少な、セガサターンの名作ゲーム10選について紹介していきます。
希少と言っても、中古価格が高騰しているプレミアソフトというわけではなく、
他のゲーム機への移植や、リメイク、復刻などが少ない、
主にセガサターンやプレステなど、当時のゲーム機でしか遊べないゲームについての紹介です。
もちろん、中には中古が超高いプレミアソフトもありますが、意外と今でも安く買えるソフトもあります。
今後も復刻は厳しそうな作品も多く、欲しい方は今のうち手に入れておいた方がいいかもしれませんね。
セガサターンの希少な名作ゲーム集、気になる方は是非見ていってください。
今となっては希少なセガサターン名作ソフト
魔法騎士レイアース
1995/8/25
セガ
当時人気だった、同名アニメを題材としたアクションRPG。
セガサターンのRPGを強化する、ロープレ王国の1本。
わりとセガサターン初期の頃に発売された作品なので、遊んだことがある人も多いはず。
ストーリーは原作第一部を基に、オリジナルの解釈で再構成した内容となっています。
ムービーなどもアニメスタッフによって新たに描き起こされたりなど、ファンにはたまらないでしょう。
また、アニメゲームのわりにはRPGとしても普通によく出来ており、そこはさすがセガ。
また、難易度もわりと低めなので、誰でもクリアしやすいようにも配慮されています。
面白い作品でしたが、その後、続編が出ることもありませんでした。
本作はセガサターンでしか遊べず、今となってはかなり希少ですね。
わりと本数は売れたようで、今でも中古価格はわりと安め。
欲しい方は、今のうち手に入れておいた方がいいかも。
アストラスーパースターズ
1998/8/6
サンソフト
アーケードから移植された、サンソフトの対戦格闘ゲーム。
キャラは全員浮遊状態で戦うのが大きな特徴。
その為、公称も「空中対戦ボコスカアクション」。
左右だけでなく上下の動きや攻撃もあり、他の格ゲーとは違った楽しさがあります。
当時は複雑なコマンド入力の技も増えてきており、格ゲー初心者は中々技が出せないこともありましたが、
本作は簡単操作で必殺技も出せますし、適当にボタンを押していてもコンボが繋がったりします。
わりと格ゲー初心者でも楽しめる内容。
しかし、その分、ガチ格ゲーマーにはイマイチだったようで、ゲーセンでの人気も芳しくなかったみたいですね。
当時はだいぶ格ゲー人気も落ち着いてきたころで、
もうゲーセンではガチの格ゲーマーしか遊んでいない印象でした。
なので、今更ライト層向けに格ゲー出しても、そりゃ厳しいでしょう^^;
これがあと3年ほど早ければ、変っていたかもしれませんね。
残念ながら本作の移植はセガサターンのみで、他では移植されていません。
しかし、当時は微妙でしたが、今遊ぶとけっこう楽しいです。
ポリスノーツ
1996/9/13
コナミ
後にメタルギアソリッドなどでお馴染みとなる、小島秀夫氏のSFハードボイルドアドベンチャーゲーム
21世紀のスペースコロニーを舞台に繰り広げられる、映画のような凝ったストーリー。
先の展開が気になる脚本、真相に近づいてきたときの緊張感など、気づいたら世界観にどっぷりハマっています。
ストーリーが抜群に面白いのはもちろんですが、ゲーム内容も
射撃や間違い探し、爆弾解体など色々あり、飽きずに楽しめます。
また、男子には嬉しいちょっとしたご褒美シーンもあるのも、さすが分かってらっしゃる( *´艸`)
ちなみに、射撃シーンでは、バーチャガンにも対応しています。
小島監督の作品が好きな方は、今遊んでも十分に楽しめるはず。
名作ですが本作は、3DO、プレステ、セガサターンでしか発売されていないのが残念。
現行機で再販されたら、また最初から遊びたいですね。
実況おしゃべりパロディウス
1996/12/13
コナミ
コナミの人気シューティングシリーズ、パロディウスの実況版。
本作は、スーファミで発売された内容を更にパワーアップ。
実況は、スーファミ版から引き続き、名優、八奈見乗児氏が担当。
八奈見氏の実況が、時にウザく、時にやかましくもあり面白かったですね。
また、1Pがボヤッキーの八奈見氏、2Pがドロンジョ様の小原乃梨子氏
というのも、ヤッターマン世代にはたまらないでしょう。
パロディウスシリーズは今でも人気があるのですが中々復刻されず、
まして実況版は今となってはかなり希少な作品ですよね。
パロディウスコレクションとかで、シリーズまとめて復刻されるのを願っているのですが・・・・。
聞くところによると、BGMの著作権が問題みたいですね。
