今回は、スーファミで発売された
スクウェアのゲーム
について紹介していきます。
スクウェアのゲームと言えばファイナルファンタジーシリーズが有名ですが、
それ以外にも名作ゲームが色々発売されましたね。
当時ハマって遊んだ人も多かったはず。
スクウェアのスーファミソフトは数が多いので、
今回は初期から中期に発売されたゲームについてお伝えしていきます。
スクウェア好きの方は、是非見ていってください。
スーファミで発売されたスクウエァゲームその1
ファイナルファンタジーⅣ
1991/7/19
8800円
スクウェアの看板RPG、ファイナルファンタジーシリーズ第4弾。
ハードをスーファミに移したことで、グラフィックが大幅に向上。
また、カセットの容量増加により、シナリオのボリュームもアップしています。
今作から順番が回ってきたキャラが順次行動していく
アクティブタイムバトルが導入されています。
シリーズの中でも、特にストーリーに定評がある作品で、
次々倒れていく仲間達には、どこかⅡを彷彿とさせますね。
当時私もゲームショップで予約しており、発売日に友達と一緒に買いに行った、
個人的にも、非常に思い入れの強い作品です。
最終メンバーは固定でストーリーも一本道、
今の作品と比べると自由度は少なく、そこまでやり込み要素もありませんが、
ファイナルファンタジー好きの方は、一度はプレイしてもらいたいですね。
ロマンシング サ・ガ
1992/1/28
9500円
こちらも当時から評価が高かった、スクウェアのもう一つの人気RPGシリーズ。
ゲームボーイから続くSaGaシリーズの第4弾で、ロマンシング・サガシリーズの第一作目。
8人の主人公の中から自由に選ぶことができ、選んだ主人公によって物語も違います。
ストーリーがしっかり決まっているファイナルファンタジーシリーズと違い、
本作は、かなり自由度が高い内容。
一緒に旅をする仲間も、自由に選ぶことが出来、
さらに、得意武器や魔法など、どれを育てていくかもプレイヤー次第。
今でこそ自由度の高いRPGというのはよくありますが、当時としてはかなり珍しかったですね。
また、ストーリーも、プレイヤーの選択肢によって変っていきます。
アイスソード欲しさにガラハドを倒してしまい、後悔した人もきっと多かったはず。
っというか、あれはアイスソード奪ってくれ!
というフリにしか見えませんよねw
ファイナルファンタジーⅤ
1992/12/6
9800円
スーファミのファイナルファンタジーシリーズ第2弾。
スーファミソフトの国内販売本数、第8位を記録した大ヒット作。
今作では、Ⅲで登場したジョブチェンジシステムが更にパワーアップしています。
それぞれのジョブでアビリティを覚えると、他のジョブにも装着可能なのも面白かったですよね。
特に狩人の「みだれうち」を他剣士ジョブに装備させたり、
赤魔導士の「れんぞくま」を、他の魔法使いに装着させると爽快でした。
その分、習得までかなり時間が掛かるんですよね^^;
それ以外にも、敵の特殊攻撃を覚える青魔法や「ものまね」など、
後のシリーズの定番となるシステムも今作から登場。
ファイナルファンタジーらしい、クリスタルをめぐる王道ストーリーですが、
やはり、このジョブチェンジシステムが特に印象に残っています。
よく4と5でどっちが好きかで意見が割れますが、
個人的には、ストーリーはFF4、ゲームシステムはFF5が好きでした。
半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ
1992/12/19
9500円
ファミコンでも一部で大人気だったシミュレーションゲーム、半熟英雄のスーファミ版。
スーファミ版の音楽には、ドラクエでお馴染みの、すぎやま先生が担当というのも話題でしたね。
今作は劇舞台仕立の全12話で構成。
ファミコン版と違い、ステージクリア型となっています。
エッグモンスターの種類も増え、モンスターの選択も可能。
また、前作では敵はエッグモンスターを使用しませんでしたが、
今回は敵もエッグモンスターを使用していきます。
特にボス戦などは、エッグモンスターを出してようやく対等くらいの印象でしたね。
前作よりは難易度は上がり、やり応えもアップ。
しかし、シミュレーションゲームとしては、そこまで難易度は高くないでしょう。
ハデデスなどギャグも豊富で、子供でも十分楽しめるシミュレーションゲームでした。
聖剣伝説2
1993/8/6
9800円
ゲームボーイで評価の高かったアクションRPG、聖剣伝説のスーファミ版。
