今回は、セガマークⅢ(SEGA MarkIII)初期に発売された
名作ゲーム・おすすめソフト
について紹介していきます。
最近は、ファミコンやスーファミ、メガドライブなど復刻ゲームが多いですが、
セガマークⅢ、マスターシステムの作品の復刻は、皆無なのが残念ですよね^^;
セガマークⅢにも名作は多いので、今後は是非とも復刻してもらいたいです。
家庭用ゲーム機のシェアは、当時は圧倒的にファミコンだったので、マークⅢのゲームを知らない!という方も多いはず。
セガマークⅢの名作ゲームをお探しの方、興味のある方は、是非見ていってください。
セガマークⅢ名作ゲーム特集その1
青春スキャンダル
1986/1/13
4300円
当時ゲーセンで人気だった、横スクロールアクションゲームのマークⅢ移植版。
さらわれた恋人を救うために、主人公のタケシがモヒカン軍団と戦っていく、いかにも昭和的なストーリー。
道中には様々なトラップや崖、火山などもあり、色々ツッコミどころが多いですが、当時としては面白い内容。
アーケード版は過去や未来に行ったりなど、様々なステージがありますが、残念ながらマークⅢ版は現代しかありません。
しかし、グラフィックや演出などは損なわれておらず、当時の家庭用ゲームとしては良移植な方だったのではないでしょうか。
ファンタジーゾーン
1986/6/15
5000円
セガを代表する人気シューティング、初代ファンタジーゾーンの移植。
後に様々なゲーム機に移植される本作ですが、最初に移植されたのはマークⅢ版から。
初移植という事もあり、当時から話題でしたね。
グラフィックや音楽などはさすがに劣化していますが、それ以外はオリジナル版同様に楽しめます。
お金の概念があり、お買い物が出来るシューティングゲームは画期的でしたね。
一部のボスは差し替えられていますが、今となっては、それがまた他の移植と違ってよいです。
本作の発売を楽しみに待っていた人も、きっと多かったでしょう。
こちらも当時から非常貳評価の高かった名作。
北斗の拳
1986/7/20
5000円
当時の人気アニメ「北斗の拳」のアクションゲーム。
道中で雑魚敵や中ボスを倒しながら、ステージのラストでボスと戦うという、
当時のアクションゲームのお手本のような内容。
原作同様の必殺技を決める演出には、多くのちびっ子が魅了されたはず。
北斗の拳と聞くとクソゲーを思い浮かべる方も多いでしょうが、セガの北斗の拳ゲームは良作品が多かったです。
ファミコン版とは雲泥の差でした。
本作に関しては、ファミコンキッズたちも、セガマークⅢΣ(゚Д゚)スゲェ!!っとなったはず。
アクションファイター
1986/8/17
5000円
こちらもアーケードから移植の、レース+シューティングゲーム。
アーケード版は、バイク、ジェットスキー、ヘリコプターなど5種類の乗り物を操作できますが、
マークⅢ版は3種類に減少しています。
しかし、それでも移植度は高く、スピード感もあって面白いです。
当時のマークⅢはファミコンと違って、アーケードゲームの移植度も高かったです。
このアーケード版の移植度の高さを、もっと全面に押し出してマーケティングを展開し、
ファミコン世代の小学生よりも、ちょっと上の世代を狙っておけば、もう少し長持ちしたかもしれませんね。
ま、後からなら何とでも言えますよね^^;
スパイvsスパイ
1986/9/20
4300円
黒と白のスパイが、秘密書類を集めて先に飛行機で脱出する対戦ゲーム。
相手の動きも見えている為、それを踏まえての駆け引きも重要。
元はATARIの8ビットホームコンピューターで発売された作品。
その評価の高さから、後に様々なゲームで発売されています。
ファミコンでも大人気だったので、ゲーム自体の知名度は高いですよね。
マークⅢ版も非常に良作品ですが、今となっては中古価格も超高額。
アレックスキッドのミラクルワールド
1986/11/1
5000円
当時のセガ人気キャラ「アレク」が活躍するアクションゲーム。
セガのマリオ的なゲームで、地上、水中、お城などステージも色々あり、
更にショップで様々な便利アイテムの購入も可能。
この頃のセガのマスコットと言えばアレクで、アレク自身にとっても人気絶頂の時期。
しかし、後にその座をソニックに奪われ、干されることになるとは、
この時のアレクはまだ知らなかった。。。。
本作は大人気でしたが、この後の続編が微妙なものが多かったのが残念。
今から遊ぶなら、switchやSTEAMなど復刻している「Alex Kidd in Miracle World DX」がオススメです。
阿修羅
1986/11/16
5000円
こちらもマークⅢでは知名度の高い、アクションシューティングゲーム。
戦場の狼やフロントライント的な内容で、銃とボンバーアローの2種類の武器を使用して進んでいきます。
元々は、当時の大ヒット映画「ランボー怒りの脱出」のゲームとして企画。
その為、北米版は版権タイトルとして発売されました。
しかし、日本版はキャラが差し替えられています。
こちらも当時から評価の高かった作品。
ハイスクール奇面組
1986/12/15
5000円
当時の人気アニメ「ハイスクール奇面組」のアクションゲーム。
奇面フラッシュの直撃を浴びて気絶してしまった千絵ちゃん。
その報復に、唯ちゃんが奇面組を見つけてお仕置きする内容。
原作の唯ちゃんはそんなことしない!っとツッコみたくなりますが、
まぁ、そこはゲームと思って割り切りましょう。
学校内に散らばった奇面組のメンバー。
まともに行っても小さくなって捕まえられないので、それぞれ捕獲のための専用アイテムを見つけるところから始まります。
こちらも当時から人気だったゲームで、アニメキャラもしっかりと描かれているところも、マークⅢがファミコンと違うところ。
ゲーム自体は中々面白いですが、慣れてくると単調になるのが残念。
スペースハリアー
1986/12/21
5500円
ご存じ、ゲーセンで大ヒットした3Dシューティングの初移植作品。
当時のゲーセンでも圧倒的高性能だっただけに、本作の移植にはそうとう苦労したことでしょう。
上司の無茶ぶりに、移植担当者もきっと頭を悩ませたはず。
そこで採用されたのが大容量のゴールドカートリッジ初の2メガビットロム。
今見るとキャラクターの重ね合わせ処理などには違和感がありますが、それでも当時のセガユーザーからは絶大な支持を集めました。
また、最終ボスの「HAYA OH」が登場したのも本作から。
セガマークⅢの中でも、最もヒットした作品。
スーパーワンダーボーイ
1987/3/22
5000円
ゲーセンで大人気だったワンダーボーイの正統な移植版。
ファミコンでは「高橋名人の冒険島」として、アレンジ移植されたことでも有名なソフトですね。
高橋名人の冒険島が100万本を超える大ヒットとなった為、当時のファミコンキッズは、むしろそちらがオリジナルと思っていた子も多かったはず。
私もそうでしたw
後にSG-1000でも移植されますが、スクロールが苦手なSG-1000ではさすがに無理があり、ほぼ別ゲーム。
そして、満を持してマークⅢで発売された本作。
追加要素として火山と砂漠のステージや、新ボスを加えた40面構成となっており、やり応えも抜群。
しかし、肝心のマークⅢ自体があまり売れなかったので、セガユーザー以外からの知名度は、低かったです。