MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics収録ゲーム紹介

2024年6月18日に配信された、任天堂switchで今後発売されるゲーム紹介

Nintendo Direct 2024.6.18

ワクワクしながら見た人も多いでしょう。

話題の新作からリメイク、復刻作品など、大人から子供まで楽しめる内容でしたね。

欲しいゲームが色々ありましたが、その中でもオッサン界隈で今騒がれている作品が、

カプコンとマーヴェルの2D格ゲーが色々収録された

MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics

ディズニー、マーベルなど版権使用料が厳しそうな作品だけに、もう復刻を諦めていましたが、まさかここに来てまとめて復刻するとは!

収録されるゲームは、

  • X-Men: Children of the Atom
  • MARVEL SUPER HEROES
  • X-MEN vs ストリートファイター
  • MARVEL SUPER HEROES vs ストリートファイター
  • MARVEL vs CAPCOM
  • MARVEL vs CAPCOM2

などの2D格ゲーの他にも、これまで一度も移植されなかった幻のベルトアクション

パニッシャー

も収録されます。

これにはオッサン界隈でも盛り上がりましたね~。

これまでもずっとパニッシャーを移植してほしい!

と願ってきましたが、令和になってようやくその願いが叶いました。

ありがとうございます、カプコン!(-人-)

今回は、2024年に発売予定の

MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics

に収録されているゲームについて紹介しています。

MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classicsを買う予定の方、収録ゲームが気になる方は、是非見ていってください。

MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics収録ゲーム紹介

本作は、当時のアーケード版そのまま移植というよりは、現代に合わせて多少変更されているようです。

特に画面の激しい点滅は緩和できるようになっています。(ラウンド開始時、コンティニュー時、ハイパーX発動時など)

