今回はメガドライブで発売された、個人的な
名作アクションゲーム
について紹介していきます。
これまで名作ベルトアクションや、名作アクションRPGは紹介してきましたが、
意外にも、普通のアクションゲームは紹介してませんでした^^;
メガドライブはアーケードゲームからの移植度も高く、名作も多かったですね。
逆に、家庭用ゲームとしては人気ジャンルだったRPGが弱かった印象があります。
メガドライブの名作アクションゲーム、定番の人気アクションゲームが気になる方、興味のある方は、是非見ていってください。
ちなみに、ベアナックルやゴールデンアックスなど、ベルトアクションは以前紹介したので、今回は除外しております。
予めご了承願います。
メガドライブ名作アクションゲーム特集その1
大魔界村
1989/8/3
6800円 セガ
ゲーセンでも人気だった、ご存じカプコンの高難易度アクションゲーム2作目の移植作品。
移植度も高く、ほぼアーケード版そのまま楽しめます。
本作の移植を見て、メガドライブすげー!っと思った方も多いでしょう。
ソニックの生みの親でもある中裕司氏が、ゲームショーで見た発売前の本作に一目ぼれをして、
是非メガドライブで発売したい!と、カプコンに頼み込んでわずか5ヶ月で移植。
という話を、メガドラミニの時にも話していましたね。
本作の地面処理のノウハウが、後の大ヒット作「ソニックザヘッジホッグ」を生んだことは、
レトロゲーマー界隈では有名な話。
89年は、まだまだファミコンの勢いが凄い時代。
この時代に既にアーケード版と、ほぼ同じように遊べるメガドライブは、やっぱ凄いですよね。
メガドライブ版の大魔界村は非常に評価が高く、現在では
メガドラミニ、PCエンジンミニ、カプコンアーケードスタジアム、switchのメガドライブなど様々なゲーム機で復刻しています。
ザ・スーパー忍
1989/12/2
6000円 セガ
ジョー・ムサシが犯罪組織を倒していく忍者アクションゲームの続編。
前作はアーケード版でしたが、本作はメガドライブ専用タイトル。
多重スクロールや古代氏のカッコいい音楽など、演出面も抜群。
最初は難易度が高く感じますが、しっかりと攻略法もあるので、何度もやれば徐々に進めるようになっていきます。
絶妙な難易度だったんでしょうね。
初期バージョンはゴジラがボスとして登場しますが、さすがにマズいと思ったのか、後期バージョンでは差し替えられています。
本作もセガらしい硬派なアクションゲームでした。
重装機兵レイノス
1990/3/30
6200円 メサイヤ
こちらも当時から人気だったSFアクションシューティング。
所属不明の敵から襲撃されるところから物語は始まり、ストーリーや演出などにも開発側のこだわりを感じます。
基地から通信が入ったるなど、昔のロボットアニメを思い出しますね。
本作も最初は難しく感じますが、何度もやることで「そういう事か!」と徐々にシステムを理解していきます。
複数の武器を状況に合わせて使い分けたりなど、脳筋ゴリ押しでは進めないのが本作の面白いとこ。
やり応えのあるアクションゲームが好きな方には、特にオススメです。
最近ではメガドラミニでも復刻していますので、今からならどこでもセーブがあるそちらの方が遊びやすいでしょう。
ゴーストバスターズ
1990/6/30
6000円 セガ
大ヒット映画を題材としたアクションゲーム。
ゴーストバスターズと言えば、ファミコン版のクソゲーを思い出す方も多いでしょう。
しかし、ファミコンに移植された洋ゲーと違い、本作は世界観を上手く踏襲し、アクションゲームとしても面白い良作品。
さすがセガ!
アクティビジョンとは雲泥の差!
