【SEGAマスターシステム】忘れられた名作ゲーム達

セガマークⅢ

セガマークⅢやマスターシステムでは、数々の名作ゲームが発売されました。

中でも、北斗の拳やスペースハリアー、アフターバーナーファンタシースター、ファンタジーゾーン

などは、今でも名作として語り継がれており、記憶に残っている方も多いでしょう。

しかし、中には、名作なのに、今となっては覚えている人は少ない、忘れ去られてしまった・・・

というゲームも多々あります。

今回は、国内、海外問わず、今となっては忘れさられてしまった、マスターシステムの名作ゲームについて紹介していきます。

セガマークⅢ・マスターシステム好きの方は、是非見ていってください。

また、このゲームも今となっては名前すら上がらない・・・

という作品がありましたら、是非コメントお願い致します。

【SEGAマスターシステム】忘れられた名作ゲーム

 

オパオパ

1987/12/20

セガの大ヒットシューティングゲーム、ファンタジーゾーンの外伝的作品。

本作はオパオパがファンタジーゾーンへ旅立つ前の訓練中という設定ですが、

要は、オパオパを主人公としたドットイートゲーム

但し、お買い物要素があるので、多少はファンタジーゾーンっぽいですが。

ドットを取りながらお金を貯め、武器などのアイテムを購入し、敵を倒していきます。

また、BGMにはファンタジーゾーンの名曲も使用され、ファンには嬉しい演出です。

しかし、他のゲーム機に移植されたり、続編なども出ず、

本編と比べると、知名度はかなり低いでしょう。

二人同時プレイも可能で、それなりに楽しいゲームではありましたが、

今となっては覚えている人も、少なそうですね。

剣聖伝

1988/6/2

妖魔軍団を倒す為に戦う、日本を舞台とした和風アクションゲーム。

敵の動きが嫌らしく、慣れるまでは雑魚敵でもけっこう苦戦します。

日本地図でルートを選択し、最終的に江戸を目指す内容。

ナムコの源平討魔伝を思い出しますね。

刀を駆使したジャンプアクションゲームで、ステージ最後にはボスを倒すというオーソドックスなシステム。

描き込まれた背景や、個性的な妖怪たちなど日本だけでなく、海外でも人気だった作品。

しかし、その後、続編が作られることもなく移植も復刻もなく、

今となっては覚えている人は、かなり少ないでしょう。

Psycho Fox

1989年

欧米では人気だった、ビック東海の爽快なジャンプアクションゲーム。

プレイヤーはサイコ フォックスというキツネを操作し、敵を倒していくシンプルな内容。

分かりやすく言うと、ビック東海版のスーパーマリオ。

日本では未発売の為、本作を知っている人は少ないでしょうが、

ファミコンの「かけふくんのジャンプ天国 スピード地獄」と、ほほ同じ設定。

そのキャラクターを替えて、欧米で発売されたのが本作。

ちなみに「かけふくんのジャンプ天国 スピード地獄」は、欧米ではKid Koolというタイトルで発売されています。

また、メガドライブでは、まじかるハットのぶっとびターボ!大冒険が、ほぼ同じシステム。

ちなみに、こちらはセガから発売されていますが、

開発したのは同じ元ビック東海のチームだったとか。

こちも既に忘れ去られているかもしれませんが、良アクションゲームでした。

赤い光弾ジリオン

1987/5/24

当時アニメも放送されていた、ジリオンのアクションゲーム。

ジリオンという言葉、久々に聞いた!っという方もきっと多いはず。

当時私の地域では、たしか日曜日の朝にアニメが放送していた記憶があります。

敵基地に侵入して、端末にパスワードを入力し扉を開けたりなど、潜入スパイアクション的な内容。

当時としては結構やり応えのある設定で、マークⅢユーザーの多くが持っていた印象があります。

といっても、私のクラスではマークⅢを持っている人は1人しかいませんでしたが^^;