「ゲーム設定>EX SETTINGS>光による刺激緩和」で切り替えることができるそうです。

また、当時使えなかったボスキャラが使えたりなど、オリジナル版から色々変更点があるようですね。

X-Men: Children of the Atom

1994年

X-MENのキャラが登場する2D格ゲー。

X-MENのゲームは、コナミからベルトアクションなども出ていましたが、格ゲーは本作が最初。

スーパージャンプや空中ガード、チェーンコンボなどストⅡシリーズよりは、

どちらかというと、ヴァンパイアシリーズに近い印象を受けます。

適当にボタンを押しているだけでもコンボが繋がりやすく爽快。

初心者でも遊びやすいです。

しかし、永久コンボなどもあり、度々調整されていたとか。

今でこそ超有名なX-MENですが、当時の知名度はそこまで高くはありませんでしたね。

私はテレビ東京で放送していたアニメを観ていたので、キャラクターも当時から大好きでした。

ちなみに、カプコンは当時アニメのスポンサーにもなっていたので、アニメを盛り上げる意味もあったんでしょう。

個人的にはジュビリーとウルヴァリンのコンビが好きだったんですが、

ジュビリーは、映画にもゲームにも中々登場してくれなかったのが残念( ノД`)シクシク…

【オリジナル版からの変更点】

「ジャガーノート」「マグニートー」をプレイアブルキャラクターに。

「ゲーム設定>EX SETTINGS>隠しキャラ」で使用可能にするか設定できます。

MARVEL SUPER HEROES

1995年

こちらはX-MENだけでなく、キャプテンアメリカやアイアンマンなど、マーヴェルキャラが多数登場する格ゲー。

前作X-MENから更に進化した内容で、必殺技なども迫力があります。

元々は、MARVELコミックスのクロスオーバー作品「インフィニティ・ガントレット」の世界が舞台。

そこに、X-MENやスパイダーマン、アイアンマン、キャプテンアメリカなどが登場するという内容。

サノスやインフィニティジェムなど、映画のアベンジャーズを彷彿とさせますね。

【オリジナル版からの変更点】

「ドクタードゥーム」「サノス」「アニタ」をプレイアブルキャラクターに。

「ゲーム設定>EX SETTINGS>隠しキャラ」で使用可能に。

X-MEN vs ストリートファイター

1996年

X-MENとストⅡが夢の共演を果たした大人気作。

X-MENのキャラとストⅡキャラが戦うのは熱い設定でしたね。

また、2on2のタッグバトルとしても本作が最初。

こちらも当時からゲーセンで大人気で、対戦台も盛り上がってましたね~。

レバーをガチャガチャやってボタンを押しているだけでも何か色々技が出るので、

特にウルヴァリンを使うと、自分が上手くなったようで爽快でした。

しかし、そんな適当プレイが通用するのは相手も初心者の場合だけで、熟練者には手も足も出ませんでしたね。

特に空中に飛ばしてからのエリアルコンボで手も足も出ず、アッサリやられることも。

格ゲーは好きでしたが、今の格ゲーにはもうついていけないな~っと思い始めたのも、丁度この辺りからでした。

MARVEL SUPER HEROES vs ストリートファイター

1997年

X-MENのキャラに加え、スパイダーマンやキャプテンアメリカなど、マーヴェルキャラも登場する作品。

基本システムは前作同様ですが、キャラが増えパートナーの援護が受けられる「ヴァリアブルアシスト」が追加。

そして、本作で最も注目を集めたのが、番組の企画で登場した憲磨呂でしょう。

当時、「とんねるずの生でダラダラいかせて」の企画で、ノリさんが実際に書いて作ったキャラで、声もノリさん。

また、動きもモーションキャプチャーでノリさんの動きを取り込むなど、発売前から注目されてましたね。

そして、この憲磨呂が弱そうなキャラに見えて意外と使いやすく、当時はゲーセンでも憲磨呂ばかり使っていました。

私のようなライトユーザーからは、意外と好評だったようです。

しかし、憲磨呂やメカ豪鬼など関西の悪ノリが過ぎたようで、ガチ格ゲーマーからは不評だったとの事。

また、憲磨呂に関しては、あのマーベルも激怒したというのは有名な話。

こんなやつにウチのヒーローが負けるか!っと、そうとう怒られたそうです。

それもあってか、海外版には憲磨呂は一切登場せず、海外のフォロワーさんも初めて見た!と言う人も多いです。

今回の復刻版パッケージイラストにも憲磨呂は削除されているので、恐らく登場しないでしょう。

岡本吉起氏が自身のYouTubeチャンネルでもおしゃってましたが、

憲磨呂はカプコンのキャラではなく、あくまで日テレとノリさんが作ったキャラで、

憲磨呂の使用には、また権利取得が必要との事。

今後も憲磨呂の復刻は厳しそうですね^^;

ただし、メカ豪鬼は最初から使用できるようです。

【オリジナル版からの変更点】

・憲磨呂は、最初からいないことに。

・「メカ豪鬼」がプレイアブルキャラクターに。

MARVEL vs CAPCOM

1998年

マーベルシリーズのキャラと、カプコンのキャラが多数登場する2D格ゲー。

モリガンやキャプテンコマンドー、ロックマンなど、ストⅡキャラ以外も登場するようになります。

今回から新たにスペシャルパートナーが追加となり、3人目はルーレットで決まります。

スペシャルパートナーは回数制限がありますが、味方のサポートが可能。

このサポートキャラも入れると、登場キャラはかなり多いですね。

面白いとは思うのですが、個人的に

この頃ともなると、あまりゲーセンにも行かなくなってきた時期。

その為、ゲーセンで遊んだ記憶は無いんですよね~^^;

どちらかというと、ドリキャス移植版で遊んでいた記憶があります。

この辺りになるとタイトルも似たような感じで、記憶がごっちゃになり

どれが何の作品で、誰が出ているのかサッパリ分からない人は、きっと私だけじゃないはず。

【オリジナル版からの変更点】

・一部ステージの表現を変更。

MARVEL vs CAPCOM2

2000/2/24

MARVEL vs CAPCOMシリーズ2作目。

今作は新規10人を含む、総勢50人以上のキャラが登場します。

前作同様、スペシャルパートナーを含む3vs3で戦う内容。

バイオハザードのジルがタイラントを連れて2Dで登場するなど、

今となっては、かなり希少な作品ですよね。

しかし、2000年代にもなると、ゲーセン自体の勢いが落ち、どんどん閉店していったのが辛いとこ。。。

中小の個人ゲーセンなどはどんどん閉店していき、大型店以外は街から徐々に姿を消していきました。

もちろん、都内周辺など都会はまだまだ活気はあったかもしれませんが、地方では顕著に表れていたはず。

いくら各社から名作ゲームを出しても、ゲーセン自体が少なくては遊びようがありませんからね。。。

後にドリームキャストに移植され、こちらではネット対戦も可能でした。

今回の

MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics

でも、ネット対戦が可能みたいなので、腕に自信のある方は試してみてはいかがでしょうか。

パニッシャー

1993年

今回の

MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classicsの紹介動画で、

最も驚いたのがパニッシャーの収録でした。

パニッシャーも元々はマーベルコミック作品。

映画などもあるので、名前くらいは知っている方も多いでしょう。

その主人公であるパニッシャーが暴れまくるベルトアクションが本作。

カプコンのお家芸とも呼べるベルトアクションなので、ハズレはありませんよね。

この時期のベルトアクションとしては選べるキャラが少ないですが、その分、技は豊富です。

パンチ、キック、投げ技はもちろん、銃で撃ったり、モノを投げつけたり

また、ダウン攻撃ができるのも、ベルトアクションでは珍しいですね。

ジャイアントスイングも出来るから驚きです。

ゲーセンでも人気があったと思うのですが、マーヴェルの権利関係からか中々家庭用ゲーム機には移植されませんでした。

唯一、欧州版のメガドライブで移植されましたが、国内では今回が初。

しかも、オンラインでの共闘も可能!

パニッシャーの為に、本作を買う!と言う人は多そうですね。

【オリジナル版からの変更点】

日本語版のエンディング中に使用されていた一部画像を削除。