多少音楽を変更してもいいので、復刻してもらいたいものです。
バーニングレンジャー
1998/2/26
セガ
ソニックチームが開発した、3Dアクションゲーム。
プロデューサーも、ソニックでお馴染みの中裕司氏。
火災現場で人命救助や怪物退治が、今作の大きな目的。
1周目では救助できない人もいる為、全て救うには周回が必要ですが、
2周目以降はマップが変る為、飽きにくい内容となっています。
セガサターン後期作品の為、知名度はあまり高くはないかもしれませんが
知る人ぞ知る良作品。
しかし、この後シリーズが続くこともなく、
また、移植や復刻もしておらず、未だにセガサターンでしか遊べないのが残念。
本作も、今となってはかなり希少なゲームと言えるでしょう。
ドラゴンフォース
1996/3/29
セガ
こちらも後にサタコレでも発売される、セガの人気シミュレーションゲーム。
8つの国から1つを選び、大陸を統一するのが目的。
最大100vs100の戦闘が圧巻で、当時のシミュレーションゲームとしては壮大なスケールで戦うことが可能。
また、内政なども必要最低限に簡略化されているので、シミュレーションゲームが苦手な人でも遊びやすいはず。
本作も個人的には大好きな作品ですが、これまで移植や復刻もされず。
今でもセガサターンでしか遊べないのが残念ですね。
スナッチャー
1996/3/29
コナミ
こちらも小島秀夫氏脚本でお馴染みの、サイバーパンクアドベンチャーゲーム。
元々はPC、MSX2用ソフトとして発売されましたが、
その後、PCエンジンやセガサターン、プレステで発売。
ちなみに、北米ではメガCDでも発売されています。
プレステやセガサターン版は、基本的にはPCエンジンCD-ROM2版と同じですが、
CGムービーの追加やグラフィックのリメイクなど、当時の次世代機に合わせてリニューアルされています。
こちらも非常に面白いので、小島監督作品が好きな方には是非一度プレイしてもらいたいです。
セガサターンやプレステ版は、今となってはけっこう希少ですが
PCエンジンCD-ROM2版は、最近ではPCエンジンミニでも復刻し遊びやすくなっています。
天外魔境 第四の黙示録
1997/1/14
ハドソン
ハドソンの人気RPGシリーズのセガサターン版。
天外魔境シリーズとしては第8作目になります。
セガサターン独占、そしてシリーズ最後のナンバリング作。
超豪華な声優陣やアニメ演出など、90年代らしい内容。
今作は和風ではなく洋風の世界観でこれまでのシリーズとは、一味違います。
シリーズ作品としては珍しい設定でしたが、それが逆に賛否分かれる結果となったかもしれませんね。
後にPSPに移植されますが、携帯ゲームの小さいゲームではなく
テレビの大きな画面でプレイしたい!というおっさんはきっと私だけではないはず。
セガサターンで遊べばいいだろ!という声も聞こえてきますが、
メモリーカードの容量が少なかったり、CDの読み込み不良が発生したり、途中でフリーズしたりと、
この頃のCD媒体のゲーム機は、不具合も多いので現行機でも復刻してもらいたいですね。
特にRPGは、どこでもセーブ機能を付けて、復刻してもらいたいものです。
シャイニングフォースⅢ
1997/12/11
セガ
セガの人気シミュレーションRPGシリーズ第3弾。
シナリオ1~3の全3部作発売されており、やりごたえもあります。
3Dマップのグラフィックや、後のストーリーにも影響を与えるシンクロニシティなど、
面白い新機能も色々追加されています。
本作も非常に評価の高い作品ですが、他ゲーム機には一切移植されず。
こちらも三部作まとめた作品の復刻を長年待ち続けていますが
一向に発売される気配がありませんね~。
そろそろswitch2などでも、セガサターンのソフトを色々復刻してもらえるとありがたいです。
AZEL -パンツァードラグーンRPG-
1998/1/29
セガ
セガの人気3Dシューティングシリーズ、パンツァードラグーンの3作目。
今作はタイトル通り、RPGとなっています。
世界観はそのままに、主人公が単身でダンジョンを探索し謎を解いたり、
ドラゴンに乗って戦闘したりと、従来とはまた一味違った内容。
本作も当時から、けっこう話題だった記憶があるのですが、
その後、続編もなくリメイクも復刻もされていません。
本作も今となっては、かなり希少な作品と言えるでしょう。
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