【レトロアーケードゲーム】マイナー格ゲー特集

ゲーセンで遊んだことがある人は、かなり少ないであろう知名度の低い作品、

マイナー格ゲー

に付いて紹介していきます。

91年3月に稼働開始したあのストⅡの大ヒットを受けて、当時は各社から様々な格ゲーが発売されました。

格ゲーの対戦台が大ヒットした影響で、当時のゲーセンはだいぶ儲かったみたいですね。

格ゲーの対戦台はどちらかは必ず終わるので、インカムはかなり良かったそうです。

その為、各ゲーセンもこぞって格ゲーの対戦台を置き始め、各社もどんどん格ゲーを開発していきました。

しかし、ストⅡやSNK以外は、中々長続きせず厳しかったようですね。

すぐにゲーセンから撤去される作品も多く、そもそもゲーセンに入れてもらえない格ゲーも多かったでしょう。

特に田舎では、見たことも聞いたことも無い格ゲーも多かったはず。

今回は、そんな希少な格ゲーについて紹介していきます。

興味のある方は、是非見ていってください。

マイナー格ゲー特集(90年代初期編)

 

バーニングライバル

1992年

セガ

セガの格ゲーと言えば、あの3D格ゲーブームの火付け役バーチャファイターが有名ですが、

しかし、実はその前に、2D格ゲーもいくつか出していました。

その最初のゲームが本作。

開発はヒットメーカーとしても知られるAM2研が担当。

アメリカで開催される世界中から猛者が集まる格闘技大会に参加するという設定。

美しいグラフィックと滑らかな動きは、さすがセガ!と思わせる一品でしたが、

それだけでは厳しいところが格ゲーの難しいとこ。

ストⅡ同様1レバー6ボタンという設定でしたが、これといった特筆すべき点はありません。

出回りもかなり悪かったようで、通信対戦ができたゲーセンがあったかどうかも微妙なとこ。

本作で対戦はおろか、普通にプレイしたことある人も少なそうですね。

さすがのAM2研も、不慣れな格ゲーには苦戦したようです。

富士山バスター

1992年

開発:金子製作所

販売:サミー工業

癖のあるゲームが多い事でも有名な、カネコが制作した格ゲー。

見た目通り和をイメージした格ゲーですが、いろいろツッコみどころが満載w

外国人から見た間違ったイメージの日本像で、ここまで振り切ると逆に面白いです。

何となく海外では人気が出そうな雰囲気ですね。

8方向レバーと4ボタンで操作する内容ですが、技は出にくくCPUも強敵。

しかし、特定のキャラでは簡単にクリアできるなど、かなり大味な設定。

当時遊んだフォロワーさんの話によると、特に火消しのサブが強いという意見が多かったです。

コンセプトは悪くは無いと思うのですが、操作感覚や技の出しやすさ、CPU戦などなど、

他にも大事な要素は色々あるので、格ゲーは開発も難しいですよね。

開発も販売も大手ではなかったため当時の出回りは悪く、本作を遊んだことがある人は少ないでしょう。

都内のゲーセンで遊んだことがあるという意見はありますが、

地方の田舎では全く見たことが無い人の方が多そうです、もちろん私も。

本作よりも、続編の大江戸ファイトの方が知名度は高そうですね。

ブランディア

1992年

開発:アルュメ

販売:タイトー

脱衣格闘ゲームとしても有名な、剣闘士同士が戦う格ゲー。

黄金の城と同じように、攻撃が当たると鎧が外れていきます。

もちろん女性キャラも同様ですが、ビキニは外れないのが残念( ノД`)シクシク…

脱衣システムは面白いのですが、格ゲーとしては微妙で必殺技も出しにくいです。

キャラクターも良くパッと見面白そうですが、やはり当時の人気はイマイチだったようですね。

その後、家庭用などにも移植されていないところを見ると、ゲーセンでの評価もあまり高くはなかったのでしょう。

武器を使った格ゲーとしては最初の作品らしいですが、

後発のサムライスピリッツと違い、マイナーのまま終わってしまった可哀そうな作品。