本作もゴーストを退治しながらお金を稼ぎ、そのお金でアイテムなどを購入して次の依頼に挑む内容です。
セガ版はあまり知名度は高くはないかもしれませんが、今遊んでも普通に面白いゲーム。
しかし、版権の関係上か、中々復刻できないのが残念ですね。
E-SWAT
1990/7/14
6000円 セガ
サイバーポリスが活躍する、近未来アクションゲーム。
元々はアーケードゲームのサイバーポリスESWATですが、
メガドライブ版は独自要素も多く、タイトルや世界観は同じですが中身はほぼ別物。
時系列としては、アーケード版よりも半世紀後の話らしいです。
アーケード版で壊滅させた組織の残党が、新たな犯罪組織を作って蘇ったという設定。
ロボコップのようなサイバースーツに身を包んだ主人公が犯罪集団と戦っていきます。
最初の下っ端隊員の時は生身で戦闘をさせられ、かなり雑な扱いを受けますが、
ミッションをこなし昇格することで、ようやく高そうなスーツが支給されます。
ステージギミックや演出も凝っており、背景の描き込みも凄いです。
但し、アクションゲームとしては中々難易度が高いので、好みは分かれそうですね。
SHINOBI的な何度もプレイして覚えていく、高難易度のアクションゲームが好きな方には、やり応えがあるでしょう。
アーケード版はアストロシティミニにも収録されていますが、残念ながらメガドライブ版は、今のところまだ復刻されていません。
メガドラミニなどでも収録されていないところを見ると、そこまで人気があったわけではなさそうですね。
バットマン
1990/7/27
6500円 サンソフト
こちらも人気映画を題材としたアクションゲーム。
1989年に公開された、ティムバートン監督のバットマン映画がモデル。
原作同様、ゴッサムシティの悪者たちをバットマンが成敗していく分かりやすい内容。
サンソフトの作品だけに非常に良くできており、洋ゲー的な雰囲気と国産ゲームの操作性の良さが上手く共存しています。
映画でもお馴染みのアイテム等も登場し、バットマン好きの方にもオススメ。
比較的シンプルな横アクションが好きな方にはピッタリです。
但し、こちらも版権の関係上か、あまり復刻や移植はされていません。
ストライダー飛竜
1990/9/29
7000円 セガ
カプコンの忍者キャラクターが主人公のアクションゲーム。
MARVEL VS. CAPCOMにも登場しているので、そちらで先に知った方も多そうですね。
元々は、カプコンとモト企画によって生み出されたアーケードゲーム。
近未来のSF設定で、悪の組織を倒していくシンプルな内容。
アクションも個性的で、他のゲームには無い爽快感があります。
その人気の高さから、これまで様々なゲーム機で移植・復刻されており
最近ではメガドラミニや、カプコンアーケードスタジアム、switchのメガドライブでも配信されています。
レインボーアイランド エキストラ
1990/10/5
6800円 タイトー
タイトーの人気作品「バブルボブル」の続編として発売されたアクションゲーム。
本作もアーケードゲームからの移植作品。
アーケード版と比べて虹を出せる数は少ないですが、アクション性などは損なわれていません。
普通にステージクリアするだけならサクサク進めますが、ダイヤを集めるのは中々大変。
全ての島で巨大ダイヤを入手すると、真のエンディングを見ることが出来ます。
やり込み要素も高いです。
最近ではアーケード版がイーグレットⅡミニに収録され、メガドライブ版はジェネシスミニ2で復刻しています。
シャドーダンサー ザ・シークレット・オビブ・シノビ
1990/12/1
6000円 セガ
Shinobiシリーズ続編となる同名作品のメガドライブ移植版。
アーケード版としては本作が正当な続編となり、そして、シリーズ最後のアーケード作品。
今回は、ジョー・ムサシの息子のハヤテと忍犬ヤマトが主人公となっています。
本作も元はアーケードゲームですが、メガドライブ移植版は内容はほぼ一新されています。
今作はヤマトの扱いが非常に重要で、難所もヤマトを上手く活用することで突破可能。
アーケード版はアストロシティミニで復刻し、メガドライブ版は、GENESIS mini2で復刻しています。
クラックダウン
1990/12/20
6000円 セガ
狂気の科学者「ミスターK」に支配された都市を解放するために、
各所に爆弾を設置して破壊工作を行うステルスアクションゲーム。
本作も元はアーケードゲームで、マップのバツ印に全てに爆弾を設置し、脱出できればステージクリア。
ステージごとに様々なギミックもあり、こちらも飽きずに楽しめます。
敵を倒しまくってクリアも可能ですが、弾を一発も撃たずにクリアするとボーナス得点が入ります。
メタルギアっぽくもあり、他には無い個性的なシステムのゲーム。
万人受けするとは言いにくく、玄人好みの作品かも知れませんね。
本作のアーケード版は、アストロシティミニに収録されています。
ワンダーボーイⅢ モンスターレア
1990/12/22
6000円 セガ
エスケイプ(後のウエストン)が開発した人気アクションゲーム3作目で、こちらもアーケードからの移植作品。
今回は、1P側が男の子の「レオ」、2P側が女の子の「プラプリル」をそれぞれ操作していきます。
従来通りのアクションステージに加え、今作ではシューティングステージもあり、よりバラエティに富んだ内容となっています。
見た目通り非常に分かりやすい内容で、初めての方でもサクサク進めます。
メガドライブ以外にも、PCエンジンなど様々なゲーム機に移殖。
最近では、アーケード版はアストロシティミニに収録されており、
switchやPS4では、ワンダーボーイシリーズが収録されたワンダーボーイ アルティメット コレクションで復刻しています。