今回は、ファミコン世代にはヒーロー的存在だったハドソンの社員、
高橋名人
のゲームについて紹介していきます。
16連射や、ゲームは1日1時間などでお馴染みの高橋名人。
ハドソンの一社員だった氏が、急にアイドル並みの人気者になるのは、本人も当時は大変だったでしょうね。
のちに、しくじり先生に登場した時、実はゲームが苦手だった・・・
と聞いたときは衝撃でしたw
そんな当時チビッ子たちから大人気だった高橋名人ですが、氏の名前が付いたメガヒットゲームも色々生まれましたね~。
今回は、ファミコン、スーファミ、PCエンジンで発売された高橋名人のゲームについて紹介していきます。
高橋名人好きの方は、是非見ていってください。
高橋名人の冒険島シリーズ特集
高橋名人の冒険島
1986年9月12日
ファミコン・MSX 4900円
ファミコン世代は、恐らく一度は遊んだことがあるであろう人気作。
ワンダーボーイのアレンジ移植作品ですが、主人公を当時チビッ子たちのヒーロー「高橋名人」にする事で100万本を超える大ヒットに。
難易度はかなり高いですが、スーパーマリオと並んで当時は大人気でした。
あまり知られてはいませんが、実はファミコン版と同日にMSX版も発売されています。
しかし、小学生の頃は周囲にMSXを持っている同級生はおらず、MSX版はやったことがありませんでした。
高橋名人のBugってハニー
1987年6月5日
ファミコン 5500円
高橋名人の大人気をうけて放送されたアニメ「バグってハニーのゲーム」。
高橋名人シリーズの番外編的な作品で、主人公も名人ではなく原人という設定。
開発中の画面などが当時は雑誌などで紹介されており、非常に面白そうな内容でした。
しかし、いざ買ってみると事前情報とはまるで違うゲームに。。。
発売日に購入して愕然としたことを、今でも鮮明に覚えています。
アクションゲームとブロック崩しなど色々あって面白そうですが、どれも中途半端で微妙な内容。
メーカーもそれを分かっているせいか、本作は高橋名人の正当なシリーズには入っていないようです。
もしかしたら、黒歴史となっているのかもしれませんね。
アニメは面白かったですが、ゲームは残念な出来でした。
ちなみに、アニメのオープニング主題歌を歌っていたのは高橋名人本人。
高橋名人の冒険島II
1991年4月26日
ファミコン 5800円
完全オリジナル作品となった、シリーズ2作目。
今回は恐竜に乗ったり空を飛んだりと、色々パワーアップしています。
基本システムは前作を踏襲しつつ、追加要素も加わり面白い内容となっています。
しかし、この時期は既にスーファミが発売されており、出荷本数はそれほど多くはなかったでしょう。
高橋名人の大冒険島
1992年1月11日
スーファミ 8500円
冒険島シリーズのスーファミ第一弾。
基本システムはそのままに、回転拡大縮小などの演出も加わり、次世代機らしく色々パワーアップした内容。
また、しゃがむやハイジャンプが追加されたのも本作から。
それなりに楽しい作品ではありますが、今見ると高いですね~。
この時代のスーファミソフトは8~9千円が普通でしたが、よく皆買っていましたよね^^;
スーファミソフトの値段を見ると、日本経済がいかに縮小しているかよく分かります。
高橋名人の新冒険島
1992年6月26日
PCエンジン 6500円
冒険島シリーズ初のPCエンジン版。
ファミコンで発売された「高橋名人の冒険島」の正当な進化バージョンで、シリーズとしては4作目。
全7ステージで、全ての面が新たに作り直されています。
武器も、斧とブーメランの他にも、槍と火の玉が追加。
基本設定はそのままに、グラフィックやBGM、システムなどを強化して、より爽快感あふれるアクションゲームになっています。
高橋名人の冒険島III
1992年7月31日
ファミコン・ゲームボーイ 5800円
冒険島シリーズの3作目で、今回は宇宙人にさらわれた恋人を助けに行くという設定。
内容的には、Ⅱのマイナーチェンジといった印象。
基本的なシステムはⅡを踏襲しつつ、今回はステージ前に武器やアイテムなどを選べるようになっています。
面白いのですがファミコン後期の作品だけに知名度は低く、せめてスーファミ発売前に出ていたら、もっと注目されていたかもしれませんね。
高橋名人の冒険島IV
1994年6月24日
ファミコン 5800円
ファミコンの冒険島シリーズ4作目で、記念すべきファミコン最後の作品。
高橋名人が、さらわれた恐竜たちを救うという内容。
前作まではシンプルな横スクロールアクションゲームでしたが、今回から探索要素もあるアクションRPG的なシステムとなっています。
各エリアボスを倒し新たな道が解放されるなど、じっくり遊べる内容。
ファミコン最後期の作品だけに出荷本数もかなり低く、中古価格も超高額なゲームとしても有名。
高橋名人の大冒険島II
1995年1月3日
スーファミ 9500円
スーファミ版の高橋名人シリーズ2作目。
こちらもワールドマップの移動や敵とのエンカウントなど、RPG的な要素も含まれています。
各所をめぐり謎を解きアイテムを集めるなど、こちらもじっくりと進めて行きたい人にピッタリ。
悪くは無いのですが、この頃にもなるともう高橋名人の冠は必要ないのでは?
っと当時から思っていました。