今回は、意外とこんなにあった!
相撲ゲーム10選について紹介していきます。
相撲のゲームはあまり数は多くない印象でしたが、意外と出ていたんですね。
今回はそんな相撲ゲームについて紹介していきます。
アーケードから家庭用ゲーム機まで!
メジャーからマイナーまで、
相撲のゲームに興味のある方は、ぜひ見ていてください。
相撲ゲーム10選
大相撲
1984年5月
アーケード
データイースト
データイーストから発売された、かなりマイナーなアーケードの相撲ゲーム。
恐らく、相撲ゲームとしては初の作品ではないでしょうか。
レバーと2つのボタンで操作する内容で、
タイミングよくボタンを押し、もう一つのボタンでパワーを上げて技をかけます。
3番を1ステップとし、2勝以上することで次のステップに進みますが、
2敗するとゲームオーバーというシンプルな内容。
一場所5ステップ15番あり、クリアすると番付が上がっていきます。
前頭から始まり、最終的に横綱を目指します。
初期の相撲ゲームとしてはよく出来ている印象ですが、知名度はあまり高くはなさそうですね。
出世大相撲
1984年6月
アーケード
テクノスジャパン
テクノスジャパンが開発し、新日本企画から発売された相撲ゲーム。
初の相撲ゲームとしては、前述したデータイーストの大相撲が先に出ましたが、
相撲ゲームとしては、こちらの方が有名でしょう。
ゲームは四股名を入れるところから始まりますが、
卑猥な言葉を入れると呼び出しに怒られ、すけべ川にされます。
当時としてはキャラも大きく、技も意外と多いです。
また、土俵入りもキャラによって異なり、微妙な判定の場合は物言いがつくなど、演出にもこだわりを感じます。
この時点で既に相撲ゲームとしては完成されていました。
その後、X68000に移植されたようですが、家庭用ゲーム機では移植されず。
永らく移植されませんでしたが、最近になってようやくアケアカで復刻しました。
つっぱり大相撲
1987/9/18
ファミコン
テクモ
当時から大人気だった、テクモの相撲ゲーム。
ファミコン世代にとっては、相撲ゲームと言えば真っ先に本作を思い浮かべる方も多いはず。
自分で好きな四股名を決め、前頭からスタートし、横綱を目指す内容。
押しや寄り、つっぱり相手の体力ゲージを減らし、自分のゲージを上げて決まり手を繰り出します。
相撲技の他にもプロレス技などもあり、またモロ出しなどの珍技も多いです。
当時の小学生は、こういう下ネタ好きでしたよね。
1人でも2人でも楽しい名作相撲ゲームでした。
ファミコン版で人気を博し、後に、PCエンジンやスーファミでも続編が発売されています。
現在は、switchオンラインのファミコンでも配信されています。
寺尾のどすこい大相撲
1989/11/24
ファミコン
ジャレコ
当時の人気力士、寺尾を主人公とした相撲ゲーム。
見た目通り、つっぱり大相撲のような内容で、操作性も近いです。
オリジナルの力士を育て横綱を目指す昇進編の他に、
盗まれた賜杯(しはい)探して日本一周するRPGモードの日本一周編、
更に、2Pと対戦する対戦編が収録。
現役力士が実名で登場するので、相撲好きには良いかもですね。
しかし、内容も短くバランスも悪く、残念ながら世間の評価はあまりよくありません。
ヒット作に似たゲームをすぐ作るが内容は到底及ばないのが、
ジャレコがジャレコたる所以ですよね。
SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所
1990/4/20
ファミコン
バンプレスト
ガンダムやウルトラマン、特撮ヒーローのロボなどが土俵で戦う個性的な相撲ゲーム。
お馴染みのキャラクターなども、全員まわしをしているのが笑えますよね。
相撲技の他にも、各キャラには固有の必殺技もあります。
本作も好きなヒーローを選び、横綱を目指す内容。
ヒーローの垣根を超えて、それぞれが戦うお祭り的な内容で、
当時のチビッ子には楽しい設定だったでしょう。
聞くところによると、本作がきっかけで後の大ヒットシリーズ
スーパーロボット大戦が生まれたとか。
まだまだ粗削りな部分は多かったですが、当時としては斬新な設定でした。
