今更 セガの名作ベルトアクション「ベア・ナックルII」を語る!

今回はセガの名作ベルトアクション

ベアナックルⅡ

について熱くウザく紹介していきます。

個人的にも好きなゲームジャンル「ベルトアクション」。

ベルトアクションと言えば、私よりちょっと上の世代は、

テクノスの「くにおくん」や「ダブルドラゴン」、

私と同世代の方は、カプコンのファイナルファイトや天地を喰らうⅡを思い浮かべる人が多いでしょう。

そして、セガのベルトアクションと言えば、

アーケードならゴールデンアックス、

家庭用ならベアナックルが有名ですね。

特にベアナックルシリーズは、Streets of Rageとして欧米でも大人気作品となりました。

ベアナックルⅡとは

ベアナックル2とは、タイトル通りベアナックルシリーズの2作目。

メガドライブ用ソフトで、1993年1月14日、定価7800円でセガから発売されました。

北米版のStreets of Rage 2は1992年12月に発売されており、実は日本版よりも早く発売されています。

海外での人気も非常に高いことがよく分かりますね。

前作はキャラごとの違いは見た目以外ほとんどありませんでしたが、今作からはキャラの違いもハッキリ出ています。

使いやすいキャラ苦手なキャラなど、それぞれあったはず。

逆に、前作あったボム的な全体攻撃はカットされ、よりアクションに重点を置いた内容となっています。

ベアナックルⅡのストーリー

ベアナックルⅡのストーリーは、前作から1年後が舞台。

前作で倒したはずの悪の組織のボスが復活し、前回の仲間アダムを誘拐したところから始まります。

個人的にはアダムを誘拐するより、ブレイズを誘拐して色々むっふ~な事をしてほしいとこですが。

っという事で、今回はアダムの出番は無し。

その代わり、アダムの弟「サミー(海外版:SKATE)と、アクセルの友達の変態プロレスラー「MAX」が新たに加わります。

そして、ナンヤカンヤ色々あってラスボスを倒し、アダムを救うという内容。

アクセルとブレイズは、この後のシリーズも常連となりなますが、それ以外のキャラは単発での登場となり、あんま人気が無かったみたいですね^^;

