セガ人気アーケードレースゲームランキングTOP10

今回は、セガの

人気アーケードレースゲームランキングTOP10

について紹介していきます。

先日X(旧:Twitter)のフォロワーさんに、好きなSEGAのレースゲームは何ですか?

と聞いてみたところ、様々なご返答を頂きました。

コメント誠にありがとうございます。

セガは名作レースゲームが多く、様々な意見を頂きましたが、

その中でも、特に人気だったレースゲームTOP10を紹介していきます。

世代や好みにもよるので、これが必ず正しいという事はありませんが、

セガのレースゲーム好きの方、興味のある方は是非見ていってください。

セガ人気レースゲームTOP10

 

第10位.スーパーモナコGP

1989年5月

セガ人気レースゲーランキングム第10位は、スーパーモナコGP。

トップビュー視点だった、セガ往年の名作「モナコGP」の約10年後に発売された本作。

さすがに10年も経つと色々進化し、前作とはほぼ別ゲーム。

デラックスタイプはかなり大型の筐体で、

  • ハンドル操作に合わせてシートが傾く
  • カーブではハンドルに負荷がかかる

など、かなりリアルに作られていました。

また、モニターの前にレンズを配置し画面を大きく見せるなど、セガとしてもかなり力の入ったゲーム。

当時はF1が大人気で、ジャンプもマクラーレンのスポンサーになって誌面で応援していましたね。

アフターバーナーと同じ基板「X-BOARD」を使用し、CPUは16ビットの68000を2個、8ビットのZ30を3個使用と、かなり豪華なつくり。

セガとしても、相当力を入れていたのでしょう。

更に、シフトチェンジはハンドルに付いたパドルシフトで行うなど、実際のF1のようなリアルな作り。

これにはレースゲームファンだけでなく、F1ファンも、きっと喰いついたはず。

その大きさから一般的なゲーセンには中々置けず、セガ直営の大型ゲーセンなどでしかお目にかかれませんでしたが、

当時のインパクトは大きく、記憶に残っている方も多いようです。

第9位.ハングオン

1985年7月

世界初の体感ゲームとしても有名なバイクレースゲーム。

大型のバイク筐体にまたがってバイクを倒して操作する画期的なシステム。

まさに体感ゲーム。

「業界初」という言葉が大好きな、まさにセガらしいゲーム。

当時は中高生から大人まで、きっと大興奮だったはず。

(画像は「シェンムー」のゲームセンターに置いてあるハングオンの筐体)

