【スーパーファミコン】後期名作ゲーム特集(1996~2000)

今回はスーパーファミコンの後期にあたる

1996年から2000年までに発売されたゲームの中で、

個人的におすすめゲーム、名作ソフトについて紹介しております。

1990年代中頃になると、既に家庭用ゲーム機の座はプレステやセガサターンなどの第5世代が主流。

その頃は任天堂もNINTENDO64を発売していたので、スーファミの新作を買う子はそう多くはいなかったでしょう。

また、プレステやサターンなど安価なCD媒体のソフトと比べ、スーファミのROMカセットは高価だったというのも新作は中々買いにくかったです。

晩年は、スーファミが4000円安くなるクーポンや、スーファミターボ、ニンテンドウパワーなどの延命措置を取ってきましたが、

さすがにそれだけではユーザーを繋ぎとめておくことは厳しいです。

しかし、どのハードもそうですが、晩年になるとクソゲー率は低く、意外と知られていない名作も数多くあります。

その反面、出荷本数も少なく、今となっては中古市場価格も超高騰しているゲームも多いです。

また、晩年はローソンと共同でサービスを開始したニンテンドウパワーのソフトが2000円で遊べたというのは子供にとってはありがたかったでしょうが、

はたしてどれくらいの子が、それを利用していたか。

少なくとも、当時の私は全く知りませんでした^^;

スーファミ後期の作品は、意外と知られていない名作ゲームも多いので、

スーパーファミコン後期の名作ゲーム、おすすめソフトをお探しの方は、是非参考にしてください。

スーファミ後期名作ゲーム

 

バハムートラグーン

1996/2/9

スクウェア 11400円

空に浮かぶ島々「ラグーン」を舞台としたシミュレーションRPG。

4人一組のユニットとドラゴンで戦闘を行っていき、ドラゴンはエサを与えていくことで成長していきます。

また、幼馴染の元王女とすれ違いや失恋など、ストーリーも注目を集めました。

スーファミ後期の作品だけに、さすがにグラフィックや音楽も高レベル。

しかし、それにしても高い。。。

現代でも1万円越えのソフトなんて、超大作か超有名シリーズでなければ誰も買いませんよね^^;

スーパーマリオRPG

1996/3/9

任天堂 7500円

スーパーマリオが主人公のRPGで、開発はスクウェア。

ドラクエなどのテキストタイプのRPGというよりは、アクションRPGに近い設定。

マリオらしいアクション要素も加わり、戦闘シーンでもボタンを押すタイミングでダメージが増減します。

任天堂の人気キャラと、スクウェアのRPG技術が見事に融合しており、当時はCMも話題でしたね。

この頃スーファミが4000円安くなる、クーポン券付きのCMをやっていたことを覚えています。

マリオシリーズお馴染みのキャラも多数登場し、マリオファンには是非ともプレイしてもらいたい作品。

ルドラの秘宝

1996/4/5

スクウェア 8000円

3人の主人公を選んで世界の崩壊を防ぐ、ファイナルファンタジー風のRPG。

世界観はFFっぽいですが、言霊システムで魔法を作れるなどの特徴もあります。

それぞれの行動が他の主人公のシナリオに影響を与えていき、他のスクウェア作品とはまた一味違った面白さがあります。

3人のシナリオをクリアすると、4人目の主人公が登場し、全員でラスボスに挑むという設定。

スクウェアらしくストーリーも綺麗にまとまっており、ゲームバランスも良く遊びやすい作品。

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

1996/5/14

任天堂 7500円

スーファミ版のファイアーエムブレム第二弾で、今回も前作同様前編と後編の2部構成となっています。

前編の主人公たちの子供が後編で父の無念を晴らすという内容で、FEシリーズの中でもストーリーに定評がある作品。

後編の子供たちは、その親のスキルや能力を引き継ぐため、誰と誰をカップルにするかがとても重要。

相変わらず高難易度ですが、ファイアーエムブレムシリーズが好きな方は楽しめるはず。

スターオーシャン

1996/7/19

エニックス 8500円

エニックスのSFファンタジー風RPG。

グラフィックやBGMも素晴らしいですが今作の最も大きな特徴は、48bitROMカートリッジによる声優さんのボイス。

ハードの限界を超えたグラフィック、サウンド、高い戦術性など、

ついにスーファミもここまで来たか!