日本版と欧米版の違い

日本版と欧米版との違いはタイトルだけでなく、中身も微妙に違います。

プレイアブルキャラクターの名前変更や敵キャラのデザイン変更、敵キャラの配置変更、など色々あり、

総じて海外版の方が難易度は高め

メガドライブ版にあった隠し要素はそのまま使用可能です。

使用できるキャラ

今作で使用できるメインキャラは4人。

それぞれ得意・不得意なことがあり、初心者用~上級者用などあるので、色々試してみて下さい。

アクセル・ストーン

白Tシャツにジーパンという、昔の吉田栄作氏を彷彿とさせる万能タイプのアクセル・ストーン。

どの技も使いやすく、特にグランドアッパーが強力。

迷ったらアクセルを使っておけば間違いありません。

初心者でも扱いやすい万能キャラですが、むさ苦しいのが難点。

ブレイズ・フィールディング

昔懐かしいボディコンスタイルの美女、みんな大好き「ブレイズ」。

スピード、パワーなど最も平均的な能力で、こちらも比較的扱いやすいキャラ。

必殺技後の隙が大きいのが難点ですが、こちらも比較的初心者でも操作しやすいです。

国内版はジャンプキックの時スカートの中が見えますが、海外版は見えないようになっています。

見た目が好きなので、個人的には最もよく使用するキャラ。

これでやられるたびに服が破れて行けば、尚よかったですが。

戦う女戦士が好きな人は、儀式と思って必ず選択しましょう。

マックス・サンダー

上半身裸の変態プロレスラー。

見た目通りパワーは最も高いですが、スピードやジャンプ力は最も低いです。

初心者には中々扱いが難しい中級者以上向けのキャラ。

掴んでからのジャンプ投げが強力ですが、通常攻撃は、そこまで強くはありません。

ファイナルファイトのハガーもそうですが、プロレスラーキャラは無駄に露出度が高いです。

こんなのが鉄パイプを持って街中をウロウロしていたら、間違いなく職質されますよね。

サミー・ハンター

アダムの弟という設定の、ローラースケートボーイ。

日本版はキャラ名がサミーですが、海外版はSKATEとなっています。

見た目通りのスピード型で、移動は早いですが攻撃力が低くリーチも短いのが難点。

操作はしやすいですが、後半になればなるほどきつくなっていきます。

また、武器の扱いもイマイチで、全キャラ中、最も扱いが難しいとも言われています。

慣れた人は良いですが、初心者にはちょっと難しいです。

扱いやすいキャラは、個人的には、

1位アクセル、

2位ブレイズ。

ココが面白いよ!ベアナックル2

次は、個人的にベアナックルⅡのココが面白い!という箇所について紹介していきます。

知っている人の取っては当たり前でしょうが、ベアナックルⅡはやったことが無い
何がそんなに面白いの?

という方は、是非参考にしてください。

格ゲーのような連続攻撃と爽快感

本作は格ゲーのように連続攻撃も多彩で、雑魚敵をバンバンなぎ倒していく爽快感があります。

当時の一般的なベルトアクションは、攻撃、ジャンプ、メガクラッシュくらいしかアクションがありませんでした。

しかし、本作には、それ以外にも様々なアクションがあります。

各キャラごとの必殺技も複数ありますし、敵をまとめて倒していくのは爽快です。

単純に、操作しているだけで楽しい!というゲーム本来の面白さがあります。

また、難易度もそこまで高くはないので、初めて遊んでも序盤はサクサク進めるのも気持ちが良いですよ。

何度も遊べる飽きにくい内容

本作で使用できるキャラはどれも個性的で、それぞれ違った面白さがあります。

また、ステージ構成もシンプルですが、演出なども豊富で何度でも楽しめます。

一度クリアしても、また遊びたくなる中毒性がありますね。

カッコいい古代サウンド

本作はゲーム内容はもちろんですが、その音楽も非常に評価が高いです。

作曲は数々の名曲ゲーム音楽を生み出してきた、あの

古代祐三氏

ゲーム音楽と一言で片づけるのがもったいないくらいカッコいい音楽。

海外からも古代氏の音楽は非常に評価が高いです。

この古代氏の音楽を聞きながらゲームを遊ぶのも、楽しいですね。

総評

ベアナックルシリーズは現在4まで出ていますが、その中でもⅡがシリーズ最高峰という声もよく聞きます。

ベルトアクション好きなら、きっと今でも楽しめると思いますよ。

個人的には、Ⅲ、Ⅳも好きです。

今から遊ぶなら

ベアナックルⅡは、オリジナルのメガドライブの他にもゲームギア、PS2、Wii、Xbox、iPhoneなど、

様々なプラットフォームで発売されています。

ご自身の環境に合わせて好きなゲーム機で遊ぶのが良いですが、

個人的には、どこでもセーブがある最近の復刻版がオススメです。

どこでもセーブがあるのは、やはり便利ですね。

海外版のStreets of Rage 2を遊ぶなら、SEGA Mega Drive Classicsが安価で遊びやすいです。

STEAM版なら、欲しいゲームのみ単体で購入も可能。

ゲーム機やゲーミングPCを持っていない!という方にオススメなのは、

やはりダントツでメガドラミニ1です。

メガドラミニは安価で収録ソフトも多く、どこでもセーブがあるのでかなり便利です。

また、ゲーミングPCを普段使用している方や、動画などを撮りたい方にはSTEAMのSega Genesis Classicsがオススメです。

こちらは海外版のStreets of Rage 2を安価に遊ぶことが出来ますよ。

ベアナックル2を今から手軽に遊ぶなら、個人的には、

  • メガドラミニ
  • Sega Genesis Classics

がオススメです。

人それぞれゲームの好みはあるでしょうが、ベルトアクション好きの方なら、今遊んでも普通に楽しいです。

シリーズで最もハマったのが本作という声も多く、未だにシリーズ最高峰との声が大きいです。

ベアナックルⅡが好きな方も、遊んだことが無い方も、ベルトアクション好きの方は、是非一度プレイしてみて下さい。