様々な業界初を生み出した本作ですが、実はレースゲームでゲーム音楽を取り入れたのも本作が最初らしいです。

元々の開発の企画は、ゲームセンターのアングラなイメージを変えたい!という思いで作られた作品。

当時のゲームセンターは不良の溜まり場など印象が悪かった為、ゲームしている姿を変えたいという思いで本作を作ったとの事。

最初の頃は日本人はシャイだから、人前でバイクにまたがらないだろう、

スカートの女の子はどうするんだ!など、色々ネガティブな意見も多く、

また、大型筐体の為、開発コストもかかり失敗できないというプレッシャーもあったそうです。

しかし、それらをすべて跳ねのけて開発したのが天才ゲームクリエイターと呼ばれる、あの鈴木裕氏。

後にスペースハリアーやアウトラン、アフターバーナーⅡ、バーチャファイターなど、数々のセガのヒット作を生み出した超有名クリエイター。

ちなみに、あの360°回転するゲーム筐体でもお馴染み「R-360」も鈴木氏によるもの。

ご存じのとおり、ハングオンは発売と同時に大ヒットとなります。

当時は、

  • キャッシュボックスが一杯で開かなくなった、
  • ハングオンの大ヒットで本社ビルが建った為、ハングオンビルと呼ばれていた

などなど、大ヒットの逸話は色々あります。

当時のセガのパンフレットには、バイクシミュレーションゲームと謳われており、それまでのゲームとは一線を画す存在。

大型筐体でかなり場所を取る為、後にちょっと小型の筐体シットダウンタイプも発売されました。

システム的にはオーソドックスなレースゲームですが、やはりそのインパクトが大きく、衝撃を受けた人も多かったようですね。

本作のヒットが無ければ、体感ゲームは存在していなかったかも。

第8位.バーチャレーシング

1992年8月

人気レースゲーム第8位は、セガ初のポリゴンレースゲームとしても当時話題だったバーチャレーシング。

特に通信対戦が熱く、よく友達と勝負していました。

バーチャシリーズと言えばバーチャファイターが有名ですが、それより先に登場したのが本作バーチャレーシング。

バーチャレーシングのピットクルーを見て、「これで格ゲー作ったら面白そう!」

から始まったのがバーチャファイターというのも、有名な話ですね。

それくらい当時のゲーム業界に与えたインパクトは大きく、私も初めて見たときは驚いたものです。

この時期3Dゲーム分野でトップを走っていたのはナムコでしたが、本作の登場でセガは一躍トップとなった印象があります。

プレイヤーの視点も色々変更でき、これまでのレースゲームと一線を画す存在。

この辺りから3Dポリゴンゲームが徐々に増えていきましたね。

第7位.アウトランナーズ

1993年5月

人気レースゲーム第7位は、最大8人で対戦が可能になったアウトランの続編。

初代アウトランは1人で楽しむドライブゲームでしたが、本作は対戦が熱かったです。

BGMの選択やコース分岐などは初代同様ですが、この対戦が特に熱く当時は友達同士でよく対戦していました。

個性的な車やカッコいい音楽など、当時から大好きなレースゲームでしたが、残念ながら家庭用ゲーム機にはほとんど移植されていません。

唯一メガドライブに移植されましたが、アーケード完全版とは言えずガッカリしたものです。

いずれはアーケード完全版を復刻して、ネット対戦したいですね~。

第6位.ラッドモビール

1991年2月

第6位は、公道を走る非合法レースゲームのラッドモビール。

北米を横断するレースで、ロサンゼルスからニューヨークを目指します。

映画「キャノンボール」のような設定と言えば、分かる人には分かるはず。

ゲーム筐体もリアルな運転席のような設計で、ワイパーやライトなども付いています。

子供ながらに、実際に車を運転しているようで楽しかったですね。

また、非合法なので、途中で警察に捕まるなどのハプニングもあります。

後にセガサターンでは、ゲイルレーサーとして移植されました。

セガサターンユーザーからは、こちらのタイトルの方が有名かもしれませんね。

アーケード完全版は長らく移植されませんでしたが、アストロシティミニでようやく復刻。

個人的には好きなゲームでしたが、そこまで知名度は高くはないと思っていたので、この順位には驚きでした。

第5位.セガラリーチャンピオンシップ

1995年2月

第5位は、こちらも当時大ヒットした3Dレースゲーム。

デイトナUSAやバーチャコップと同じMODEL2基板を使用しておりますが、グラフィックは大幅に向上。

タイトル通り悪路のラリーコースを走破する内容で、ドリフトなどが特に楽しいです。

ゲーセンではツイン筐体が設置されており、最大で4人対戦が可能でした。

後にセガサターンにも移植され、こちらも当時は大人気。

セガサターン版は、カーセッティングやタイムアタック、隠し車種など、家庭用らしくやり応えもアップしています。

個人的には、ゲーセンよりもセガサターン版をよく遊んでいました。

第4位.スーパーハングオン

1987年4月

第4位はセガの大ヒット体感バイクレースゲーム、ハングオンの続編。

制限時間内にチェックポイントを通過しつつゴールを目指すのは前作のハングオン同様ですが、

今作は、最高速度の280km/hに達するとスーパーチャージャーが使用可能。

スーパーチャージャーを使用すると、一気に324km/hまで加速できます。

この圧倒的なスピードでライバルをごぼう抜きしていくのが、本作最大の醍醐味と言っても過言ではないでしょう。

しかし、その分制御も難しく転倒しやすくなりますが。。。

本作もバイク型のランドオンタイプ、ハンドルのみのシットダウンタイプなど、ゲーセンによって色々設置されていました。

初代ほどではないでしょうが、本作もゲーセンでは一際目立つ存在だったことでしょう。

PS3やXbox、3DSなどで復刻していますが、できればswitchでも復刻してもらいたいですね~。

まさか初代ハングオンよりも、スーパーハングオンの方が順位が上とは思いませんでした。

第3位.パワードリフト

1988年8月

第3位は、大型筐体で発売された体感レースゲーム。

本作はアップダウンの激しいアスレチックコースを走る内容で、上下移動がとにかく激しく迫力があります。

ドライバーは色々選べますが設定は皆同じのようで、見た目以外の違いはありません。

もちろんムッツリの私は、女性ドライバーばかり選んでいましたが( *´艸`)

隠し要素も多く、全コースで1位になるとエキストラコースで自機がアフターバーナーやハングオンに変形します。

私は出したことがありませんが、他の人がプレイしているのでアフターバーナーに変形したとこは見たことがあります。

当時はスゲー!っと思ったものです。

人気作だったはずですが、家庭用ゲーム機にはあまり移植されておらず、PCエンジン、セガサターン、3DSのみ。

switchのセガエイジスなどでも復刻してほしいですね。

第2位.デイトナUSA

1994年4月

第2位は、バーチャレーシングに次ぐセガ3Dレースゲーム第二弾。

セガの新基板MODEL2の1作目で、美しいグラフィックや滑らかな車の動きなど発売と同時に大人気。

ゲームは、アメリカで人気のストックカーレースをベースにしています。

バーチャレーシング同様、視点を色々変えられるのもレースゲームが苦手な人には有難かったですね。

車が既に走っている状態からスタートする、ローリングスタートも当時は衝撃でした。

ちなみに、この時の「ローリングスタぁーーーーっ!」の声は、セガ作品で様々な曲を歌ったり、声優も努めたりしている
あの、光吉 猛修(みつよし たけのぶ)氏。

後にセガサターンにも移植されています。

セガサターン初期の頃に発売されたので、遊んだことがある方も多いはず。

ちなみに、セガサターン版は車の代わりに馬が走るデイトナUMAも楽しめます。

第1位.アウトラン

1986年9月

第1位は、ご存じセガを代表する名作ドライブゲーム「アウトラン」。

セガ人気レースゲームで、最もコメントが多かったのが本作。

本作は、間違いなくTOP3には入るだろうとは思ってました。

当時としては圧倒的なスピード感、起伏のあるコース、金髪ねーちゃんなどなど、

子供ながらに憧れたものです。

また、音楽も色々選べるのも良かったですね。

本作は、その人気の高さからゲームセンターにも長期間設置されていました。

デパートのゲームコーナーなどにも、年季の入ったボロボロのアウトランの筐体も置いてましたが、

それでもプレイする人は多かった記憶があります。

見かけたら、ついつい遊びたくなるゲームでしたね。

これまでも様々なゲーム機に移植されていますが、今から遊ぶなら断然switchのセガAGES版が安価でオススメです。

セガエイジス版は、追加曲やエンジンやタイヤなどの交換も可能。

ゲーセンで散々遊んできた人も、また新たに楽しめるはず。