カラフルでポップ!
遊んでいるだけでハッピーになれる、
アーケードの名作シューティングたちを集めました。
弾幕の激しさよりも、キャラクターや世界観の
可愛さとセンスで勝負した名作ばかり!
この記事では、そんな
ポップ全開のアーケードシューティングゲーム10選
を、当時の思い出や見どころとともに紹介していきます。
弾幕よりカラフル!?ポップ全開のアーケードシューティング10選
ツインビー

1985年
コナミ
ポップなシューティングゲーム、まず最初に紹介するのはコナミの人気シリーズ第一弾。
同社肝入りの新基板「バブルシステム」最初の作品でもあります。
従来の基板よりも色数やキャラクターの容量も増え、スクロール性能も向上。
これにより、鮮やかでカラフルな表現が可能となりました。
特にベルを使ったパワーアップシステムが大きな特徴。

また、二人同時プレイが可能というのも当時としては珍しかったです。
音楽の評価も高く、当時ハマって遊んだ人も多かったでしょう。
但し、敵を攻撃しながらベルの色も見てと、ベルのパワーアップがけっこう難しかったですよね。
後にファミコンなど、様々なゲーム機に移植され続編も発売されています。
可愛い見た目とポップな音楽で、当時から人気だった名作。
のぼらんか

1986年10月
コアランドテクノロジー
コアランドテクノロジーが開発しデータイーストから発売された、クセの強いシューティングゲーム。
テントウムシのようなおっさんが、般若の面を被ったワルサー大王にさらわれた姫を救う内容。
木を上って行く設定ということもあり、足場が限られているのが大きな特徴。
一定時間だけ飛ぶことも可能ですが、基本は木の上で戦います。

敵を倒すとフルーツを落とし、これを取ると制限時間が伸びていきます。
但し、9個おきにドクロが現れ、これを取るとミス。
見た目は可愛らしいですが、これがかなり難易度が高い作品でクセも強いです。
ごんべぇのあいむそ~り~を開発したコアランドテクノロジーと、
高難易度で個性的なゲームが多いデータイースト、
この二つが手を組んだことでも、まともなゲームではない事が十分伝わりますね。
ワンダープラネット

1987年
データイースト
あまり知名度は高くなさそうな、データイーストの縦シューティングゲーム。
お買い物でパワーアップと、地上と空中の敵の撃ち分けなどから、
ゼビウス + ファンタジーゾーンのシューティングとも言われています。
敵を倒しお金を貯め、道中のショップでお買い物、
そして、ステージラストでボス戦と、流れはファンタジーゾーン。
見た目はポップで可愛らしく楽しそうにも見えますが、そこはやはりデータイースト、難易度はかなり高め。

空中と地上の敵を打ち分けて、更にアイテムも取るのは中々難しいです。
ショップもボムで扉をこじ開けるのも、けっこう大変。
また、自機の当たり判定も見た目通りなので、被弾しやすいです。
システム面も良くデザインも悪くはなく、これでもう少しバランスが良ければ、
もっと知名度は上っていたかもしれませんね。
スカイキッド

1985年12月
ナムコ
ナムコのポップなシューティングと言えば、やはり本作でしょう。
敵基地や戦艦などを爆撃する、ナムコの人気シューティングの一つ。
設定としてはリアルな戦争を描いているのでしょうが、キャラのコミカルさで殺伐さは一切感じません。
敵戦闘機と戦いながら、地上に無造作に置かれた爆弾を拾い、敵基地や戦艦を爆撃するという流れ。

シンプルな中にも奥深さがある、ナムコらしい分かりやすいゲーム。
右から左に流れる横シューティングというのも珍しいですね。
また、本作はナムコ初の二人同時プレイ可能なゲームでもあったそうです。
自由の女神のスカートがめくれるなど隠し技も多く、喜んだ男子も多かったはず。
後にファミコンにも移植され、現行機ではアケアカやナムコミュージアムでも復刻しています。
ファンタジーゾーン

1986年3月
セガ
こちらも当時から大人気だった、セガを代表するシューティングゲーム。
ポップなシューティングと聞いて、まず最初に本作を思い浮かべた人は多いはず。
キャラクターも可愛らしく、カラフルなパステルカラーや軽快な音楽など、
まさにポップなシューティングの代表的な作品。