当時はファミコンしか持っていなかったので、マークⅢのゲームはどれも面白そうに見えましたね~。

しかし、アニメの再放送なども無く、今となっては覚えている人は少ないでしょう。

当時はジリオンの光線銃の玩具に憧れましたね~。

トライフォーメーション

1987/12/13

ジリオンのゲームシリーズ第二弾で、海外版のタイトルはそのままZillion II。

今回はロボットに変形可能なトライチャージャーで戦う、アクションシューティングになっています。

ロボット、合体、変形は、当時の男子には大好物の設定でしたね。

2面は徒歩で基地内を探索するなどステージによって色々変化があり、助けた仲間と交代も可能。

前作が探索中心だったのに対し、今作はスピード感のある横スクロールアクションにシフトしています。

特徴的なのが、バイク・ロボ・人間の3形態に変形できる「トライチャージャー」。

場面に応じて形態を切り替えながら進むという、当時としてはユニークなシステムです。

ただし海外でも前作ほどの評価は得られず、やや地味な存在に。

やはり今となっては本作を覚えている人は少ないかもしれませんが、

当時のセガのチャレンジ精神が感じられる隠れた意欲作でした。

魔王ゴルベリアス

1988/8/14

こちらも今となってはかなりマイナーなアクションRPG。

薬草を探して谷底へ消えたお姫様を探す為に、少年が冒険に旅立つという内容。

開発は、アレスタなどでお馴染みのコンパイル。

俯瞰や縦横スクロールなど、様々なステージがあるのが大きな特徴。

元はMSXで発売された作品で、一定の評価を得た作品でしたが、

残念ながらコンパイル自体がもう存在していないこともあり、今となっては覚えている人も少ないでしょうね。

Golden Axe Warrior

1991年

ゴールデンアックの世界観で戦うアクションRPG。

ゴールデンアックスは日本でも有名ですが、アクションRPGが出ていたと知っている人は少ないでしょう。

ゴールデンアックスではお馴染みのラスボス、デスアダーを倒す内容です。

本作は欧米のマスターシステムのみで発売され、残念ながら国内未発売。

主人公はファイアウッド王国の生き残りという設定で、両親の復讐を果たすべく、

9つのクリスタルを集めゴールデンアックスを手に入れデスアダーを倒します。

見た目通りゼルダの伝説的なアクションRPGで、当時から賛否が分かれる作品でした。

GamePro誌では、ZeldaやWillowに匹敵とする高評価でしたが、

一方で英国のMean Machines誌などでは「退屈」「単調」と低評価。

海外でもその評価は割れ、好みは激しく分かれるようです。

続編や移植、リメイクもされず、永らく忘れ去られた存在でしたが、

PS3やXbox360で発売された

Sonic’s Ultimate Genesis Collectionで、オマケゲームとして復刻。

当時は賛否両論でしたが、今は“隠れた名作”として語り継がれる存在らしいですね。

master of darkness

1992年

ロンドンで多発している連続殺人事件を調査するという設定のアクションゲーム。

こちらも欧米のみで販売された作品で、日本では残念ながら未発売。

主人公はフェルディナンド・ソーシャル博士という心理学者で、ナイフや杖などのメインウエポンと、

拳銃や爆弾などのサブウエポンで戦っていきます。

分かりやすく言うと、ロンドンを舞台とした悪魔城ドラキュラ。

当時のセガゲーム機ではキャッスルヴァニアシリーズがまだ発売されていないこともあり、

緻密なグラフィックやゲームの操作性など、非常に高い評価を得た作品。

本作に関しては忘れられたというよりも、国内ではそもそも知っている人の方が少ないでしょうね。

Power Strike II

1993年

こちらも欧州でのみ発売された縦スクロールシューティングゲーム。

複数の武装に変更可能で、アレスタに非常によく似た内容。

海外ではアレスタがPower Strikeというタイトルなので、

実質、アレスタⅡ的な位置づけなのでしょう。

見た目も爽快感もかなりアレスタっぽくて、海外でも知られざるマスターシステムの名作として紹介されています。

海外では非常に評価の高い作品でしたが、やはり今となっては覚えている人は少ないでしょう。

また、本作も日本では、そもそも知っている人自体少ないでしょうね。

アストロウォリアー

1986/12/14

シンプルな設定の縦スクロールシューティングゲーム。

対地・対空どちらも同じショットで倒せるので爽快です。

分かりやすく言うと、セガ版のスターフォース。

全3面をループする内容で、ステージ数は少ないのがちょっと残念ですが、

当時のシューティングゲームとしては、かなり爽快な内容。

とにかく敵をガンガン倒していくのが気持ちよく、あまり深く考えずに楽しめます。

しかし、欧米でも評価は分かれる様です。

シューティングゲームは無数にありますので、埋もれてしまったかもしれませんね。

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