千代の富士の大銀杏
1990/12/7
ファミコン
フェイス
大人気力士、千代の富士の名を冠とした相撲ゲーム。
といっても、千代の富士を操作するのではなく、ラスボス的な存在として登場します。
初入幕から徐々に昇進していき、打倒千代の富士を目指す内容。
相撲ゲームにRPGの成長要素を加えた内容で、5種類の稽古を楽しむ練習モードもあります。
見た目はつっぱり大相撲に似ていますが、まわしや気力システムなどが大きな特徴。
システム的には、相撲好きが喜びそうな硬派な設定。
その分、演出が地味という声も・・・。
相撲ゲームとしてもそれなりに評価は高いのですが、
ファミコン後期という事もあり、知名度はあまり高くはないでしょう。
相撲ファイター 東海道場所
1991/4/26
ゲームボーイ
アイマックス
相撲ゲームというよりは、力士を主人公としたアクションゲーム。
主人公がまわしだけで、悪代官にさらわれた恋人を助けに行くという設定。
江戸時代の日本を舞台とした内容で、東海道を進み京を目指します。
アイテムを集めて経験値を貯め能力を上げていくので、ジャンルとしてはアクションRPGでしょう。
その行く手を、悪代官の手下たちが邪魔してきます。
設定から色々ツッコミどころは多いですが、力士が主人公のアクションゲームって意外と少ないですよね。
この設定は斬新でした。
また、トントン相撲のようなミニゲームもあります。
おバカ要素も多いですが、これはこれで中々個性的で
今となっては逆に面白い作品。
スーパー大相撲 熱戦大一番
1992/12/18
スーファミ
ナムコ
ナムコから発売された、この時期としてはわりとオーソドックスな相撲ゲーム。
前頭十一枚目からスタートし、期間内に横綱を目指す内容。
技のコマンドなどは、練習で学ぶことができます。
この時期は、ゲーセンでも家庭用ゲームでも格ゲーが大ブームだったこともあり、
技のコマンドなども格ゲーっぽくなっています。
シンプルな操作で、比較的誰でも遊びやすいシステムですね。
テレビの大相撲ニュースなど、演出も面白いです。
相撲ゲームとしても評価がそれなりに高いのですが、私の周囲では持っている人はいなく、
当時は本作の存在自体、全く知りませんでしたね~。
ああ播磨灘
1993/9/3 メガドライブ
セガ
週刊モーニングで連載していた相撲漫画、ああ播磨灘を題材とした相撲ゲーム。
内容は相撲ゲームというよりは、相撲の格ゲー。
ジャンプ攻撃や下段キックなど、ほぼストⅡのエドモンド本田さん。
前半は原作通り進みますが、中盤からは完全オリジナルストーリー。
70連勝することが目的で、一度でも負けるとゲームオーバー。
漫画原作のゲームは大味でクソゲー率が高いですが、そこはさすがセガ!
パッケージからはクソゲー臭が漂いますが、実はこれが非常に面白い作品。
硬派な相撲ゲームを期待していた人にはガッカリかもしれませんが、
相撲風格ゲーとしてみれば、非常に面白いです。
現在は、メガドラミニ2でも復刻しています。
若貴大相撲 夢の兄弟対決
1993/11/12
スーファミ
イマジニア
当時の大人気力士、若貴兄弟が主人公の相撲ゲーム。
この頃は若貴ブームもあり、更に、曙や貴闘力など個性の強い力士も多く、
角界も盛り上がっていましたね~。
ジャンプでも相撲漫画が連載していたりと、世間は大相撲ブームでした。
そんな時期だからこそ、当然ゲームも発売されます。
しかし、開発がイマジニアというのが残念。
イマジニアは、たまに面白いのを作りますが、
どちらかと言えばクソゲーよりが多かったですよね^^;
本作は、これまでの相撲ゲームと違い、カードバトル風の内容となっています。
「押し」>「引き」>「投げ」>「押し」の三すくみとなっており、早押しや駆け引きなども重要。
これで自分で好きなようにカードデッキを組めたりしたら面白そうでしたが、
それが出来ないので、内容はかなり単調ですぐに飽きます。
個性的ではありますが、残念ながら相撲ゲームとしては微妙でしたね。
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