長らく家庭用には移植されなかった作品ですが、最近になってようやくアケアカで復刻。

女剣士を徐々に脱がしていきたい方は、是非アケアカ版で試してみて下さい。

ダイノレックス

1992年

タイトー

恐竜同士が戦う、かなり個性的な格ゲー。

当時は各社から様々な格ゲーが登場しましたが、その中でも特に際立つ作品。

本作はメタルブラックに次ぐ仙波隆綱氏プロデュース作品で、ガンフロンティアプロジェクト三部作の第三弾。

書籍によると、元々はシューティングゲームを開発する予定が途中で頓挫。

急遽アメリカ向けのアクションゲーム制作の命が下り、そして作られたのが本作。

製作期間はわずか3か月、人手不足も相まって開発は相当難航したとの事。

本作が実写取り込みの写真で作られているのは、写真を切り抜くだけで作れるから。

配属されたばかりの新人も多かったようで、当時の苦悩が伝わります。

むしろ、その厳しい状況の中でも完成できたのが凄いです。

そのような状況で作られたこともあり、決して大ヒットした!とは言えませんが、

他とは一味違う個性的な格ゲーであることは間違いありません。

色物にも見えますが、実はこれが意外と面白く、技も出しやすいので格ゲー初心者でも遊びやすいです。

また、倒れた相手にダウン攻撃が出来るというのも、当時は斬新でした。

タイトーメモリーズⅡや、タイトーマイルストーン2にも収録されていますが、単体で欲しい方はアケアカ版がオススメです。

チャンタンヤラクーシャンク ザ・カレテトーナメント

1992年

ミッチェル

間合いと読み合いが肝のリアルな空手対戦ゲーム。

タイトルのチャンタンヤラクーシャンクとは空手の型の一つ。

漢字では「北谷屋良公相君」と書き、北谷村の屋良利正氏という人物から教わった型が語源らしいです。

パッと見は怪しいゲームにも見えますが、実はかなり硬派なシステムで、間合いや読み合いなど駆け引きも重要。

リアルな空手対戦なので、波動拳などの飛び技はもちろんありません。

当時の格ゲーとしてはかなり珍しい操作方法で、データイーストの往年の名作「空手道」を彷彿とさせますね。

しかし、出荷台数は少なかったようで、知名度もかなり低いです。

遊んだことがある人はもちろん、見たことも聞いたこともない!と言う人の方が多そうですね。

ナックルヘッズ

1993年

ナムコ

ナムコ初の2D格ゲーが本作。

80年代のゲーセンはナムコ作品が大盛況でしたが、90年代に入ると徐々に他社に押されてきた感がありました。

特に当時大ブームだった対戦格ゲーでは、カプコンとSNKに大きく後れをとることに。

後発の為か、本作には他社と差別化を図る個性的なシステムが多いです。

ジャンプがボタン、気合溜め、そして最大で4人対戦が可能という事も本作のウリだったそうですが、

当時はストⅡのシステムが既にスタンダードとなりつつあったので、それとは違う操作はプレイヤーにもやりにくさを与えていたようです。

実際にプレイしたフォロワーさんの話でも、

操作がやりにくかった

というコメントが多かったです。

フォロワーさんに4人対戦を数回やったことがある!という方がいましたので、一部では対戦台もあったようですが、

しかし、恐らくそれもごく少数でしょう。

実際に4人対戦した方の話によると、ハチャメチャでよく分からなかったという感想。

とあるゲーセンでは、あまりにも誰もプレイしないので、本作を無料で遊べる日があり、その日だけ友達同士で4人で遊んだ!というコメントも。

いずれにせよ評判はあまり良くはなかったようで、撤去されるのも早かったようです。

ナムコは後に鉄拳という名作が出ますが、それまでは苦労したみたいですね。

ダークエッジ

1993年

セガ

疑似3Dを得意としていたセガの斬新な格ゲー。

キャラを360°自由に動かすことが出来、視点はキャラの位置によって変化します。

迫力のある画期的な対戦が楽しめる・・・と考えて作ったのでしょうが、

