ゲームボーイ全盛期に、ひときわ異彩を放っていた携帯ゲーム機がありました。
それが、セガの「ゲームギア」。
当時としては珍しかったカラー液晶を搭載し、テレビゲームをそのまま持ち歩いているような感覚が味わえたんですよね。
本体はゲームボーイより大きく、電池の消費も激しかったものの、それでも「カラーでゲームが遊べる!」という魅力はかなり大きかったです。
ソニックやコラムス、ワンダーボーイなど、セガらしいゲームも数多く発売されました。
現在はニンテンドーswitchの影響で、家庭用ゲーム機と携帯ゲーム機の境はほとんどありませんが、
当時の携帯ゲーム機といえば、家庭用よりも更にスペックが劣ります。
分かりやすく言うと
アーケードゲーム > 家庭用ゲーム機 >> 携帯ゲーム機
これくらいは差があった印象です。
なので今見るとどうしてもショボく見えますが、当時としては凄かったんですよ!
今回は、そんなゲームギアの中から、「これ持ってた!」と思わず言いたくなるような、懐かしのゲームを8本紹介していきます。
カラー液晶が衝撃だった!ゲームギア懐かしのソフト
ソニック・ザ・ヘッジホッグ

1991年12月28日
セガ
セガの人気アクションゲーム、ソニック・ザ・ヘッジホッグのゲームギア版。
メガドライブで発売されると、たちまち大ヒットとなったソニックシリーズ。
それがゲームギアでも遊べる!
当時のゲームギアユーザーにとっては、かなり嬉しいタイトルだったんじゃないでしょうか。
元々は海外で発売されたマスターシステム版をベースにした作品で、メガドライブ版とはステージ構成が大きく異なっています。

音楽を担当したのは、あの古代祐三氏。
ゲームギア版ならではのアレンジも魅力のひとつです。
メガドライブ版とは別物ともいえる内容ですが、ソニックならではのスピード感はしっかり再現。
小さな画面を駆け抜けるソニックを見ていると、「これが携帯ゲーム機で遊べるのか!」と当時はワクワクしたものです。
ゲームギアを代表するタイトルのひとつとして、まず名前を挙げたい作品ですね。
コラムス

1990/10/6
セガ
こちらもセガの人気落ちものパズルゲームで、ゲームギアのローンチタイトル。
縦横斜め、各色の宝石を三つ並べると消えるシンプルなルールで、
カラー液晶だからこそ再現できた、まさにゲームギアにピッタリの作品。
また、当時の携帯ゲームとパズルゲームの相性はよく、通信ケーブルを使用しての2人対戦も可能。
ゲームギア本体と一緒に、まずは本作を買った人も多かったのではないでしょうか。

本作は通常ルールのほかにも特定のブロックを消すとクリアのフラッシュや、
ブロックを宝石の他にもフルーツなど色々変更も可能。
見た目やルールを変えると、またゲーセンとは違う面白さがあります。
やはり携帯ゲーム機とパズルゲームは相性抜群ですよね。
まさにゲームギア初期を代表する作品でした。
ワンダーボーイ

1990年12月8日
セガ
こちらもアーケードから人気だった、ワンダーボーイのゲームギア版。
横スクロールで進みながら、フルーツを集めたり敵を倒したりでステージを進んでいく、こちらも超有名タイトルの移植。
ゲームギア版は全40ステージを収録。
キャラクターやステージの雰囲気なども、携帯ゲーム機ながらしっかり再現されています。
マークⅢ版などと比べると、表示される画面が狭くなっているため、敵が突然現れたり、ボス戦ではかなり接近して戦う場面もあります。
このあたりは、携帯機の小さな画面ならではの苦労を感じるところですね。

とはいえ、アーケードで遊んでいたワンダーボーイを、そのまま持ち歩いて遊べるというのは当時としてはかなり魅力的。
ゲームギアのカラー画面で見るワンダーボーイも新鮮で、アーケード版を知っている人ほど、
「こんなところまで再現されているのか」と楽しめる作品だったと思います。
今見ると多少の制約は感じますが、当時の携帯ゲーム機として考えれば、十分に遊べる良移植作品。
ゲームギアでアーケードゲームを楽しむという意味でも印象に残る1本ですね。
ギアスタジアム

1991/4/5
ナムコ
ナムコの人気野球ゲームシリーズ、ファミスタのゲームギア版。
実はセガハードで発売された、唯一のファミスタシリーズでもあります。
基本的なシステムは、これまでのシリーズと同様ですが、
短時間でサクッと遊べるように、9イニングと5イニングから選択可能。

本作も、通信ケーブルを使用しての通信対戦が可能。
ファミスタと言えばファミコンでも対戦が盛り上がりましたが、
同じ画面で操作するのと、それぞれ別々の画面で対戦するのは、また一味違って楽しいですよね。
ゲームボーイのベースボールも通信ケーブル使用した通信対戦ができましたが、
やはりカラー液晶で対戦するのは楽しいです。
ゲームギアすげー!っと思った子も、きっと多かったはず。
The GG忍

