セガといえば、
- アウトラン
- バーチャファイター
- デイトナUSA
など、数々の名作アーケードゲームを生み出してきたメーカーとして知られています。
しかしその一方で、
「なぜ作った!?」「クセが強すぎる!」
と突っ込みたくなるような珍作・迷作も数多く存在するのをご存じでしょうか。
今回は、セガファンの間でも語り草となっている アーケードゲームの珍作8本を厳選して紹介します。
どれも笑えてツッコミどころ満載の作品ばかり。
セガのちょっと珍しい珍作、迷作に興味のある方は、是非見ていってください。
また、この他にも、このゲームもクセが凄かった!
という作品があれば、是非コメントお願いします。
クセが強い!セガアーケードゲーム8選
【動画はコチラ】
ずんずん教の野望
1992年
セガのクセつよゲームとして、真っ先に思い出したのが本作。
謎の「ずんずん教」という宗教軍団を撃退していく内容。
当時としても、既にちょっと古いシステムのシューティングゲームで、
敵の動きなども、ナムコ往年のギャラガを彷彿とさせます。
本作の特徴と言えば、やはり個性的なキャラクターやゲームデザインでしょう。
バブリーな時代を揶揄したようなデザインや、我が国が絶対的な正義!という自国の価値観を無理矢理押し付けるような上から目線のアメリカ様など、
当時の時代背景を表しています。
ゲームシステムもちょっと古臭く、デザインも異質でそりゃ賛否分かれるでしょう。
近所のゲーセンにも一時期ありましたが、速攻で撤去された記憶があります。
恐らく、インカムも悪かったんでしょうね。
クールライダース
1995年
こちらもかなりクセが強い、セガのレースゲーム。
アウトランナーズのバイク版的な設定ですが、特徴的なのは
やはり登場キャラクターでしょう。
レースゲームとしても普通に面白いのですが、その実写取り込みキャラの濃さ故か、ネタゲー扱いされています。
登場するライダーたちは老若男女様々で、全員漏れなくクセが強め。
またステージもクセが強く、日本では忍者が走るなどツッコミどころ満載。
レース自体はスーパーハングオン風なのに、キャラクターのインパクトが強すぎて、それしか印象に残らないレベル。
真面目に遊ぶより、どうしても悪ふざけに走ってしまう珍レースゲームでした。
カロリー君vsモグラニアン
1986年
こちらもセガにしてはかなりマイナーなアクションゲーム。
フルーツ王国のカロリー君が、モグラたちに盗まれた果物を回収していきます。
ここだけ聞くと一般的なアクションゲームにも見えますが、
本作で大事なのは、下段に表示されたカロリーメーター。
果物を食べないと、どんどん痩せて行き最終的にミスとなり、
また、食べ過ぎると動けなるなど、カロリー調節が重要となります。
キャラデザインもあって、本作もかなりクセが強いゲームですね。
食べずにドンドン痩せ細っていくキャラクターも非常にシュールw
発想は面白かったですが、やはり当時の人気はイマイチだったようです。
セガソニック・ポップコーンショップ
1993年
ソニックとテイルズがポップコーンを作ってくれるという設定のポップコーンマシン。
バター、塩、カレーの3種類から味を選べます。
ポップコーンを作っている待ち時間に、ちょっとしたミニゲームが楽しめるという内容。
メインはポップコーンマシンなので、ゲームはオマケ程度ですが、
ソニックが作ったポップコーンを、実際に食べれるのはきっと楽しいはず。
特に子供は大喜びでしょう。
聞くところによると、現在も稼働しているお店があるとか。
残念ながら私は実物を見たことがありませんが、一度は試してみたいですね。
聞くところによると、現在も稼働しているお店があるとか。
厳密に言えばゲームではありませんが、珍しかったので紹介しておきました。
ボナンザブラザーズ
1990年
悪徳会社からお宝を奪って逃走する、ステルス的なアクションゲーム。
こちらは当時から人気で、様々なゲーム機にも移植されているので知名度は高い方でしょう。
敵に見つからないように侵入し、お宝を奪って逃走するステルスアクションですが、
これが動きや演出も面白く、派手さはありませんがハマる楽しさ。
ハエが止まるなど、演出も細かいです。
この細かい遊び心なども、いかにもセガらしいですね。
この二人は後にイチダントアールなどにも登場し人気キャラとなり、
セガオールスターレーシングなどにも参加しています。
この二人が出ると、急にクセが強めになりますねw
エアレスキュー
1992年
ヘリに乗って仲間を救出する、大型筐体の体感ゲーム。
歩いて逃げれそうな距離にいる兵士を、わざわざヘリで救出に向かいます。
一見硬派なシューティングゲームにも見えますが、ウザいのは助けた仲間たちの存在。
ワザワザプレイヤーに向かって挨拶していくのは、時にウザく、時に鬱陶しくも感じます。
演出や挙動が妙にコミカルで笑えますね。
敵の出方や救出の仕方もオーバーで、緊迫感よりツッコミたくなる気持ちが先に来る内容。
セガらしい大味さとクセの強さが絶妙に合わさった作品で、知る人ぞ知る迷作枠に入ります。
ダイナマイトダックス
1988年
セガらしいカラフルでコミカルな、アメコミっぽいベルトスクロールアクションゲーム。
ペットのアヒル「ビン」と「ピン」が、誘拐された飼い主を助けに行くストーリーですが、
まず、アヒルがパンチやキック、爆弾などで戦っていく設定が可笑しいです。
見た目は可愛いですが、敵をフルボッコにしてくアヒルは、ちょっとシュールですね。
プロデューサーは、スペースハリアーやアフターバーナー、バーチャファイターなどお馴染みの鈴木裕氏。
セガらしい快適操作と分かりやすいシステムでしたが、そこまでヒットしなかったようですね。
鈴木氏の手掛けた作品の中でも、知名度はあまり高くはないでしょう。
わくわくウルトラマンレーシング
1996年
ウルトラマンと怪獣たちが競うレースゲーム。
なぜか乗り物に乗ったウルトラマンと怪獣たちとレースする設定からして、ツッコミどころ満載ですよね。
セガがウルトラマンのレースゲームなんて出してたの?
っと思った人も多いはず、私も知りませんでした。
しかし、それもそのはず、本作は子供が乗るような乗り物系のアトラクション。
昔、よくデパートの屋上などに置いていたようなやつですね。
そりゃ大人は知らないはずです。
本作は、ウルトラマンとウルトラセブンが怪獣たちとレースをするのですが、
正義のヒーローであるウルトラマンが、卑怯にも怪獣たちを後ろからキックしたり攻撃したり
逆に怪獣たちが可哀そうになります。
「何するんだよ!」って言ってそうな怪獣の顏も笑えますよね。
面白かったので、本作もクセツヨゲームとして紹介しておきました。
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