今回は、ファミコンソフトで
徳間書店
から発売されたゲームについて紹介していきます。
ファミコンの徳間書店と聞くと、クソゲーを思い浮かべる方も多いでしょう。
ファミコンを代表するクソゲーも多く、徳間書店のゲームと聞くだけで悪いイメージを持つ方もいるはず。
厳密に言えば、徳間書店がゲームソフト開発していたわけではなく、あくまで販売元と言うだけですが、
しかし、子供の頃は、そんな事分からないですからね^^;
徳間書店から発売されたゲームに興味のある方は、是非見ていってください。
ファミコンソフト 徳間書店ゲーム特集
エグゼドエグゼス
1985/12/21
5200円
カプコンの人気アーケードゲームのファミコン移植作品。
随所に高得点ポイントなどもあり、得点稼ぎが特に熱いシューティングゲームです。
アーケード版の評価はそれなりに高かったようですが・・・、
残念ながら、ファミコン移植版の評価はかなり低いです。
射程距離の短いショットや、敵弾を消す事しかできないメガクラッシュなどはアーケード版と同じ。
今見ると、それなりに頑張った移植では?とも思いますが、
画面のチラつきや鬱BGMで、当時の評価はかなり低かった思い出があります。
ファミコン版の移植会社は、あの悪名高きマイクロニクス。
当時はスターフォースなど爽快感抜群のシューティングが人気でしたが、残念ながら本作には爽快感の欠片もありません。
今見るとそれなりに楽しめる作品ですが、子供の頃は周囲でもクソゲー扱いされていました。
ロットロット
1985/12/21
5200円
矢印を操作して高得点ポイントへ玉を誘導するパズルゲーム。
十字キーそのまま動く矢印と、少し遅れて同じ動きをする矢印の二つを上手く操作して玉を導きます。
元々はアイレムから発売されたアーケードゲームで、後にファミコンとMSXに移植。
OUT以外は表示された得点が入る為、なるべく50点の穴に落としたいところ。
子供時代は、このゲームの何が面白いのかサッパリでしたが、大人になってから遊ぶと意外と面白いです。
ちょっと大人向けのゲームかも知れませんね。
ゴーストバスターズ
1986/9/22
4500円
大ヒット映画「ゴーストバスターズ」を題材としたゲームで、ファミコンを代表するクソゲーの一つ。
元は米Activisionが開発したPC用ゲームで、後にAtari、ファミコン、欧州版マスターシステムでも発売されています。
必要な道具をショップで購入し、ゴーストたちを倒していく内容で、ココだけ聞くと面白そうにも聞こえますが、
ショップに行くのもガソリンを入れるのも、どこに行くにもまずはワケの分からん単調なレースをしなければなりません。
ビルを上るのに連打が要求されるなど、
なんでこうなった(;´・ω・)?と言わざるをえない迷作。
映画が面白かっただけに、ゲームのダメっぷりにはガッカリでしたね。
余計なことをせず普通にゴーストを倒していくアクションゲームにしておけば、ここまで叩かれることも
なかったでしょう。
本作に関しては、日米どちらからもクソゲーとして評価されていますね。
但し、唯一、映画と同じBGMだけは良かったと思っています。
ラビリンス
1987/1/7
4900円
1986年に、ジョージ・ルーカス氏が制作したファンタジー映画を題材としたゲーム。
魔王にさらわれた弟を救出するために、少女が迷宮へ向かう内容。
見下ろし型のアクションゲームで、制限時間は13時間。
その間に13の迷宮を探索し、ラビリンスキーを集めていきます。
シンプルで分かりやすい内容で、実は意外とファンが多い良作品。
また、映画と同じ音楽も評価が高いです。
但し、やはり子供には難易度が高く時間もかかる為、当時クリア出来た子はそう多くはいないでしょう。
夢幻戦士ヴァリス
1987/8/21
5500円
ウルフチームが開発したPC用アクションゲームのファミコン版。
女子高生の麻生優子がヴァリスの戦士となって悪と戦う内容。
ファミコン版は、パソコン版と異なる展開となります。
ビキニアーマーと言えば、本作を思い浮かべる方も多いはず。
これでダメージを受けると鎧が脱げる魔界村システムなら尚よかったですよね。
この後も、シリーズがドンドン続く人気作品となりました。
さすがに今やると、単調ですぐ飽きますね^^;
現在はswitchでもPCエンジン版シリーズが複数収録された夢幻戦士ヴァリスCOLLECTIONとして復刻しています。
キャプテンシルバー
1988/12/16
5500円
1987年に稼働開始した、データイースト産アーケードゲームのファミコン移植版。
主人公の青年ジムを操作し、キャプテンシルバーの財宝を目指す内容となっています。
1988年7月には、セガマークⅢからも発売されています。
ファミコン版は、主人公の掛け声や、ステージ・ショップのデザインが変更。
細かく描き込まれたグラフィックは素晴らしいですが、
ゲームの操作性やアクションなどは微妙。
ファミコン初期ならこれでも良かったのでしょうが、80年代後期で、この内容はかなり厳しいですよね。
難易度も高く、一部ではクソゲー扱いされることも。
マグマプロジェクトハッカー
1989/8/10
3500円
ディスクシステムで発売された高難易度3DダンジョンRPG。
見知らぬ男から託されたロボットを操作し、悪の秘密結社の野望を阻止する昭和的なストーリー。
元々はPC用ゲームで、後にファミコンにアレンジ移植されました。
しかし、全体を通して緩~く進むので、緊張感は皆無。
3Dダンジョンを探索していく内容で、街の住人との会話も「よいしょ」や「ギャグ」などを選んで話します。
チャイルズクエストを思い出しますね。
今となってはかなり希少なソフトですが、そこまでして無理に遊ぶゲームでもありませんね。
ファミマガDisk vol.1香港
1990/3/23
2980円
ファミマガディスク第一弾の上海的なパズルゲーム。
元々は、同社のMSX FANに投稿された作品で、
東、南、西、北、白、發、中の順番に牌を取っていきます。
下の牌を取って上の牌が崩れるとゲームオーバーなので崩れないように取る順番も大事。
また、エディットモードもあり、自動で牌を配置してくれる機能もあります。
シンプルですが意外と面白く、上海が好きな方は本作も好きそうですね。