また、ゲーム性も素晴らしく、お買い物要素を取り入れたシステムなども画期的でしたね。
当時から大人気でファミコンやマークⅢにも移植され、続編もメガドライブで発売。
かなり知名度の高いシューティングゲームで、今遊んでも普通に楽しい名作。
シリーズは色々出ていますが、個人的には、やはり初代のアーケード版が一番好きでした。
現在はSEGA AGESなどでも復刻して、より遊びやすくなっています。
ラビオプレス

1987年
ビデオシステム
脱衣麻雀などでお馴染み、ビデオシステム開発の横シューティングゲーム。
異星人に誘拐されたバニーランドの王様と王女を救出する内容。
兎を模した自機で、ショットとミサイルで敵を殲滅していきます。
接近した状態でショットボタンを押すと、高威力のパンチが可能。

システムはエネルギー制で、左下のエネルギーが自機の残量。
ニンジンを取ることで、回復できます。
ステージクリアすると、バニーガールのご褒美画像が拝めます。
このあたりはビデオシステムらしいですね。
しかし、出荷数はそれほど多くはなかったようで、知名度もあまり高くはないでしょう。
オーダイン

1988年9月
ナムコ
ナムコの新基板、SYSTEMⅡの第二弾となるシューティングゲーム。
ファンタジーゾーンで端を発したお買い物システムを搭載し、
更に、新基板による回転・拡縮機能を活用した演出が大きな特徴。
対空用の通常ショットと下段ボムの2種類の武装で戦っていき、
お買い物でアイテムを購入しパワーアップしていきます。

ショットのほとんどが時間制というのも、ファンタジーゾーンに似ています。
新しい機能が追加されると、その機能を使いがちというのは、当時からあるあるでしたね。
可愛らしい見た目と適度な難易度で、わりとライト層からも人気が高かったそうです。
後にPCエンジンにも移植され、現在はアケアカでも復刻しています。
パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~

1990年4月
コナミ
コナミのポップなシューティングと言えば、やはり本シリーズでしょう。
本家グラディウスは硬派なシューティングとしてもお馴染みですが、
本作はその真逆でギャグありパロディありと、かなりポップな内容。
元々はMSX版で、社員の息抜き用に作られたという事もあり、「面白い」だけに全振りしたのでしょうね。

MSX版の後にアーケード版が発売され、その後、続編も色々出ています。
しかし、見た目は可愛いですが、その中身はかなり難易度は高く、後半は本家以上に難しかった記憶があります。
PSPでパロディウスコレクションが発売されているそうですが、
現行機でも、また発売してほしいですね。
コットン

1991年4月
サクセス
サクセスが開発しセガから発売された、こちらもかなりポップなシューティングゲーム。
可愛い魔法少女の、ナタ・デ・コットンが主人公で、相棒の妖精と共に戦っていきます。
ステージ間ではデモが流れ、妖精とのコミカルなやり取りも人気でしたね。

基本は対空の通常ショットと対地用ボム、そして、溜め撃ちの強力な魔法で進みます。
また、クリスタルを集めることで経験値が貯まり、レベルアップするとショットがパワーアップ。
コミカルな見た目ですが、これがけっこう難易度が高く、意外と本格派シューティングゲーム。
後に様々な家庭用ゲーム機に移植され、続編も発売されています。
ちなみに、PCエンジン版のコットンの声は、あのTARAKO氏
本作も現在も人気の高いゲームでした。
ハチャメチャファイター

1991年11月
NMK
可愛いカワウソが主人公の、コミカルなシューティングゲーム。
悪事を働くうさぎを懲らしめる為、飛行機で向かうという設定。
どうやって飛んでいるのか気になるところですが、足をバタバタさせているカワウソが可愛いですね。
メイン武器は、通常ショットとボム的な巨大化攻撃。

NMKと言えばアーカスなどの高難易度ゲームを思い出しますが、
この頃ともなると難易度もマイルドな設定となっており、初見でも序盤はサクサク進めるでしょう。
パワーアップアイテムも、「つおい」や「おぷしょん」など分かりやすいのも良いですね。
現在はアケアカでも復刻していますので、興味のある方は一度試してみて下さい。

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