今回はスーファミで発売された、今は亡き
ジャレコ
のゲームについて紹介していきます。
ゲームメーカーとしては中々古参ですが、イマイチヒットに恵まれませんでしたね。
どれも悪くはないのですが飽きやすく、二番煎じの印象が強かったです。
ファミコン時代は印象的なゲームもいくつかありましたが、スーファミ時代になると更に影が薄くなります。
そんなジャレコのスーファミソフトについて紹介していきますので、興味のある方は是非見ていってください。
また、数が多いので、今回はスーファミ中期ごろまでに発売されたジャレコゲームを紹介していきます。
スーパーファミコンソフト ジャレコゲーム特集
BIG RUN
1991/3/20
8700円
パリダカールラリーを題材としたスーファミ初期のレースゲーム。
起伏の激しいコースや夜間走行など、当時のレースゲームとしては中々演出も凝っておりよく出来ています。
当時のレースゲームとしてはそれなりに楽しい作品ですが、同時期にF-ZEROという名作レースゲームが既に発売されていたのが運の尽き。
どうしてもF-ZEROと比べられてしまいます。
決して悪くは無いのですが、周囲の評価はあまり高くはありませんでした。
スーパープロフェッショナルベースボール
1991/5/17
8700円
ファミコンで大ヒットした「燃えろプロ野球」のスーファミ版とも呼べる作品。
バッティングが難しくなり、最初は当てることすら難しいです。
野球中継のような画面で、当時主流だったナムコのファミスタ系の野球ゲームとは少し異なる個性的な作品。
プロ野球中継などが好きな方は楽しめそうですね。
SUPER E.D.F.
1991/10/25
8700円
ジャレコのアーケードゲーム「E.D.F」のスーファミ移植版。
敵を倒して経験値を貯めショットをパワーアップさせていく、ちょっと珍しい設定です。
マイナーなタイトルですが、横シューティングゲームとしては普通に楽しい作品。
現在は、switchのスーファミでも配信されています。
ラッシング・ビート
1992/3/27
8700円
ジャレコ版ファイナルファイトとも呼べるベルトアクションゲーム。
スピード型のキャラと、パワー型のキャラというのも、カプコンのファイナルファイトによく似ていますよね。
敵の攻撃を一定以上受けると怒りモードで無敵になり攻撃力も上がるなど、独自設定もあります。
こちらもベルトアクションゲームとして、それなりに楽しめます。
ファイナルファイトの二番煎じ的なゲームで、実にジャレコらしい作品。
スーパーカップサッカー
1992/4/24
9000円
24カ国から選択出来るワールドカップのサッカーゲーム。
テレビ中継をイメージしたような演出などが特徴。
操作はシンプルですが、他のサッカーゲームと比べると微妙。
パスとかもう少し通りやすかったら、もっと楽しめそうなんですけどね。
あともう少し!
というところが、いかにもジャレコらしいです。
スーパープロフェッショナルベースボールII
1992/8/7
9000円
ジャレコの野球ゲーム2作目で、今回から選手が実名になっています。
また、実際と同じように、130試合と日本シリーズ勝ち抜くペナントレースモードも追加。
プロ野球ファンには、嬉しい内容だったかもしれませんね。
ただ、私は当時から野球には全く興味が無いので、本作にも全く魅力は感じませんでした。
ラッシング・ビート乱 複製都市
1992/12/22
9600円
それなりに人気だったベルトアクションの2作目。
キャラクターや技も増え、二番煎じゲームの割には中々の良作品。
本シリーズは比較的評価が高く、ジャレコにしては面白い作品でした。
こちらもswitchのスーファミで配信されています。
個人的にはこの次回作の「修羅」が最も好きなので、こちらもswitchで配信してもらえたら嬉しいですね。
ロイヤルコンクエスト
1992/11/27
8500円
アーチャーや工兵、ナイトなど8種類のユニットを活用して、王を目標地点へと導くリアルタイムストラテジー。
レミングスとちょっと近い印象がありますが、本作にはボス戦などもあります。
今となってはちょっとテンポも操作性も悪く感じますが、当時はそれなりに人気でした。
USA ICE HOCKEY
1993/3/19
9000円
国内では珍しいアイスホッケーのゲーム。
リーグ戦とトーナメント戦の他にも、6種類のモードが楽しめます。
乱闘などもあり、アイスホッケーのゲームとしては楽しい作品。
しかし、アイスホッケー自体がマイナーなのが残念なとこ。
DEAD・DANCE
1993/3/26
9700円
ジャレコの対戦格闘ゲーム。
ストⅡの影響から当時は大格ゲーブームで、各社から様々な格ゲーが発売されました。
本作もそのうちの一つ。
対戦終了後のリプレイを、巻き戻したりなどで見れるのが大きな特徴ですが、
それ以外は特筆すべき点は、残念ながらありませんね。
怒りの要塞
1993/4/23
8700円
ゲームボーイで人気だった、トップビューのアクションシューティングゲームのスーファミ版。
セガのエイリアンシンドロームによく似た設定。
数種類の武器の選択が可能で、こちらもジャレコ作品にしては珍しく人気だった作品。