【レトロアーケードゲーム】ナムコ特集 その2

ナムコの懐かしいレトロアーケードゲーム紹介その2です。

今回は、

1981年から1983年に発売されたレトロアーケードゲーム

についてお伝えしております。

一昔前は、家で家庭用アーケードゲームの完全版を遊ぶには、高価な基板を買うしかありませんでしたが、

現在はほとんどの作品がアケアカなどで復刻しており、安価で手軽に遊べます。

我々おっさんゲーマーには有難い世の中になりましたね^^

ナムコの懐かしいアーケードゲームが好きな方、当時よくゲーセンで遊んだ!という方は、是非見ていってください。

ナムコ産レトロアーケードゲーム特集 その2

 

ニューラリーX

1981年2月

軽快な音楽で人気だったアクションゲーム。

右のレーダーを見ながらマップ上のフラッグを取っていくシンプルな内容。

実は本作は2作目だったという事を、意外と知らない人も多いでしょう。

本作の約1か月前に1作目のラリーXが発売されますが、こちらは難しすぎたことから、

難易度を下げて遊びやすいようにという社長命令により、本作が開発。

もし社長の一言が無かったら、そこまでヒットしていなかったかもしれません。

ラリーXの方は稼働期間は短い為、遊んだことがる人は少なそうでしょう。

通常ステージのBGMも良いですが、チャレンジングステージの音楽も良いですよね。

ワープ&ワープ

1981年7月

2つのゲーム性を取り入れた、当時としては珍しい作品。

最初はステージ上を周回する敵を倒し、ワープが点滅したときに入ると別のステージへ移動。

そこではボンバーマンのように爆弾を置いて敵を倒していきます。

これはこれで斬新なゲームではありましたが、当時のナムコにしてはそこまでヒットはしなかったようです。

後にファミコンでは「ワープマン」として移植されました。

ちなみに、今回紹介する作品は、全てアケアカで復刻しています。

興味のある方は、是非試してみて下さい。

ギャラガ

1981年9月

大ヒットしたギャラクシアンの続編で、世界中で大ヒットしたご存じギャラガ。

それまではスペースインベーダー的なシンプルなシューティングが多い中、

自機のパワーアップという要素取り入れた画期的な作品。

生き物のようにユラユラ動く敵キャラやボーナスステージなど、度肝を抜かれた方も多いはず。

資料によると、スペースインベーダーやパックマンのような爆発的な大ブームにはなりませんでしたが、長く愛され続けるゲームとなりました。

インカムも落ちることが無く、長期間にわたりゲーセンに設置。

90年代に入っても設置しているゲーセンもあり、本作の生産は実に2年間も続けられてた言います。

それだけ長年愛され続けた名作という事ですよね。

まだこの頃はゲームセンターに行ったことはなく、個人的に本作を遊んだのはファミコン版からでした。

ファミコン版も良移植で、アーケード版と同じように楽しめましたね。

今でもたまに遊びたくなります。

現在はアケアカなど、様々な媒体で復刻しているのでアーケード版もきがるにたのしめまs遊びやすくなりましたね。

ボスコニアン

1981年11月

ラリーXと同じような仕様の多方向シューティングゲーム。

右側のレーダーを見ながら敵基地を破壊していきます。

システムは残機制で時間制限は設けられていませんが、

時間経過ごとにレーダー右上のコンディションが変化。

グリーン→イエロー→レッドと変化していき、敵の攻撃も激しくなる設定。

当時としてはまだまだ珍しかった合成音声などあり、驚いた人も多かったでしょう。

書籍によると、ナムコでコンテニューが採用されたのも本作が初だそうです。

色々画期的なシステムが盛り込まれた作品でしたが、ギャラガほどはヒットしませんでした。

また、ファミコンにも移植されず、長らく家庭用ゲーム機に移植はされず知名度はそこまで高くはありません。

ラリーXもボスコニアンも、右側のレーダー表示がファミコンでは難しかったというのは聞いたことがあります。

ディグダグ

1982年3月

こちらも超有名な、ナムコの固定画面アクションゲーム。

穴を掘って進み、敵をポンプで破裂させたり岩で潰したりで倒していきます。

主人公の名前は「ホリ・タイゾウ」で、後に発売されるミスタードリラーの主人公「ホリ・ススム」の父親という設定

今聞くと、下ネタを想像しちゃいますね。

分かりやすい内容で、インストカードを見なくても操作できます。