といった内容。

しかし、スーファミとしては凄いですが家庭用ゲーム業界としてみれば、やはりそれほど大きな衝撃はなかったはず。

既にプレステやセガサターンでは、それ以上のグラフィックなどを実現しており、

更に、当時はポリゴンなどの3D画像が人気でしたので、従来通りの2Dグラフィックやセリフだけでは、もはや驚きは少ないです。

これがせめてあと1年早く発売されていたら、もっと注目されたことでしょうね。

牧場物語

1996/8/9

パックインビデオ 7800円

人気の牧場経営シミュレーションシリーズ、牧場物語の第一作目。

牧場を開墾して、畑仕事や牧畜で収入を増やしていきます。

石を除去したり種をまいてせってと畑を耕し、そこで出来た作供物を売ってお金を貯めて、また新たな道具や種を買うといった流れ。

また、牧場以外にも、花嫁を選んで結婚し子供を作ったりなども可能。

生まれた子供を抱っこできるのは、シリーズの中でも本作のみ。

これ系のゲームは最初は狂ったように遊びますが、ある日突然、急に飽きますよねw

シムシティなどじっくりコツコツと拡張していくようなシミュレーションゲームが好きな方は、きっとハマるでしょう。

マーヴルスーパーヒーローズ ウォーオブザジェム

1996/10/18

カプコン 7800円

アイアンマン、スパイダーマン、キャプテンアメリカなど、マーヴェルの人気キャラクターが活躍する横アクションゲーム。

ストーリーは、インフィニティジェムと呼ばれる宝石を回収し、世界を平和に導くストーリー。

映画のアベンジャーズ インフィニティウォーとエンドゲームを彷彿とさせる内容。

カプコンらしく、アクションや操作性も良く、マーヴェル好きの方にはおススメです。

但し、中古市場価格は高め。

マーヴェラス もうひとつの宝島

1996/10/26

任天堂 6800円

3人組の少年が、島に隠された財宝を探すアクションアドベンチャーゲーム。

こちらも知る人ぞ知る名作ですね。

3人の少年にはそれぞれ特徴があり、誰をリーダーにするかで色々異なる行動が可能。

ゼルダの伝説のスタッフも開発に加わっていることもあり、どことなくゼルダに似た雰囲気があります。

子供の頃は、大冒険!というワードには惹かれたものです^^

スーパードンキーコング3 謎のクレミス島

1996/11/23

任天堂 6800円

任天堂の人気アクションシリーズ第三弾。

島の探検に出かけたドンキーとディディーの後を追い、ディクシーと新キャラのディンキーと共に冒険の旅に出発します。

ディンキーコングは水面を水切りジャンプできるので、これまでとはまた違ったアクションが可能。

また、バナナバード捜索するなど、やり込み要素も追加。

スーファミ最高クラスのグラフィック、作り込まれたステージギミックなど、スーファミ後期を彩る名作アクションゲーム。

ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・

1996/12/6

エニックス 8700円

大ヒットした国民的RPG、ドラクエⅢの初リメイク作品。

今回は新たな職業として盗賊が追加されており、この盗賊がかなり役に立ちます。

モンスターからも色々アイテムを盗んで来るので、最初から最後までずっと役に立ってくれますね。

また、すごろく場や、小さなメダル、クリア後の裏ボス登場、オルテガが復活するなど隠し要素も豊富。

ファミコン版のドラクエⅢを散々遊びつくした方も、きっと新たな気持ちでまた楽しめるでしょう。

ドラクエのロトシリーズがお好きな方にはお薦めです!

