今回は、セガサターンで発売された
推理ゲーム
について紹介していきます。
今は実写のようなCGゲームが主流ですが、当時は実写をそのまま取り込むゲームも多く、ドラマのように進行していくアドベンチャーゲームも色々ありましたね。
画像はまだまだですが、スーファミなど一世代前のゲーム機から遥かにパワーアップしており、第5世代ゲーム機スゲー!っと思った人も多かったはず。
当時テレビで活躍していた役者やタレントが登場するゲームも色々あり、今見ると時代を感じます。
名作から迷作まで、セガサターンの推理アドベンチャーゲームが好きな方、興味のある方は、是非見ていってください。
セガサターンソフト 推理ゲーム特集
ワンチャイコネクション
1994/11/22
セガ 7800円
返還前の香港を舞台とした、コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。
登場する役者陣も豪華で、まるでテレビの刑事ドラマを見ているように物語は進行していきます。
システム的にはオーソドックスな推理アドベンチャーゲームですが、この実写映像でセガサターンスゲー!っと驚いた人も多かったはず。
RAMPO
1995/2/24
セガ 7800円
江戸川乱歩生誕100年を記念して作られた、同名映画のアドベンチャーゲーム。
映画の役者さんが、そのまま登場する豪華な内容となっています。
ゲームには大まかに2つの事件が収録されております。
マルチエンディングとなっており、映画と異なるストーリーも楽しむことが出来ますよ。
但し、当時は容量も限られていたせいか、ボリュームはそれほど多くはありません。
J.B.ハロルド ブルー・シカゴ・ブルース
1995/9/22
リバーヒルソフト 7800円
パソコンなどで人気を博した「J.B.ハロルドシリーズ」のセガサターン版で、シリーズとしては4作目。
全編吹き替え音声で、ドラマを観ているように進んでいきます。
また、時間の概念がある為、コマンド総当たりではクリアできなく難易度は高め。
システムの好みは分かれそうですが、アメリカの刑事ドラマが好きな方は楽しめそうですね。
探偵神宮寺三郎 未完のルポ
1996/11/29
データイースト 5800円
データイーストの人気推理ゲーム「探偵神宮寺三郎」シリーズ5作目にあたる作品。
前作から6年ぶりとファン待望のゲームで、今回は神宮寺の他にも、洋子や熊野刑事など他のキャラの視点で進むザッピングシステムを採用。
また、ムービーやキャラクターボイスも追加されています。
昔ながらのオーソドックスなシステムなので、推理アドベンチャーゲーム好きには馴染みやすいシステムです。
南方珀堂登場
1997/8/7
アトラス 5800円
犯罪心理学者の南方珀堂と共に殺人事件の謎を解き明かす、推理ゲーム。
一般的な推理アドベンチャーゲームと違い、コマンド選択式ではなく会話などを聞き推理して、犯人を見つける内容。
その為、コマンド総当たりなども出来ず、プレイヤーが実際に自分で考え推理しなければなりません。
斬新で面白い設定ではありましたが、ただ会話を聞いているだけで退屈など、内容に関しての評価はあまり高くはありません。
ゲーム内容に関しては賛否ありますが、実際に自分の頭で推理するのが好きな方、論理トレーニングなどが好きな方は試してみる価値はあるかも。
ミントン警部の捜査ファイル 道化師殺人事件
1997/10/30
リバーヒルソフト 5800円
1932年にイギリスのサーカス団で起きた殺人事件を捜査するアドベンチャーゲームで、PCから移植された作品。
ボイス付きのセリフや原画を元にモデリングされた移動画面など、原作の雰囲気を上手く演出しております・・・・が、
移動が煩わしく「その方向には行けないようだ」という美声に何度も諭されます。
ストーリーの評価は中々高いですが、ゲームシステム的に色々と惜しい作品。
金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼
1998/1/15
ハドソン 5800円
当時大人気だった、金田一少年の推理アドベンチャーゲーム。
プレイヤーが犯人という珍しい設定で、バッドエンドも多く金田一少年シリーズ作品の中でも、かなり珍しいゲーム。
普通は犯人を探すゲームになりそうですが、それを敢えて逆を行くところが面白いですね~。
評価も高く、さすがハドソン!といった印象。
金田一少年のゲームは、プレステなどでも色々発売されましたが、どれも難易度は結構高めでしたね。
クロス探偵物語
1998/6/25
ワークジャム 6800円
7つの事件を調査する、本格推理アドベンチャーゲーム。
調査やトリックなど、まさに王道の推理アドベンチャーゲームといった印象。
ボリュームも有り、やり応えもあります。
シナリオの評価も高く、本格推理ゲームを楽しみたい方にはピッタリです。
今遊んでも十分楽しい、今回紹介した推理ゲームの中では最もオススメの作品。