見ただけで何となく操作できるのも、ナムコの凄いとこですよね。

この快適な操作性と軽快な音楽は、ナムコ作品の重要な要素でした。

敵が2種類しかいなく、何面進んでも基本的には同じことの繰り返しですが、

なぜか飽きずに何度も遊んでしまいます。

こちらもファミコンにも移植されているので、遊んだことがある人も多いはず。

シンプルですが、やればハマる名作でしたね。

スーパーパックマン

1982年9月

世界中で大ヒットしたパックマンの続編。

今作はドットの代わりにフルーツを取る設定。

カギを取ってシャッターを開ける仕様も追加されています。

また、敵を倒すパワーエサの他にも新たにスーパーエサも追加。

スーパーエサを取るとパックマンが巨大化し、シャッターも壊せます。

色々と新しい要素も追加されていますが、初代が偉大過ぎたせいかそこまで注目もされず、

残念ながらヒットはしませんでした。

海外のフォロワーさんでも、本作にはがっかりした!という意見が多かったです。

現在はアケアカの他にも、パックマンミュージアムなどでも復刻しています。

ポールポジション

1982年9月

疑似3Dレースゲームブームの火付け役とも言える作品。

それまでのレースゲームは、モナコGPのようにトップビュー視点でしたが、

本作から疑似3Dレースゲームが各社から色々発売され始めます。

本作はコックピット型の筐体にハンドルとアクセル、ブレーキシフトレバーが付いており、

筐体1台のお値段も136万円と非常に高額でしたので、一般的な個人のゲーセンでは中々設置することは難しかったでしょう。

そのせいか、個人的にはデパートの屋上などのゲームコーナーによく置いていた記憶があります。

子供の頃はお金を入れず、ただハンドルをグルグル回していたものですw

画期的なシステムでしたが難易度は高く、予選を通過するだけでも一苦労。

ようやく通過しても、ライバル車や障害物と接触するだけで爆発するので、今のレースゲーム感覚でプレイするとかなり難しいです。

ファミコンのF-1レースはタイトルは違いますが、ほぼ本作の移植でしたね。

ゼビウス

1983年2月

こちらも当時大ヒットした、縦スクロールシューティングゲーム。

日本のアーケードゲームとしては、スペースインベーダーに次ぐ売り上げ記録を持ちます。

地上と空中の敵の撃ち分けや、陰影付きの立体感のあるグラフィックなど、当時は多くの人が度肝を抜かれた名作。

まだまだ固定画面シューティングが主流だった中、この画面が進んでいく設定には引き込まれたことでしょう。

隠しキャラも豊富で、本作がきっかけでゲーセンに通うようになった人も多かったとか。

ゼビ語だどもしっかり作られており、その設定の細かさには改めて驚かされます。

後にファミコンにも移植され、こちらも大人気でした。

当時はゼビウスを遊びたいがために、ファミコンを買った人も多かったようですね。

ナムコのファミコン移植作品は多少劣化はしていますが、それでも当時としては移植度も高かったです。

マッピー

1983年5月

こちらもナムコ作品を代表する大ヒットアーケードゲーム。

可愛らしいキャラクターや軽快なBGMで、当時から大人気。

書籍によると、開発初期段階のタイトルは「パニックハウス」で、サブタイトルとしてマッピー捕物帖と付けられていたとか。

また、初期段階ではトランポリンではなく普通に階段の上り下りだったそうです。

その後、お馴染みのトランポリンとなり、マニアからライトゲーマー迄大人気となります。

ゲーセム内容はもちろんですが本作で欠かせないのが、その音楽でしょう。

一説によるとドラクエの音楽でお馴染みの、あのすぎやま先生がゲーム音楽に興味を持ち始めたのがマッピーがきっかけと言われています。

それくらい本作が与えた影響は大きかったということでしょうね。

パック&パル

1983年7月

あまり知名度は高くないパックマンシリーズ3作目。

スーパーパックマンを更に進化させたような内容。

ステージ上のフルーツを取っていくのはスーパーパックマン同様ですが、今作はお邪魔キャラのミルが追加。

このミルがフルーツやアイテムを取って逃げ回るなどパックマンの邪魔をしてきます。

また、今回はパワークッキーはありませんが、様々なアイテムで攻撃が可能。

従来のパックマンから色々追加されていますが、やはり本作もそこまでヒットはしなっかったようですね。