switchなどでもドラクエⅢはリメイクされていますが、残念ながらスゴロク場があるのは本作と、たしかゲームボーイ版のみ。

BUSHI青龍伝 二人の勇者

1997/1/17

T&Eソフト 7980円

日本神話をモチーフとしたRPGで、魔物に姿を変えられた少女と共に邪神の討伐に向かいます。

ローグライクゲームに少しアクション要素が加わった内容で、一般的なテキストタイプのRPGとは少し異なるシステム。

ストーリーも面白くゲームバランスも良いのですが、さすがにこの時期にスーファミの新作ソフトを買う人は少なかったでしょう。

こちらも今遊んでも十分楽しめると思いますので、興味のある方は是非一度試してみてください。

スーパーボンバーマン5

1997/2/28

ハドソン 6980円

人気シリーズ、ボンバーマンの集大成的な作品。

過去シリーズ4作品を復元した4ゾーンと、オリジナルの5ゾーンの全100ステージ楽しめます。

エンディングも、グッドエンドとバットエンドがあるのも特徴的。

ノーマルモードの他にも、みそボンドッジ、ランダムサドンデスなどのバトルゲームも追加され、一人でも大勢でも楽しめます。

やり応えもたっぷりあるので、ボンバーマンシリーズが好きな方にはオススメです。

平成 新鬼ヶ島 前編・後編

1997/12/1 ニンテンドウパワー

任天堂 3000円

前年にサテラビューで配信された、BS新鬼ヶ島を市販作として作り直し、更にファミコンディスクシステム版も追加した作品。

最初はニンテンドウパワーでしたが、後にROM版も発売されています。

サル、キジ、いぬの動物たちの過去を明らかにしていく外伝的なストーリーと、ディスクの本編、8章と9章をリメイクした話が収録。

ほのぼのとした雰囲気で、初めての方はもちろん、ディスク版をプレイした方もまた楽しめるでしょう。

星のカービィ3

1998/3/27

任天堂 4800円

人気アクションゲーム、カービィシリーズ3作目。

吸い込んだり敵や仲間の合体でコピーするシステムを踏襲しつつ、2P操作が可能なお供のグーイを呼び出すこともできます。

グーイは大事な仲間ですが、食べると体力を回復できるというちょっとシュールな設定。

現在は、switchのスーファミでも配信されています。

ファミコン探偵倶楽部PartⅡ うしろに立つ少女

1998/4/1 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

ディスクで人気を博した推理アドベンチャーのニンテンドウパワーによるリメイク作品。

グラフィックやシステム面を作り直し、より遊びやすく、より怖さもアップしています。

基本的な流れは同じですが、一部に補足やエピソードが追加されています。

ストーリーは抜群に面白いので、遊んだことが無い方は是非とも一度はプレイしてもらいたい作品。

夜の学校は、大人でも怖いですよね^^;

ロックマン&フォルテ

1998/4/24

カプコン 5800円

通常販売されたスーファミ最後のソフト。

ロックマンシリーズの番外編的作品で、敵はロックマン8のキャラが多く登場します。

特殊武器の種類も多く、操作性も良いです。

相変わらず難易度は高いですが、ロックマンファンの期待を裏切らない内容。

本作のもう一人の主人公フォルテは、オート連射、ダッシュ、二段ジャンプなどとても使いやすいキャラでした。

スーパーファミコンウォーズ

1998/5/1 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

ファミコン版でも人気だったシミュレーションゲームの第二弾。

今回は、8人の新ユニット、7人の将軍が追加。

更に、最大で4人でプレイすることが可能です。

とても分かりやすいシステムなので、シミュレーションゲームが苦手な方にもお薦め。

全44マップ、一人でも大勢でも楽しめる作品。

すってはっくん

1998/8/1 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

主人公のはっくんが、ブロックや色を吸って、ステージ上の虹のかけらを取る、ニンテンドウパワーのパズルアクションゲーム。

シンプルなルールですが、やると意外とハマります。

ブロックを出す位置、何色を使うかなど、パズル好きの方は楽しめるでしょう。

POWER倉庫番

1999/1/1 ニンテンドウパワー

任天堂

名作パズルゲーム、倉庫番をアレンジしたパズルアクションゲーム。

穴から出て来る西洋の妖怪を封じ込めるために、穴を石で塞いでいきます。

倉庫番に似ていますが、敵キャラなども登場するので、従来の倉庫番とは違った楽しさがあります。

石を動かすルールは従来通り、押すことはできても引くことはできません。

POWERロードランナー

1999/1/1 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

往年の名作パズルアクション、ロードランナーのアレンジ移植作品。

穴をあけて敵を落としてお宝を奪うだけでなく、集めたアイテムで島をどんどん開拓していけるのが本作の大きな特徴。

冒険できるのは、森、山、海と、難易度が高いオマケステージも用意されています。

ファミコン文庫 はじまりの森

1999/7/1 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

夏休みにおじいちゃんの田舎に遊びに来た少年が主人公の、ほのぼの系アドベンチャーゲーム。

夏休みを田舎で満喫する少年の話かと思いきや、物語は意外な方向へと進み、時には手に汗握る展開も。

森での不思議な出来事、夏の思い出など、優しくもあり、どこか懐かしい気持ちになります。

日々のストレス社会に従事している方、イライラモヤモヤする、という方は、

このゲームで純粋だったあの頃の記憶を、少し呼び覚ましてみてはいかがでしょうか。

ファイアーエムブレム トラキア776

1999/9/1 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

ファイアーエムブレム聖戦の系譜の外伝的作品で、1部と2部の間の話。

今作は、レンスターの王子、リーフが主人公で物語は進みます。

通常のファイアーエムブレムと比べて、兵士の疲労、怪我、体格などがあるのが大きな特徴。

また、仲間を担いだり、怪我した敵キャラを捕まえて武器を奪ったりなど、本編と比べても色々システムが追加されています。

その為、通常シリーズより難易度は高めで、時にはパズルのように頭を使う事も。

シリーズ屈指の難易度とも言われているので、ファイアーエムブレムが得意な人には是非ともプレイしてもらいたい作品。

メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット

2000/11/29 ニンテンドウパワー

任天堂 2000円

ファミコン末期に発売された、メタルスレイダーグローリーのリメイク作品。

今回は、ファミコンでは容量の都合でカットされたシーンなども追加されております。

グラフィックも向上し、戦闘時のパートナー選択も可能。

グラフィックの改良は、キャラクターデザイン担当のよしみる氏自身の手で行われています。

名作には違いないのですが、この作品はなんでもう少し早く発売してくれないんですかね^^;

動画はコチラ