実際は距離感が掴みにくい技が出にくいなど、当時の評判はあまりよくなかったようです。

立ち位置によって技の入力もコロコロ変わり操作も難しいです。

また、キャラクター同士のバランスも微妙だったという意見も。

やはりゲーセンから撤去されるのも早く家庭用にも移植されることなく、長らく人々の記憶から消えた存在でした。

私もこれまでは見たことも聞いたことも無い全く知らない作品でしたが、最近になってアストロシティミニでようやく復刻。

そこで初めて存在を知ったという方も多いでしょう。

当時は微妙だったかもしれませんが、今遊ぶと逆に新鮮で楽しいですね。

タオ体道

1993年

ビデオシステム

ファイナルロマンスなどの脱衣麻雀でしこたまお世話になった、ビデオシステムの対戦格闘ゲーム。

こちらもマイナー格ゲーとして、一部ではメジャーな作品。

3人同時対戦も可能な珍しい格ゲーで、1人プレイでCPUと対戦している時に乱入されると、CPUを含めた3人で対戦。

勝った方がそのまま続けることが出来、もしCPUが勝つとどちらもゲームオーバーになる仕様でした。

しかし、当時のゲーセンに対戦台があったかどうかも微妙なとこ。

また、初期と後期バージョンでは操作方法も少し異なるそうです。

ディズニーっぽい絵柄とぎこちない動きで、さすがに見た目から微妙な雰囲気が漂います^^;

設置店も極めて少なく、今となっては幻の格ゲーと言われているとかいないとか。

ビデオシステムらしく、脱衣格ゲーとかだったらもっと注目されていたでしょうね。

マーシャルチャンピオン

1993年

コナミ

コナミの対戦格ゲー初作品。

8方向レバー、3ボタンで操作する内容で、後発の割に比較的オーソドックスなシステム。

大きく描かれたキャラや、敵の武器を奪って使用できるシステムは斬新でしたが、

肝心の格ゲーとしては、特筆すべき点は少ないです。

残念ながら本作で話題になるのは、もっぱらレイチェルのムチムチボディ。

金髪碧眼のくノ一「レイチェル」だけの人気が突出して高く、フィギュアが発売されたり、同人誌が出たりとスゴイ人気。

私も当時はレイチェルのsiriを見るために本作をプレイしたもんです。

キャラも大きいだけに、siriの迫力も抜群でしたね。

とにかくレイチェルの下半身にしか目がいかなかったです。

ちなみにエンディングではレイチェルが水着になるそうなので、是非とも一度お目にかかりたいものですね。

レイチェルの印象が強すぎて他のキャラは全く思い出せない!という方も多いでしょう。

また、本作は知らないけど、レイチェルは見たことがあるという声もよく聞きます。

脱衣有のレイチェルを主人公とした新作が出たら、私は必ず買います!

機動戦士ガンダム

1993年

開発:アルュメ

販売:バンプレスト

人気ロボットアニメ「ガンダム」を題材とした格闘ゲーム。

これだけメジャーで人気アニメの格ゲーですから、黙っていても売れそうなものですが、

本作は見事に撃沈したそうです(-人-)

「ガンダム+格ゲー」という事で話題性も高く、初期の出回りは決して悪くはなかったそうですが、

しかし、それ以降の設置は伸びることが無く、各ゲーセンでも稼働期間は短かったそうです。

私の行きつけのゲーセンにも一時期置いていましたが、すぐに撤去された記憶があります。

格ゲーとしてはオーソドックスなシステムですが、必殺技は出にくく操作性の悪さが問題でした。

開発元のアルュメは以前ブランディアを開発して微妙な評価でしたが、まさに本作もそれと同じ。

これでストⅡ並みに中身が良ければ、大ヒット間違いなしだったでしょうが・・・。

名前だけでは決して売れないのが、当時の格ゲー業界の厳しさを物語っていますね。

ですが、本作の続編は中々面白かった思い出があります。

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