カプコン激ムズゲーム!魔界村特集

今回は、激ムズゲームとしてもお馴染みの、カプコンの名作アクションゲーム

魔界村

について紹介していきます。

元はアーケード作品ですが、世代によっては家庭用ゲーム機の方が印象に残っている方も多いでしょう。

とにかく難易度が高すぎる作品で、

しかも、2周しないと真のエンディングが見れないという鬼畜設定。

その難易度の高さは、今で世のオッサン達の語り草となっています。

それだけにインパクトは強く、思い出に残っている方も大勢いるはず。

そんな魔界村シリーズについてお伝えしていきますので、興味のある方は是非見ていってください。

ちなみに、番外編のレッドアリーマーシリーズは、今回は入っていません。

魔界村シリーズ特集

アーケード版 魔界村

1985年3月

アーケード版

個性的なステージ、耳に残るBGMなどで、当時としては圧倒的な完成度を誇った、カプコン初期を代表する名作。

当時から難易度が高いことで有名で、やられるたびにまだこれしか進んでいない・・・

と絶望した人も多かったはず。

だからこそ、少しでも先が見たいと何度も挑戦したものです。

序盤に本作最強の中ボス「レッドアリーマー」が登場したり、真のエンディングを見るには2周しなければならないという設定も、本作の難易度を引き上げています。

当時のゲーマーたちは高難易度ゲームであればあるほどやる気も湧き、少しでも先を見たいと何度もチャレンジしましたが、今だったらこんな難しいゲームは一般受けはしないでしょうね。

ファミコン版 魔界村

1986/6/13

ファミコン版  5500円

アーケード版の翌年には、早速ファミコンに移植されます。

当時ルパンの声優だった、山田康夫氏のCMでもお馴染みでしたね。

さすがにアーケード版からグラフィックは劣化していますが、魔界村の面白さは味わえます。

アーケード版を遊んできた人からは不評だったようですが、ファミコン世代の人からは好評でした。

ファミコン版はアーケード版以上と言われるくらい難易度が高く、しかも、本作も2周しなければ真のエンディングは見れません。

当時、多くの少年たちに屈辱、絶望、挫折を味わわせた鬼畜ゲーム。

真のエンディングを見ることは絶望的と思われていましたが、後にラウンドセレクトの裏技が出回るようになり、これでようやく真のエンディングを見ることが出来ました。

ラスボスは弱っちいので。

アーケード版 大魔界村

1988年12月

アーケード版

当時カプコンの新しい基盤「CPシステム」第二弾として登場したシリーズ2作目。

後にCPシステムは、ストⅡなどの影響で世界中に広まることになります。

新しい武器や金の鎧なども追加され、大幅にパワーアップしていますが、相変わらず難易度は高いです。

前作と違い、序盤に宿敵レッドアリーマーが登場しない為サクサク進めますが、後半からは魔界村の本領が発揮されます。

クリアするためには何度も根気よくプレイする必要がありますね。

もちろん、本作も真のエンディングを見るには、2周しなければなりません。

しかも、2周目のボスを倒すためには、あの飛距離の短い弱っちい女神の武器を取得する必要があり、さらに厳しいですよね^^;

メガドライブ版 大魔界村

1989/8/3

メガドライブ  6800円

今でも神移植と呼ばれている、メガドライブ版の大魔界村。

ソニックの生みの親でもある中裕司氏が、1988年のアミューズメントマシンショーでカプコンが出展していた『大魔界村』を見て、

「メガドライブに移植したい!」

と即動いたそうです。

その為、当時としては圧倒的な早さで家庭用に移植されます。

しかも、移植度も高く、ほぼゲーセンと同じように遊べます。

当時はアーケード版からかなり劣化して家庭用に移植されるのが当たり前だったので、大魔界村には驚いた人も多かったでしょう。

ちなみに、本作の地面処理ノウハウが、後にセガの看板タイトル「ソニック」を生むこととなります。

大魔界村が無かったら、ソニックも生まれなかったかもしれませんね。

超魔界村

1991/10/4

スーファミ  8500円

スーファミで発売されたシリーズ3作目で、こちらは家庭用コンシューマー機専用ゲーム。

スーファミの回転拡大縮小機能を活用し、画面が拡大する大胆な演出なども加わっています。

2段ジャンプなども可能となり、これまでのシリーズとは異なるアクションも必要。

一般的なアクションゲームと比べると相変わらず難易度が高い方ですが、シリーズの中では割とクリアしやすい方ですね。

本作をクリアした人は多いのではないでしょうか。

アーサーとアスタロトの謎魔界村

1996/8/30

プレステ  6090円

セガサターン  5800円

プレステとセガサターンで当時に発売されたパズルゲーム。

元々は海外のPC用ゲームSid & Al’sのIncredible Toonsを魔界村のキャラに置き換えたアレンジ移植作品。

全100面ある個性的なパズルゲームで、やり応えもあります。

従来の魔界村とは別ゲームですが、これはこれで面白いパズルゲームでした。

極魔界村

2006/8/3

PSP 5229円

久しぶりに登場した魔界村シリーズで、従来のシステムから新たな要素が色々取り入れられています。

新たな試みも多く好みが分かれるところではありますが、評判は良かったようですね。

PSP以外でも発売してもらいたいものです。

魔界村 for WonderSwan

1999/7/22

ワンダースワン  4180円

ゲーム&ウオッチやゲームボーイなどを手掛けた、携帯ゲームの父と呼ばれた横井軍平氏が企画、開発に大きく関わったバンダイの携帯ゲーム機「ワンダースワン」で発売された魔界村。

基本的なアクションなどは従来同様ですが、ステージなどはすべてオリジナル。

水中を泳いだりなどの他、ワンダースワンならではの縦画面ステージなど個性的な面もあります。

ワンダースワンは安価で子供でも遊びやすいなど比較的低年齢層向けの携帯ゲーム機だったので、難易度はだいぶ抑えられていますね。

帰ってきた魔界村

2021/2/25

switch、PS4、XBOX、STEAM

3627円

初代魔界村と大魔界村をモチーフとした新しい魔界村。

グラフィックはもちろん、各敵キャラの動きなども全く新しくなり、従来ファンも初めての方にもオススメ。

また、伝説の騎士や見習い騎士など、4段階で難易度も設定できるので初心者も熟練者でも楽しめるでしょう。

最近のゲームは生ぬるい!とお嘆きの方

魔界村シリーズが好きな方

高難易度な鬼畜ゲームが好きなマゾの方

は、是非一度試してみて下さい。