ゲームボーイ版のシリーズ1作目は、ファイナルファンタジー外伝とついており、
あくまでFFシリーズの派生作品的な印象でした。
しかし、今作からは、FFシリーズとは別の独立した作品となっています。
リングコマンドなども使いやすく、アクションゲームのように操作がしやすかったですね。
海外でも高い評価を得た作品で、海外のフォロワーさんからも熱いコメントが寄せられます。
本作も当時から大人気で、この頃のスクウェアはハズレがありませんでしたね。
2018年には、本作のリメイク版も発売されています。
ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト
1993/9/10
7900円
タイトル通り、アメリカ向けに作られたファイナルファンタジーの外伝的作品。
クリスタルを復活させ、世界を救出するという王道ストーリー。
後に翻訳され、日本で発売されたのが本作。
その後、欧州でも発売されますが、欧州版のタイトルはMystic Quest Legend
パーティ人数は最大で2人までと、仲間は少ないですが、
その仲間が、色々入れ替わるストーリーとなっています。
当時国内での人気がどうだったか分かりませんが、
残念ながら当時の私の周囲では、本作を遊んでいる子はいませんでしたね。
移植などは少ないですが、wiiのバーチャルコンソールでも配信されていました。
ロマンシング サ・ガ2
1993/12/10
9900円
大人気だったロマンシングサガシリーズの2作目。
七英雄と世界統一を目指す皇帝の戦いを描いた内容で、
フリーシナリオや戦闘中に技を思いついたりど、基本的には前作を踏襲。
今回は、更に陣形なども追加されています。
相変わらず自由度が高い内容で、人それぞれ攻略方法が違うのも面白いですね。
一般的な当時のRPGと違い、本作にはHPの他にLPが設定されており、
これがなくなるとキャラクターは消滅してしまいます。
このLPが重要で、普通の戦闘でも油断は出来ません。
こちらも当時から高い人気を誇った作品で、ハマって遊んだ人も多かったはず。
本作も現在はリメイク作品、
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
が2024年に発売されています。
アルカエスト
1993/12/17
8800円
こちらもスクウェアから発売されたアクションRPG。
当時のスクウェアらしくないグラフィックと設定ですが、
それもそのはず、開発は星のカービィなどでお馴染みのHAL研究所。
元々はHAL研究所から発売される予定でしたが、
HAL研究所は、経営不振により1992年に倒産。
その後、スクウェアから発売という流れとなりました。
当時のスクウェア作品は、どれもそれなりに有名でしたが、
しかし、本作に関しては、当時から全く聞いたことがありませんでした。
あまり知名度は高くなさそうですね。
ファイナルファンタジーⅥ
1994/4/2
11400円
ファイナルファンタジーシリーズ6作目で、スーファミではシリーズ最後となる作品。
前回までは王道ファンタジーRPGでしたが、今回からは機械なども登場します。
メインキャラクターも全員が主人公で、場面によって色々入れ替わるのも面白いです。
中には仲間にするのが難しい、ものまねしやモーグリ、雪男などの隠しキャラ的な存在も。
特にグラフィックが凄く、子供ながらにスーファミでもココまで表現できるんだ!
っと驚いたものです。
またグラフィックだけでなく、ストーリーも神でしたね~。
グラフィック、音楽、ストーリーなど総合的に素晴らしく、非常に評価の高い作品でした。
当時、シャドウが助けられると知らず、見殺しにしてしまい、
酷く後悔したことを今でも覚えています( ノД`)シクシク…
というか、あんなの初見で分かるはずないですよね!
ライブ・ア・ライブ
1994/9/2
9900円
主人公の異なる7つのストーリーで進む、オムニバス形式のRPG。
各キャラクターを人気漫画家が担当しているのも、当時から話題でしたね。
ちなみに幕末編は、名探偵コナンでもお馴染みの青山剛昌先生。
7つのシナリオをクリアすると、中世編、最終編のシナリオが解放されます。
最終編は好きな主人公でプレイ可能。
選んだ主人公によってエンディングが分岐するなど、やり応えも抜群。
長らく移植も復刻もされてきませんでしたが、
2022年になって、ようやくswitchでリメイク版が発売されました。
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