意外と知られていないかもしれませんが、実はゲームボーイでも
プラチナ殿堂入り
しているソフトが、いくつかあります。
プラチナ殿堂入りとは、1986年10月号からスタートしたファミ通の新作ゲームクロスレビューの評価で、
4人のレビュアーが新作ゲームをいち早くプレイして10点満点で評価するというもの。
合計点数が35点以上の作品は、プラチナ殿堂入りソフトに選ばれます。
しかし、一般のユーザー評価ではなく、あくまでゲーム雑誌など業界の方の評価なので、当時から賛否が分かれていましたね。
特に後半は、メーカーへの忖度もチラホラ垣間見えます。。。
が、少なくとも初期の頃は、それなりに公正な評価だった記憶がありますね。
その中で、今回はゲームボーイのプラチナ殿堂入りゲーム5選について紹介していきます。
ゲームボーイのプラチナ殿堂入りゲームについて気になる方興味のある方は、是非見ていってください。
ゲームボーイプラチナ殿堂入り 5選
35点 魔界塔士Sa・Ga
1989/12/15
スクウェア 3500円
ゲームボーイ初の本格RPGとしても有名な作品。
人間、エスパー、モンスターなど異なる種族でパーティを組み、成長の仕方もそれぞれ異なるなど、面白い設定でした。
ゲームボーイ初期の作品は、外でちょっと遊ぶ用の割とライトな使い方が多かったです。
しかし、本作の登場から家でもドップりと遊ぶようになり、私もこの辺りでACアダプターを購入した記憶があります。
当時の限られた容量で、よくここまでの名作を作りましたよね。
また、ストーリーもよく出来ており、本作をやると名作を作るのには必ずしも大容量は必要ないという事がよく分かります。
35点 不思議のダンジョン 風来のシレンGB ~月影村の怪物~
1996/11/22
チュンソフト 3900円
何度でも遊べる!と、スーファミでも大ヒットしたローグライクRPGのゲームボーイ版。
スーファミの移植ではなく完全新作なので、スーファミ版を散々遊び倒した人でも、また新たに楽しめます。
本シリーズにはハズレがなく、今やっても普通に楽しい良作品。
35点 ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド
1998/9/25
エニックス 4900円
ドラクエ6のテリーが主人公の、モンスター育成RPG。
分かりやすく言うと、
エニックス版ポケモン
といっても過言ではありません。
ドラクエシリーズでお馴染みのモンスターを捕まえて育成、配合し、より強力なモンスターへと育てていく内容です。
RPGとして普通に進めても良いですが、本作で最も熱いのが二人対戦でしょう。
育てたモンスターを友達とバトルさせるのは、ハマる楽しさでした。
35点 トレード&バトル カードヒーロー
2000/2/21
任天堂 3800円
カードヒーローというトレーディングカードゲームで対戦する、カードバトルゲーム。
カードを集め、自分だけの最強デッキを組むのが楽しいですよね。
チュートリアルも充実しているので、初めてでも分かりやすい内容。
世代ではないので、個人的にはこのゲームがそんなに流行っていたとは知りませんでした。
そういえば、当時は遊戯王などのトレーディングカードが流行ってましたね~。
38点 不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 ~砂漠の魔城~
2001/7/19
チュンソフト 4725円
ゲームボーイカラーで発売された、不思議のダンジョンシリーズ第二弾。
時系列的にはスーファミ版の後の話なので、そちらに出たキャラも登場します。
ニンテンドウ64のキャラやシステムなども取り込み、シリーズの集大成とも呼べる内容。
ゲームボーイのプラチナ殿堂入りソフトの中で、
最高得点
の作品が本作。