【SEGAレトロアーケードゲーム】落ち物パズルゲーム特集

今回は、懐かしいセガアーケードゲームの

落ち物パズルゲーム

について紹介していきます。

テトリスの大ヒットで、一時期は落ち物パズルゲームが大ブームでしたね。

ゲームセンターや駄菓子屋さんで遊んだ方も多いはず。

そんな当時の懐かしい、アーケード落ち物パズルゲームについて紹介していきます。

興味のある方は、是非見ていってください。

ちなみに、セガが開発した作品だけでなく、

セガから販売されたゲームも紹介していますので、予めご了承願います。

セガ落ち物パズルゲーム特集

 

テトリス

1988年

開発:ロシアのおっさん

今更説明不要の、落ち物パズルゲームの金字塔。

作ったのはロシアの何とかって科学者のおっさんで、販売はセガから。

恐らくゲーム好きのオッサン世代は、一度は遊んだことがあるでしょう。

当時は爆発的なブームで、ゲーセンから駄菓子屋まで大人気。

大人から子供、ヤンキーからマジメっ子まで、みんな遊んでましたね。

私も子供の頃は、駄菓子を肴にヤンキー兄ちゃんのプレイを観ていたものです。

ゲーセン以外にも、後にファミコンやゲームボーイなど様々なゲーム機に移植されますが、

最初に遊んだのが、このセガ版のテトリス!

と言う人は、きっと私だけではないはず。

本来であれば、このセガ版もメガドライブに移植されてもおかしくはなかったのですが、

権利関係が複雑で、遂に移植は叶わず・・・。

このときテトリスが移植されたら、メガドライブの運命もまた変わっていたでしょう。

それくらい、当時の影響力が大きかったゲーム。

その数十年後となる、2019年発売のメガドラミニに収録された時は感動でしたね。

フラッシュポイント

1989年

セガ

大ヒットゲーム、テトリスのルールに似たアレンジ作品。

テトリスの大ヒットを受け、セガも似たような設定の落ち物パズルゲームを発売していました。

横一列揃えると消えるなど、基本的にはテトリスを同じルールですが、

本作は、特定の形に積まれたブロックの中にあるフラッシュポイントと呼ばれる光るブロックを消していくことが目的。

どんなに汚く積んでも、光るブロックさえ消せばクリアとなります。

テトリス本編に慣れると、この汚く積むのが違和感があるんですよね~^^;

スタートするとラウンドセレクトが可能で、1~90のステージから選ぶことが可能。

早くクリアするとボーナス得点が追加。

まとめて消すよりも、早く消すことが本作の重要なポイント。

テトリスに慣れると、どうしても綺麗に積んでブロックが消えてしまい、

これが原因となり、クリアタイムが遅れることも。

本作も、まぁ悪くはないのですが・・・・、

テトリスで4段一気に消したときのような爽快感はなく、やはり本家には勝てなかった印象。

出荷台数も多くはなさそうですし、今となっては本作を知っている人も少なそうですね。

コラムス

1990年

セガ

こちらは純粋にセガが開発した落ち物パズルゲーム。

セガの落ち物パズルと聞いて、真っ先に本作を思い浮かべる方は多いはず。

テトリスから始まった落ち物パズルゲームブームに、最初に乗っかった作品とも言えるでしょう。

同じ色の宝石を3つ繋げることで、消すことが出来ます。

縦横だけでなく斜めもあるのが本作の大きな特徴。

また、連鎖消しが登場したもの本作が最初。

シンプルですが当時から人気で、ゲームセンターでも毎回誰かしらがプレイしていたい記憶があります。

ゲーセンでも長期間設置されていたことから、インカムも安定して良かったんでしょうね。

ゲームがどんなに進化しても、落ち物パズルゲームの面白さだけは変りません。

今でもたまに遊びたくなる名作でした。

コラムスⅡ

1990年

セガ

セガの人気落ち物パズル2作目。

基本的なルールはそのままですが、

フラッシュテトリスのような、光る宝石を消す一人用の「フラッシュコラムス」と、

対戦コラムスの2種類あります。

また、一定時間経つと出現する「ドクロ」は、消してしまうと

床がせり上がってステージが狭くなるというデメリットがあります。

色々追加されていますが、基本的には1と同じなので1が好きな方は、本作も楽しめるはず。

前作と比べると、そこまで知名度は高くは無いかもしれませんが

対戦モードが追加されたのは本作から。

現在は、アストロシティミニやSEGA AGESなどでも復刻しています。

ぷよぷよ

1992年

コンパイル

落ち物パズルの二大巨頭と言えば、テトリスと本作と答える人は多いでしょう。

それくらい当時からゲーセンでも大人気。

実はアーケード版の前から、ファミコンディスクシステムでも発売されていました。

個人的にはその頃からハマって遊んでましたが、ファミコン版にはまだ対戦という概念はありませんでした。

また、後期作品ということもあり、ファミコン版の知名度はそこまで高くはないでしょう。

本作は、ゲーム性だけでなく可愛らしいキャラクターや、CPUと対戦前の会話なども面白かったです。

その人気の高さから様々なゲーム機に移植されましたが、どれも大人気でしたね。

当時はスーファミ版を友達と延々と遊んで、夢にまで出てくるほどでしたw

スタックコラムス

1994年

セガ

アーケード版のコラムスシリーズ3作目。

これまでのような1人でじっくり遊ぶスタイルから、本作は対戦がメインとなっています。

一人用は、トーナメント方式でCPUと戦っていきます。

従来の基本システムから、任意のタイミングで相手に攻撃を仕掛けることが可能。

ストーリー性も追加され、1人でも十分楽しめます。

しかし、ぷよぷよのようにキャラクターが可愛くないせいか、ゲーセンでの評判はイマイチ。

家庭用ゲーム機には移植されず、長らくゲーマーから忘れられた存在に。。。

2020年に発売されたアストロシティミニで、ようやく復刻しました。

ぷよぷよ通

1994年

コンパイル

大ヒットシリーズ、ぷよぷよの2作目。

本作から「相殺」「全消し」が追加され、次の次に落ちてくるぷよも分かるようになりました。

対戦時の戦略の幅も広がり、友達と遊ぶとより盛り上がりましたね。

個人的には、ぷよぷよがゲーセンでも人気になってきたのは、本作からだった印象があります。

当時は、格ゲーの合間に息抜きによく遊んだものです。

アーケード版も大人気でしたが、コンシューマー版も大ヒットで、

PS版の「ぷよぷよ通 決定盤」はミリオンセラーとなっています。

現在のぷよぷよの基本システムも、本作で固まったと言っても良いでしょう。

それくらい後のシリーズに大きな影響を与えた名作。

ばくばくアニマル

1995年

セガ

動物と、その好きな食べ物でブロックを消していく落ち物パズルゲーム。

犬なら骨、猿ならバナナを置くことでブロックを消すことが可能。

当時は非常に評価の高い作品で、雑誌などでも

最高の次世代パズルゲーム!

と紹介されたことも。

後に、セガサターンやゲームギアにも移植されています。

しかし、人気だった割に続編は作られることはなく、

シリーズは1作で終わり、今となっては知っている人も少なそうですね。