マイナーなSEGAレトロアーケードゲーム(80年代初期)

今回は、1980年代初期に発売された

知名度はあまり高くない、セガの超マイナーなレトロアーケードゲームについて紹介していきます。

有名タイトルは移植や復刻などもされているので、世代が違っても名前くらいは聞いたことがありますよね。

しかし、今回紹介するタイトルは移植や復刻も少なく、セガゲーム好きの方でも「初めて見た!」という人も多いはず。

私も書籍で初めて名前を知ったゲームも多いです。

移植や復刻がされていないという事は、やはり当時の人気はそれほど高くはなかったのでしょうね。

セガの超マイナーなレトロアーケードゲームに興味のある方は、是非見ていってください。

80年代初期 超マイナーなSEGAレトロアーケードゲーム

 

カーニバル

1980年6月

Gremlin Industries

お祭りによくある、射的のようなシューティングゲーム。

開発は、かつてあった北米のビデオゲーム会社「Gremlin Industries」で、後にセガに買収されています。

フクロウやウサギ、観覧車などを撃ち落としていくシンプルな内容。

たまに降りてくるアヒルを撃ち漏らすと、残り弾数が食べられてしまいます。

弾丸が全て無くなるとゲームオーバー。

ターピン

1981年10月

コナミ

親亀を操作しスッポンから逃げながら子亀を救出し家に連れて帰る、固定画面のアクションゲーム。

フロッガーに次ぐコナミ開発の作品で、

国内版は、ターピン

海外版は、Turtles

というタイトルで発売。

?マークには、子亀かスッポンが隠れています。

スッポンは卵爆弾で撃退可能。

005

1981年12月

SEGA

スパイの005を操作し、敵の基地からカバンを入手してくるアクションゲーム。

建物には暗い倉庫や滑るスケートリンクなどがあり、ヘリで脱出することでカバンを入手できます。

脱出後はヘリで空中戦など、アクション、ステルス、シューティングなど当時としては色々詰まっていますね。

wikiによると、本作が世界初のステルスゲームとしてギネスにも認定されているようです。

アリババと40人の盗賊

1982年3月

SEGA

ドル袋を盗みに来る盗賊たちを撃退する固定画面のアクションゲーム。

ボタンは無く、レバーだけというシンプルな操作性。

赤色のキャプテンシーフだけは当たるとミスになりますが、「?」を取って運よく巨大化できれば倒す事が可能。

ドル袋を持って逃げるときに捕まえた方が、リスクは大きいですが高得点となります。

ほぼ移植はされていませんが、唯一MSXのみ移植されています。

タックスキャン

1982年11月

SEGA

レバーではなく、パドルで操作するカラーベクタースキャンのシューティングゲーム。

7機編隊で進撃し、弾に当たるとその部分が破壊されますが、機体を回収することで補充可能。

トップビュー、3D視点、ワープホールの3部構成となっており、

特に3D視点はスピード感もあって、当時としては迫力もあります。

後にATARI2600で移植されていますが、国内のゲーム機には移植されませんでした。

スーパーロコモーティブ

1982年12月

SEGA

機関車を操作し、敵を撃退していくアクションゲーム。

上画面の俯瞰マップを見ながら全体的な状況を把握し、燃料を取ったり、赤信号に捕まらないよう線路を切り替えながら進み、

下画面では、自機に近づいてきた敵やミサイルなどを撃退していきます。

上下に分かれた画面を見ながら操作するので、慣れないうちはかなり忙しいです。

このゲーム自体、見たことも聞いたこともありませんでしたが、

「メガドラミニ2で初めて知った!」

と言う人は、きっと私だけではないはず。

当時のアーケード版は、BGMにYMOのライディーンが使用されていました。

しかし、さすがにメガドラミニ2ではその曲は使用出来なかったようで、微妙に違う音楽に差し替えられています。

モンスターバッシュ

1982年

SEGA

主人公のバッシュマンを操作し、モンスターを倒していくアクションゲーム。

雑魚敵は通常攻撃でも倒せますが、ボスキャラは倒せません。

ボスは蝋燭に火をつけて光る剣に触れ変身すして、ようやく倒す事が可能。

アーケード版とは違いますが、マスターシステムでは似たような設定のゴーストハウスという作品がリリースされています。

コマンド

1983年

SEGA

敵の戦闘機と兵士を倒していく、インベーダーゲーム的なシューティングゲーム。

戦闘機を撃ち落とすと敵兵がパラシュートで降りてきて、拠点を占領していきます。

敵戦闘機を撃ち落とすには射程距離の長い対空砲、

地上に降りた兵士には、機銃で応戦していきます。

本作も当時の人気はイマイチだったようで出荷台数も少なく、また情報も少なく、かなりマイナーな作品と言えるでしょう。

ホッパーロボ

1983年8月

オルカ

ロボットを操作し、箱を取っていく固定画面のアクションゲーム。

開発は、リバーパトロールなどを制作した、かつて日本にあったゲームメーカー「オルカ」。

ステージに設置されたジャンプ台などを利用し、大ジャンプしたり、敵を倒したりなども可能。

ドンキーコング的なアクションゲームでしたが、やはり当時の知名度はかなり低く、これまで家庭用には
移植されていないようです。

レグルス

1983年12月

SEGA

レバー方向に撃てるショットと、正面に撃つ曲射砲で敵を倒していくシューティングゲーム。

敵は昆虫軍団という事もあり、不規則な動きで難易度は高いです。

変化に富んだステージや高難易度な設定など、一部ではファンも多い玄人好みのゲーム。

知名度はあまり高くはありませんが、好きな人も多かったようです。

それなりに人気があったようですが、本作も家庭用ゲーム機には移植されていないようですね。