今回は、世間的にはあまり知名度は高くは無いかもしれませんが、
個人的には好きなファミコンソフト!
について紹介していきます。
- 世間的には微妙だったもの
- 一部では人気のゲーム
- そもそも、あまり知られていないもの
などなど、個人的に好きだったファミコンソフトについて、熱くウザく紹介しております。
知っている人は知っている割と有名な物から、全く知られていないゲームまで、
ファミコン好きの方、マイナーゲーム好きの方は、是非見ていってください。
知名度は低いけど個人的に好きだったファミコンソフト
チョップリフター
1986/6/26
ジャレコ
米ブローダーバンド社が開発した、PC用シューティングゲームのファミコン版。
元々はAppleⅡの用のゲームで、仲間を救出し基地まで運びます。
本作がロードランナー、バンゲリングベイと同じ、バンゲリング帝国三部作と知ったのは、だいぶ後になってからでした。
ちょっと操作に癖のあるヘリが特徴的で、慣れるまではけっこう難しいです。
しかし、慣れてくるとハマる面白さ。
しかし、この殺伐とした雰囲気や地味な音楽で、好みが分かれるところ。
個人的にはファミコン初期の頃に購入したソフトだったので、当時からよく遊んでいました。
当時はファミコンソフトもめったに買えず、買ったゲームは擦り切れるほど遊んだものです。
難易度は高いという話も聞きますが、当時からやり込んだせいか
個人的には、けっこう得意なゲームでした。
エレクトリシャン
1986/12/26
ケムコ
大地震で停電になったニューヨークの電気を復旧させていく、ディスクシステムのアクションゲーム。
こちらも元々は、米Synapse Softwareから発売されたPC用のゲーム。
二つのゲーム性があり、1面は建物内で配線を繋ぎ電気の復旧。
2面は、地下道を通って別の建物へと移動する横スクロールのアクションゲーム。
ネズミやクモ、虫などを避けて、どんどん配線を繋ぎなおしていきます。
本作も知っている人はかなり少なく、恐らく今回紹介するゲームの中でも最も知名度が低いかもしれませんね。
しかし、個人的にディスク初期の頃に購入した作品で、よく遊んだものです。
難易度はとても低く、子供時代でもちょっと遊べば1周くらいはすぐ出来ます。
悪くは無いかもしれませんが、ちょっと単調で飽きやすく、大人は物足りないかもしれませんね。
ブービーキッズ
1987/7/10
日本物産
各ステージに配置されたアイテムを取って、出口へと向かうアクションゲーム。
元はアーケードゲーム「キッドのホレホレ大作戦」ですが、中身は大幅にアレンジされています。
似たようなゲームとしては、平安京エイリアンや、PCエンジンでは「ドラえもん 迷宮大作戦」がほほ同じシステム。
様々な時代にタイムスリップする設定で、敵を穴で埋めたり爆弾で壁を壊したりで進んでいきます。
こちらもあまり知名度は高くはないでしょうが、当時から結構好きな作品で延々と遊んだものです。
しかし、ステージは長く、しかもパスワードの再開などもなく
全面クリアは時間的にも厳しかったですね。
アタックアニマル学園
1987/12/26
ポニーキャニオン
見た目通り、スペースハリアーの女子高生版。
セーラー服の女子高生が飛び回りながら敵を倒す内容で、
3D眼鏡を付けることで立体視が可能でした。
スカートの丈の長さが時代を感じますね。
スケバン刑事やセーラー服と機関銃を思い出すオジサンも多いはず。
最初はセーラー服ですが、ステージが進むにつれ
ブルマ、スクール水着と衣装も変っていきます。
この服装が変るのが最高で、ムッツリ男子にはたまらない設定。
新しい衣装を見るために、必死にプレイしたものです。
とにかく衣装が変わるのが良かった!
どういうストーリーと設定かは全く知りませんが、男子には嬉しいゲーム。
ファミコンにもスペースハリアーが移植されていますが、
そちらよりもこちらの方が、よっぽどスペースハリアーしてましたね。
こちらも知名度は低いですが、知る人ぞ知る良作品。
しつこいですが、衣装が変わるのが抜群でした!
