【コナミ レトロ―ケードゲーム】名作シューティングゲーム特集その1

今回は、主に80~90年代に発売された個人的に好きな

コナミのシューティングゲーム

を紹介いていきます。

コナミ好きの方、

コナミの名作シューティングをお探しの方は、

ぜひ参考にしてください。

 

個人的に好きなコナミの名作シューティング

 

スクランブル

1981年

国産スクロールシューティングの先駆け!とも言われているシューングゲーム。

スクロールシューティングゲームは、海外では既にディフェンダーが発売されていましたが、

日本では本作からだったはず。

残機制と燃料制で、燃料は地上にあるタンクを攻撃することで回復。

通常ショットと地上用のミサイルというスタイルで、

後の名作、グラディウスの原型とも言われています。

1周は全6ステージで構成。

ステージを進むごとに変化する背景や敵キャラにワクワクした子も多かったはず。

現在はアケアカや、アーケードクラシックス アニバーサリーコレクションなどでも復刻しています。

ツインビー

1985年2月

コナミの新基板バブルシステムの第一弾作品、ご存じツインビー。

ベルの色でパワーアップや、手でボムを投げて地上の敵を攻撃など、システムも個性的。

可愛らしいキャラクターとポップな音楽で当時から大人気。

また、二人同時プレイできるシューティングとしてはカプコンのエグゼドエグゼスに次ぐ2作目。

バブルシステムは、色数や容量、スクロールにも優れ、シューティングゲームに最適。

ゲーム内容は申し分ないのですが、その肝心のバブルシステムが、

実は磁気バブルメモリが非常に不安定だったことが難点で、データの損傷が起きやすかったとか。

現存している基板も故障が多く、安定して稼働させるのは難しいと言われています。

今から基板で遊ぶのは大変ですが、現在はアーケード完全も復刻しているので、

かなり遊びやすくなりましたね。

グラディウス

1985年5月

1.9.8.5.宇宙ガ、マルゴト、ヤッテクル。

でお馴染みの大ヒットシューティングゲーム。

バブルシステム第二弾作品で、当時のゲーマーなら一度は遊んだことがあるはず。

変化に富んだステージや、レーザーやオプションなどのパワーアップは斬新だったでしょう。

また、ステージごとに異なる音楽というのも画期的でした。

今でも好きなゲーム音楽に、真っ先にグラディウスを挙げる人は多いです。

その人気の高さから、ファミコンなど様々な家庭用ゲーム機に移植されますが、

当時はアーケードゲームが、ゲーム業界の最先端だった時代。

アーケードゲームの家庭用完全移植は、まだまだ難しかったですね。

レーザーの劣化や、オプションの減少などガッカリした人という声もよく聞きます。

当時はアーケード完全版に憧れたものです。

現在はアーケード版も安価に手軽に遊べるので、有難い時代となりました。

沙羅曼蛇

1986年7月

横縦スクロールを交互に繰り返す、個性的なシステムのグラディウスシリーズ第二弾。

カプセルを集めてパワーアップしていくグラディウスとは違い、

本作はアイテムを取って、その都度パワーアップしていくシステム。

但し、後に移植されるファミコン版は、グラディウスと同じパワーアップシステムとなっています。

前作のボスはビックコアばかりでしたが、今作からステージごとに異なるボスが登場。

それぞれ攻略法も異なり、熱くなった人も多かったはず。

しかし、ゲーム内の合成音声は、ネイティブすぎて何を言っているか聞き取れませんでしたね。

特にオプションは、multipleのモウティポウっと言っているのですが、

そう言っているようには、全く聞こえませんでした。

Xのフォロワーさんでも、モータポー、そうだポウ、8×4など、

人によって聞こえ方が違うのが面白かったです。

ファミコン版のスケルトンカセットも特徴的でしたね。

ゲーム内容はもちろんですが、個人的には音楽も大好きな作品でした。

グラディウス II GOFERの野望

1988年3月

こちらも発売と同時に大ブームだった、グラディウスシリーズの続編。

パワーアップバーが選べたり、上下にもスクロールしたりなど、

沙羅曼蛇から更にグレードアップ。

それまでは、メイン武器は何だかんだ言ってレーザーを選ぶことが多かったですが、

今作からリップルレーザーの活躍の機会も増えましたね。

1~2面は比較的簡単にクリアできますが、

やはり、3面辺りから急に難しくなります。

特にボスラッシュなどはビビったものです。

個人的には、シリーズを通してモアイステージが一番のお気に入り。

ついつい無理してでも、モアイを倒したくなります。

本作のファミコン版も良移植で当時はよく遊んだものです。

