中身は微妙だが音楽は最高だった!ファミコンソフト

今回は、

ゲーム内容は微妙だけど、音楽は素晴らしかった!

ゲームについて紹介していきます。

ファミコン初期から中期は、ソフトを出せば何でもとりあえず売れる時代だったので、微妙なゲームも
多く登場しました。

しかし、中にはクソゲーだけど、音楽だけは素晴らしかった!

というゲームも多く存在します。

音楽が特に印象に残っているという人も多いはず。

ゲーム内容は微妙だけど、音楽は素晴らしいゲームについて興味のある方は、是非見ていってください。

ゲームは微妙だけど音楽は素晴らしいファミコンソフト10選

 

高機動戦闘メカ ヴォルガードⅡ

1985/12/7

デービーソフト  4900円

個性的な電子音のBGMが特徴のシューティングゲーム。

PCで発売されたゲームの続編にあたります。

2号機と合体することで、ロボットに変身することも可能。

個人的にはわりと好きな作品でしたが賛否は激しく分かれる作品で、クソゲーやネタ扱いされることもしばしば。

しかし、BGMだけは非常に評価が高く、歌詞付きの攻略本などもありましたね。

ハイドライド・スペシャル

1986/3/16

東芝EMI 4900円

パソコンのハイドライドとハイドライドⅡを、ファミコンへアレンジ移植したアクションRPG。

当時のPCユーザーや大人からの評価は高いですが、小学生からはクソゲー扱いされていました。

まだRPGというジャンルが確立していないころ、子供にはこの内容はちょっと早すぎましたね。

しばらくジッとしていれば体力も自動で回復するんですが、子供時代は猪突猛進でまともに説明書も読まないので、すぐやられて速攻で飽きた思い出があります。

また、パスワードの再開と言う概念も、よく理解していませんでした。

やはり本作も、ゲームは微妙だけど音楽が非常に良かった思い出があります。

キングスナイト

1988/12/9

スクウェア  5900円

シューティングとRPGを融合させたような、かなり個性的な作品。

メーカー側は、フォーメーションRPGと提唱していましたが、全く定着しませんでしたねw

4人の仲間でそれぞれステージをクリアし、最終的に全員でドラゴンを倒すという内容。

タイトルやパッケージからはRPGっぽくも見えますが、これがまさかシューティングゲームとは思いませんでしたね。

発想の斜め上行くゲーム内容ですが、音楽は中々でした。

ヘクター87

1987/7/16

ハドソン  5000円

1987年キャラバンソフトとして登場したシューティングゲーム。

ハドソンのキャラバン認定ソフトと言えば、スターフォースやスターソルジャーなどの名作を思い出しますが・・・、

本作は、すこぶる評判が悪かったことを覚えています。

爽快感も無く、難易度も高く、本当に同じメーカーか?

と思いたくなる出来の悪さ。

個人的には、ファミコンのハドソンソフトの凋落が始まったのはこのソフトからと思っています。

しかし、BGMはスターソルジャーと同じ作曲者なので、音楽だけは素晴らしかったです。

ボンバーキング

1987/8/7

ハドソン  5500円

大ヒットしたボンバーマンの続編的なタイトル。

爆弾とショットを駆使して敵を殲滅していく内容ですが、爆弾の爆発時間が早すぎて自分の爆弾でやられる事故死が最も多い死因。

ゲーム自体は意欲的な内容でしたが、この爆発時間が早すぎるのが本作最大の欠点。

ただし、音楽はカッコよく、歌詞を見ながら歌っていた子も多かったでしょう。

要するに、音楽以外は特筆すべき点はない作品。

破邪の封印

1987/10/13

アスキー 5800円

PCから移植された高難易度RPG。

大人向けPCゲームの移植だけあり難易度は高く、攻略本無しでのクリアはかなり厳しいです。

マップ、フィギィア付きの豪華なパッケージに釣られて購入しましたが、当時は途中で断念。

大人になってから、攻略サイト見ながらやっとクリアしました。

今となっては中々面白かったですが、やはり子供にはちょっと早いゲーム。

当時はバッテリーバックアップなどもないのでパスワードによる再開が多かったですが、このパスワードが長いのもきつかったですね~。

全体的にBGMは素晴らしく、幻想的な音楽はゲーム内容にも合っていました。

ロマンシア

1987/10/30

東京書籍  5300円

こちらもPCから移植された高難易度なアクションRPG。

とにかく謎解きが鬼畜過ぎて、攻略本無しではとてもクリアできない内容。

可愛らしいパッケージイラストはライトなゲームにも見えますが、中身はかなりドギツいゲーム。

個人的に、

クソゲーだけど名曲すぎる!

で真っ先に思い浮かぶゲームでした。

TM NETWORK LIVE in POWER BOWL

1989/12/22

EPIC・ソニー  6200円

当時人気だった、TMネットワークが登場するアドベンチャーゲーム。

TMネットワークと聞いても若い世代は分からないかもしれませんが、あの小室哲哉氏が居たバンドと言えばきっと理解できるはず。

あと、ゲームとは関係ないですが、

TMネットワークの名前の由来は、ずっとタイムマシーンだと思ってましたが、実は小室氏や木根氏の出身地である「多摩」から来ており、多摩ネットワークという意味と知った時は衝撃でしたw

一気に規模が小さくなりましたよねw

さて、ゲームの話に戻ると、

地球滅亡直前に過去へタイムスリップした主人公が、TMメンバーと共に地球を救うというSFなストーリー。

ストーリーは面白いのですが、ゲームオーバーになりやすく難易度が高すぎることで、こちらもしばしばクソゲー扱いされています。

これでもう少し難易度を抑えてくれれば、もう少し評価は上がっていたかもしれませんね。

しかし、ゲーム内容は微妙でも、TMの楽曲がファミコン音源で聴けたり、

また、終盤はライブの画像が再現されているなど、グラフィック、音楽はファミコンにしては頑張っています。

ファンには嬉しい内容ですね。

私も当時TMネットワークが大好きでしたが、この時は「まさか木根さんがエアギターだったΣ(゚Д゚)!!」なんて思いもよりませんでしたw

当時は寡黙な印象だった木根氏ですが、トークも面白く、特にしくじり先生も出演した時は笑いましたね~w

魍魎戦記MADARA

1990/3/30

コナミ 8500円

当時「マル勝ファミコン」で連載していた人気漫画のRPG。

原作と同じストーリーで物語は進んでいきますが、当時まだ原作が完結していなかったので、エンディングはオリジナル展開となっています。

コナミらしい演出やビジュアル、BGMが特徴で、評価も悪くはありません。

しかし、さすがのコナミも、まだRPGのノウハウが少なかったようでゲームバランスは悪く、途中で断念する子も多かったです。

本作で特筆すべきは、やはりそのBGM。

同社の悪魔城伝説と同じ拡張チップ「VRC6」が搭載されており、ファミコンとは思えないBGMを堪能できます。

こちらも音楽が素晴らしいことで有名な作品でした。

ソルスティス 三次元迷宮の狂獣

1990/7/20

EPIC・ソニー  5900円

英国のメーカーが開発した、クォータービューのアクションパズルゲーム。

元は、海外のNES用ソフト「Solstice:The Quest for the Staff of Demnos」の日本版。

悪い魔術師にさらわれた姫を、ひげ爺さんが助けに行くという内容。

洋ゲーらしく難易度は高めで、死んで覚えろ!的な箇所も多いです。

グラフィックと音楽が特徴的で、ファミコンでもここまで出来るんだ!と驚いた人も多かったでしょう。