サラダの国のトマト姫
1988/5/27
ハドソン
こちらも知る人ぞ知る、ハドソンの名作アドベンチャーゲーム。
擬人化された野菜や果物たちの王国を救う、おとぎ話のようなメルヘンな内容。
wikiによると、元々はPC-9801用のゲームだったそうですが、
ファミコン世代にも遊びやすいように、だいぶアレンジされて移植。
と言っても、私はPC版は遊んだことがないのですが。
また、3Dダンジョンや、戦闘は「あっち向いてホイ」で決めるというのも面白い設定でした。
当時、学校の友達から薦められた時、パッケージから
「女子が遊ぶゲームかよ!」
っと超侮っていたことを、今でもよく覚えています。
そして、その友人から借りて遊んだ時は、序盤ですぐにストーリーに引き込まれましたね~。
子供にも分かりやすい脚本で、推理アドベンチャーゲームとは、また一味違った面白さがありました。
忍者COPサイゾウ
1989/11/17
九娯貿易
こちらも一部ではファンの多い、忍者アクションゲーム。
手裏剣で戦い子供たちを救出していく内容で、アクションゲームとしては普通ですが、
本作が秀逸なのは、その会話シーン。
敵ボスと部下のやり取りや、助けた子供との会話など、緊張感がなく、
まるでコントを見ているようで面白いです。
また、忍者ゲームと聞くと高難易度のイメージがありますが、
本作はそこまで難易度は高くはなく、初めてでも比較的遊びやすいです。
今でもネタにされることも多く、普通に楽しい作品。
メーカーもあまり有名ではなく、知っている人は少ないですが
実は一部では、かなり人気のあるゲームでした。
スクウェアのトムソーヤー
1989/11/30
スクウェア
知る人ぞ知る、トムソーヤーを題材としたスクウェアの良作RPG。
今回紹介するゲームの中では、本作はわりと有名な方でしょう。
しかし、同社のファイナルファンタジーシリーズと比べると、そこまで知名度は高くはありません。
海賊の残した宝を探す内容で、キャラ設定なども基本的には原作通り。
原作を読んだ方は、キャラの相関図なども分かりやすいはず。
本作には武器やレベルなどはなく、敵と戦うごとに徐々に能力が上がっていく設定。
一般的なRPGとは一味違いますが、当時はハマって遊んだものです。
仲間も自由に選べますが、それぞれ能力値が決まっている為、最終的なメンバーはほぼ固定。
これでもう少し自由に仲間が選択出来れば、尚良かったのですが。
知名度はそこまで高くはないかもしれませんが、こちらも当時から好きな作品でした。
モアイくん
1990/3/9
コナミ
ファミコン後期に発売された、コナミのアクションパズルゲーム。
グラディウスシリーズでお馴染みのモアイを操作し、
ステージ上にいるモアイを全て取ってから、出口に向かうとクリアというシンプルな設定。
序盤はサクサク進みますが、さすがに中盤あたりから難しくなります。
当時は全く知りませんでしたが、大人になってから知人に教えてもらったゲーム。
これが意外と面白く、ついつい長時間遊んでしまいます。
パズルゲームは子供時代よりも、むしろ大人になってからの方が楽しめますね。
こちらも知名度は低いですが、パズル好きには試してもらいたい一品。
なぜ笑点や吉本新喜劇の音楽なのかは、未だに謎ですw
ゴッドスレイヤー
1990/4/13
SNK
ファミコン後期に発売された、ゼルダ的なアクションRPG。
文明が崩壊した後という設定で、記憶を失った主人公と共に物語を進めて行く内容。
操作性もよく、ストーリーも面白く、ファミコン後期の隠れた名作とも言われています。
しかし、後期作品だけに知名度はあまり高くはありません。
残念ながらそこまで有名ではありませんが、こちらも一部ではファンの多いゲーム。
個人的にも、本作は当時遊んだというよりも、だいぶ後になってから知った作品。
現在はswitchオンラインのファミコンでも配信されています。
赤川次郎の幽霊列車
1991/2/8
キングレコード
赤川次郎氏のデビュー作「幽霊列車」を題材とした推理アドベンチャーゲーム。
原作はタイトル通り、赤川次郎氏
原画は、わたせせいぞう氏
音楽は、すぎやまこういち氏
という豪華メンバー。
本作もだいぶ後になってから知った作品で、当時は全く知りませんでした。
時代は既にスーファミへと移っていましたから、恐らく当時の出荷本数も少なかったでしょうね。
基本的には原作通り進んでいきますが、ラストの展開はちょっと違います。
脚本も面白く、謎解きにもドキドキしたものですが、操作性やインターフェースなどが、ちょっとやりにくいのが難点。
今から遊ぶとなると煩わしい点もありますが、推理アドベンチャーゲームとしては中々面白かったです。