1991/4/26
セガ
こちらもセガを代表する忍者アクションゲームシリーズのゲームギアオリジナル版。
メガドライブやアーケードで人気だった「忍」シリーズを、ゲームギア向けにアレンジした作品です。
主人公のジョーを操作し、手裏剣や刀などを使いながら敵の忍者たちを倒してステージを進んでいきます。
ゲームギアの小さな画面ながらキャラクターの動きは見事に再現し、忍者らしいスピーディーなアクションが楽しめます。

そして本作の面白いところが、ゲームギア版ならではのシステム。
ステージを進めることで仲間の忍者を救出でき、それぞれ異なる能力を使えるようになります。
単純に敵を倒して進むだけではなく、状況に応じて仲間の力を使い分けるのが攻略のポイント。
携帯ゲーム機向けの作品とはいえ、しっかり「忍」らしいアクションゲームに仕上がっています。
当時、ゲームギアを持っていた人なら、こうしたセガオリジナルのアクションゲームを遊んでいた人も多かったんじゃないでしょうか。
今見ると派手さは控えめですが、ゲームギアでしか味わえない作品という意味では、かなり印象に残る1本。
シャイニング・フォース外伝 ~遠征・邪神の国へ~

1992/12/25
セガ
メガドライブで人気を集めたシミュレーションRPG、「シャイニング・フォース」シリーズのゲームギア版。
本作はメガドライブ版の単純な移植ではなく、ゲームギア向けに作られた外伝作品です。
プレイヤーは部隊を率いて戦場を進み、キャラクターを成長させながら敵軍と戦っていきます。

ゲームギアの小さな画面で、本格的なシミュレーションRPGが遊べるというのは、当時としてはかなり魅力的でした。
戦闘ではキャラクターをマス目状のフィールドで移動させ、敵との距離や攻撃範囲などを考えながら戦います。
さらに仲間になるキャラクターも多く、それぞれの能力を考えて部隊を編成する楽しさもあります。
但し、メガドライブ版と比べると町などは簡略化されており、画面や演出には制約も。

しかし、携帯ゲーム機でここまでしっかりしたSRPGを遊べることに、驚いた人も多かったはず。
ですが、RPGはどうしても長時間遊んでしまうため、電池の消耗が激しいのが難点。
単三電池では消耗が激しく、このあたりでACアダプターを買った子も多かったはず。
ゲームギア版も良いですが、今から遊ぶならメガドラミニ2で復刻した、
シャイニングフォースCDの方が、2作品まとまっていて遊びやすいのでオススメです。
GGアレスタ

1991/12/29
セガ
コンパイルの人気シューティングシリーズのゲームギア版。
「アレスタ」シリーズといえば、MSXやメガドライブなどで展開していましたが、そのシリーズがゲームギアにも登場。
こちらは移植などではなく、ゲームギアオリジナルの新作。
小さなゲームギアの画面を縦横無尽に敵や弾が飛び交い、携帯ゲーム機とは思えないほど本格的なシューティングを楽しめます。
当時の携帯ゲーム機は、画面に表示できる敵や弾数も少なく、どうしても難易度が低い作品が多かったですが、
本作は中々の難易度で、きっとシューティング好きも楽しめたでしょう。

もちろん画面サイズの制約はありますが、その中でもアレスタらしい爽快感をしっかりと再現しています。
ゲームギアはカラー液晶を搭載していたとはいえ、当時の携帯ゲーム機としてはまだまだ性能に限界がありました。
そんなゲームギアで、ここまで本格的なSTGが遊べることに驚いた人も多かったのではないでしょうか。
ゲームギアで遊べるシューティングというだけでなく、コンパイルらしい作り込みもしっかり感じられる1本。
その人気の高さから、後にⅡも作られこちらも高評価。
ゲームギアの隠れた名作STGとして、今でも覚えている人が多い作品だと思います。
アウトラン

1991/8/2
セガ
セガを代表するドライブゲーム、ご存じ「アウトラン」のゲームギア版。
アーケードやメガドライブでも人気だった作品が、なんとゲームギアにも移植。
もちろん、アーケード版をそのまま小さな画面に移植したわけではなく、
ゲームギア向けに、大幅にアレンジされています。
画面構成やコースなどはアーケード版とは異なりますが、全5ステージあり、分岐により16のルートを走ることが可能。

分岐するコースを選びながら走っていく、アウトランらしい雰囲気はしっかり残されています。
また、お馴染みのBGMも3曲から選択可能です。
そして、本作は、なんと通信対戦を使用しての2人対戦が可能。
コースも選択可能ですし、何よりアウトランで対戦というのは面白いですよね。
アーケード版を知っていると「こんな感じだったっけ?」と思う部分もありますが、逆にゲームギア版ならではのアレンジを楽しむ作品でもあります。
本作も、当時持っていた人は多かったはず。

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