小学生で、よくクリア―したなって思いますね。

サンダークロス

1988年10月

こちらもグラディウスシリーズの派生形とされる作品。

といっても、共通点はオプションくらいですが。

本作のオプションは、グラディウスシリーズのように自機を追尾するシャドウ系ではなく、上下に固定。

オプションの間隔を自由に変更でき、伸ばしたり縮めたり、状況に応じて使い分けることが可能。

複数のショットやスペシャル装備などがありますが、

個人的には、ブーメランレーザーが特にお気に入りでした。

また、音楽の評価も高いですね。

個性的な作品ではありますが、グラディウスⅡ程は話題になりませんでした。

シューティングが得意な人たちの話によると、比較的簡単なゲームとの事。

その辺りも、ガチシューターからは少々物足りなかったのかもしれません。

まぁ、シューティングが苦手な私にとっては、本作でも十分難しいのですが^^;

パロディウスだ! 神話からお笑いへ

1990年4月

それまでは硬派な男のシューティングのイメージだったグラディウスが、一気にパロディ路線へと踏み切った作品。

最初はMSX用ソフトとして発売され、後にアーケードやファミコンなどでも発売。

グラディウスのパワーアップシステムと、ツインビーのベルのパワーアップなどがあり、

それぞれの、いいとこどり感もありますね。

wikiによると、元々は社員のストレス解消のために、わずか1か月ほどで作られたというから驚きです。

関西の悪ノリで作られたせいか、これまでにない斬新なゲームへと仕上がり、

これが話題となり、後にシリーズもどんどん作られることに。

当初本作を作った開発者も、まさかこれほどシリーズが続く人気作になるとは、思ってなかったでしょうね。

出たな!!ツインビー

1991年2月

ツインビーシリーズのアーケード版としては久々の続編。

ファミコンでは続編が色々出ていましたが、アーケード版は数年ぶり。

ベルによるパワーアップは初代から同様ですが、今作では溜め撃ちなども追加。

分身とバリアが併用出来たり、ステージ間にデモが追加されるなどシステムも演出もパワーアップ。

ポップで可愛らしい世界観で、何となく女子ウケも良さそうですね、知らんけど。

後にPCエンジンやプレステ、セガサターンにも移植され現在はアケアカでも復刻しています。

スーファミ版のPop’nツインビーは内容は違いますが、本作に近い印象でした。

ゼクゼクス

1991年

グラディウスⅡのスタッフが開発した横シューティングゲーム。

今作は脱着可能なフリントと呼ばれる謎の生命体を使った攻撃が特徴で、

これを状況に応じて、脱着し攻撃していきます。

フリント装着時はタメ攻撃も可能。

その見た目から、R-TYPEやXマルチプライなどにも似ていると言われていました。

ゲーム自体は非常に面白く、コナミの同ジャンルの新機軸としてスタートされる予定でしたが・・・、

本作で評判が芳しくないのが、ステージ間に流れるデモシーン。

フルボイスでストーリーや演出にもこだわりを感じますが、

このデモシーンが恥ずかしいセリフなども多いことから、当時は飛ばす人が多かったとか。

フォロワーさんの話だと、ゴリゴリのヤンキー兄ちゃんが本作のデモシーンを眺めているシーンは、中々シュールだったとかw

デモシーンはイマイチでしたが、シューティングゲームとしては面白く、音楽もカッコいいです。

現在はアケアカでも復刻しています。

極上パロディウス 過去の栄光を求めて

1994年4月

使用キャラクターも大幅に増えた、パロディウスシリーズ2作目。

当時は対戦格闘ゲームが大ブームで、シューティング人気は下火でしたが、

しかし、本作だけは当時から大人気。

私も格ゲーの合間に、よく遊んだものです。

どのキャラも個性的で面白いのですが、

個人的には、棒人間の「こいつ」をよく使用していました。

見た目はショボいのですが、攻撃範囲も広く使いやすかったですね。

その他のキャラも面白く、当時はゲーセンに行く度に1回はプレイしたものです。

そういえば、なぜかビックバイパーだけは、ほとんど選んだことがありませんでした。

コメディ要素も多く、一見簡単そうにも見えますが、実は難易度は高いです。

当時は「本家よりも難しいのでは?」っと思ったものです。

本作にはオートとマニュアルがあり、一見オートの方が簡単そうですが、

本作はパワーアップによって難易度が上がっていくため、実はマニュアルで任意にパワーアップした方が進めやすいです。

難易度を抑えるために、敢えてフルパワーアップしないで進めている人も多かったですね。

ゲーセンでも長期間設置され、当時はかなりインカムも良かったのでしょう。

パロディウスシリーズは、また復刻してもらいたいものです。